▲ローブ、エクスプレイに続く「第3のモデル」。初代コペンをイメージさせる丸目モデルは年央には発売されるようだ ▲ローブ、エクスプレイに続く「第3のモデル」。初代コペンをイメージさせる丸目モデルは年央には発売されるようだ

サードパーティがコペンの「ドレスフォーメーション」用のパーツを製作中!

ぴえいる(以下、ぴ):Aくん、バーゲンの季節だね。良い機会だからちょっとヤングでナウいファッションに挑戦したいんだが、どこで買えばいいのかな?
編集部A(以下、A):……痛いですよ、言葉のチョイスが痛々しい
:いや、服装さえ変えれば私だって……
A:ム・リ・ッ(キッパリ)!

……きっとそんな「ぐぬぬ」なやりとりになるんだろうなぁと思ったので、バーゲンの話はグッと飲み込みながら、前を歩くAくんに黙ってついていった。 向かったのはオートサロンのダイハツブースだ。

:えっ!? コペンだけでブースが埋まってる! 新型ムーヴとか一切ないよ!
A:パーツを交換できるコペンの「ドレスフォーメーション」に、それだけ力を入れているってことなんでしょうね。ほら、ダイハツ社製ではない、サードパーティ製がたくさん並んでいますよ
:なんかトレーラー引っぱってるのもあるよ!
A:このトレーラーを牽引しているコペンは、新潟県三条市が産学官連携で手掛けるプロジェクト「LOVE SANJO」が世界に誇る地元企業の力をアピールするために製作したそうです
:下町ボブスレーで有名になった東京都大田区をはじめ、日本の小さな企業や町工場には、まだまだ世界に誇れる技術がたくさん眠っていそうだね。そういったところがもっと参画すれば、地域活性化に繋がるかもしれないな
A:今回展示されているものはすべて市販化を目指しているそうですよ。コペンの開発担当者であるダイハツの藤下さんは、SEICOさんなら自分だけの1台も作ってくれると言ってました

サードパーティが本格参戦すれば、ドレスフォーメーション用のパーツが市場にどんどん出てくるようになるかもしれない。コペン1台あれば見た目をアレやコレやと手軽に変えられるようになると、おもしろいんだけどな~。

:しかし、いろんな人や企業が着替えを作ってくれるなんて、コペンが羨ましい……。私にも誰か、50歳には見えない阿部寛さんとか椎名桔平さんになれるような洋服を作ってくれないかな
A:ぴえいるさんは同じ1964年生まれの中でも、どちらかというと出川哲朗さんのカテゴリーですよ? お笑いタレント枠じゃないですか
:ぐぬぬ……(次会う時までに見事にドレスフォーメーションしてギャフンと言わせてやる!)

▲カスタムの匠、庄司多門氏がひとりで作りあげたコペン。「着せ替えとは、まったく違うイメージを生み出すこと」という庄司氏は、軽自動車枠の中で低重心・ワイド感を強調する ▲カスタムの匠、庄司多門氏がひとりで作りあげたコペン。「着せ替えとは、まったく違うイメージを生み出すこと」という庄司氏は、軽自動車枠の中で低重心・ワイド感を強調する
▲世界有数のショーカー製作メーカー、SEICOのデザイナー桧和田さんは「大人になっても楽しめるプラモデルのよう」と、この着せ替えシステムを大いに賞賛している ▲世界有数のショーカー製作メーカー、SEICOのデザイナー桧和田さんは「大人になっても楽しめるプラモデルのよう」と、この着せ替えシステムを大いに賞賛している
▲ダイハツ車を専門にチューニングやパーツ開発を行っているD-SPORTSは3つのコペンを披露した。つまり、コペン1台あればこれだけ楽しめるってこと。これはストリート仕様だ ▲ダイハツ車を専門にチューニングやパーツ開発を行っているD-SPORTSは3つのコペンを披露した。つまり、コペン1台あればこれだけ楽しめるってこと。これはストリート仕様だ
▲D-SPORTSのオフロード仕様。グイグイ走破できそうな力強い感じがいい ▲D-SPORTSのオフロード仕様。グイグイ走破できそうな力強い感じがいい
▲D-SPORTSのサーキット仕様。こいつでサーキットを走ったら間違いなく注目の的! ▲D-SPORTSのサーキット仕様。こいつでサーキットを走ったら間違いなく注目の的!
▲展示車の中でも異色だったのが、新潟県三条市の産学官連携プロジェクト「LOVE SANJO」チームによるコペン。軽自動車のコペンでも牽引できるようにCFRPやステンレスを使用して軽量化したカーゴトレーラーも展示していた ▲展示車の中でも異色だったのが、新潟県三条市の産学官連携プロジェクト「LOVE SANJO」チームによるコペン。軽自動車のコペンでも牽引できるようにCFRPやステンレスを使用して軽量化したカーゴトレーラーも展示していた
text/ぴえいる