トコット ▲おしゃれな街並みにもよく似合う“くすみカラー”の車をご紹介。写真は、ダイハツ ミラトコット(初代)の「セラミックグリーンメタリック」というカラー

トレンドの“くすみカラー”が車にも続々!と

「白・黒・シルバーの定番カラーはちょっと味気ない……」「でも、赤や黄色のビビッドカラーは派手すぎるかも」――そんな方にオススメしたいのが、近年じわじわと人気が高まっている“くすみカラー”の軽自動車です。

洋服やインテリアでお馴染みの“くすみカラー”は、グレイッシュで柔らかなニュアンスが特徴。かわいらしさもありつつ、大人っぽく落ち着いた印象を与える絶妙な色合いはジェンダーレスだから愛車にもぴったり。

そんな“くすみカラー”を選べる軽自動車の中から、特にカラーバリエーションが豊富な5台をピックアップしてご紹介します。
 

 

スズキ アルトラパン(現行型・3代目)

スズキ アルトラパンは、角の取れた四角いフォルムに丸目ヘッドライトがチャームポイント。まるで、お気に入りの雑貨のような「かわいい」に全振りした軽自動車。

ボディカラーはピンク系の「テラコッタピンクメタリック」・カーキ系の「トラッドカーキメタリック」・ベージュ系の「フォーンベージュメタリック」・ブルー系の「オフブルーメタリック」など“くすみ”色が多く、どれを選んでもニュアンス感がたっぷり。

アルトラパン▲写真は「テラコッタピンクメタリック ソフトベージュ2トーンルーフ」

室内も明るいベージュのファブリックが採用されるなど、くつろげるカフェ風インテリアでおしゃれです。
 

アルトラパン
アルトラパン

掲載台数は約3100台。価格は総額約30万~200万円。よりクラシカルでユニークな装いのグレード「ラパンLC」は比較的高価格帯ですが、約90万円から見つかります。
 

アルトラパン▲こちらのカラーは「フォーンベージュメタリック アーバンブラウン2トーンルーフ」

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スズキ アルトラパン(現行型・3代目)
 

ダイハツ ムーヴキャンバス(現行型・2代目)

ダイハツ ムーヴキャンバスは、箱型ボディ×丸目ライト、そしてスライドドア装備と、デザイン性と機能性を両立させた人気の「新感覚スタイルワゴン」。この2代目は、かわいらしい「ストライプス」とシックな「セオリー」という2つのスタイルで構成されています。
 

キャンバス▲写真は「ストライプス」のシャイニングホワイトパール×レイクブルーメタリック。2トーンで目をひく配色

くすみカラーは、グレー系「スムースグレーマイカメタリック」、ベージュ系「サンドベージュメタリック」、ブルー系「レイクブルーメタリック」と豊富な上、「ストライプス」ではこれらくすみカラーをベースにホワイトを合わせた2トーン仕様もラインナップ。自分らしい1台がきっと見つかると思います。
 

キャンバス▲写真は「ストライプス」のシャイニングホワイトパール×サンドベージュメタリック

価格は総額約110万~240万円。掲載台数は約3000台で、その7割以上が「ストライプス」となっています。
 

キャンバス

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ダイハツ ムーヴキャンバス(現行型・2代目)
 

スズキ ワゴンRスマイル(現行型・初代)

スズキ ワゴンRスマイルは、ワゴンRの特徴でもある広さと使いやすさ、すっきり感に、丸みを帯びたかわいらしいデザインが加わったモデル。
 

スマイル▲写真は「モスグレーメタリック」の2トーン仕様

インテリアも同様にシンプルで丸みのあるやさしい雰囲気、またカッパーゴールドのインパネカラーパネルが備わるなど上質感もうれしい1台です。
 

スマイル
スマイル


くすみカラーとしては、デビュー時からグレー系の「モスグレーメタリック」、ブルー系の「オフブルーメタリック」、ベージュ系「シフォンアイボリーメタリック」がありましたが、2024年12月の「ナチュラルユニーク」をテーマにしたマイナーチェンジでは、グレー系の「トープグレージュメタリック」、ベージュ系「ソフトベージュメタリック」、ブラウン系「トーニーブラウンメタリック」といった新色も加わって一層充実。2トーン仕様も用意されています。
 

スマイル▲写真は2024年12月追加の新色「トープグレージュメタリック」の2トーン仕様
スマイル▲写真は「トーニーブラウンメタリック」。こちらも2トーンでおしゃれ

中古車掲載台数は約1300台、総額約90万~230万円の価格帯で流通しています。

「モスグレーメタリック」「オフブルーメタリック」「シフォンアイボリーメタリック」などは、同じくスズキの「スペーシア」にも用意されているので、もっと背が高いスーパーハイトワゴンがいい場合はそちらもチェック!
 

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スズキ ワゴンRスマイル(現行型・初代)

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スズキ スペーシア(現行型・3代目)
 

日産 ルークス(現行型・2代目)

日産 ルークスは、広い室内、便利で快適な使い勝手、誰もが楽しい移動空間、そして先進の安全性能がうれしいスーパーハイト軽ワゴン。
 

ルークス▲写真は2023年6月のマイナーチェンジで追加されたカラーの「ソルベブルー」

スライドドアの開口幅は余裕の650mm、車体下に片足をかざすだけで開閉できる「ハンズフリーオートスライドドア」を両側に採用しているのも魅力です。
 

ルークス
ルークス

2023年6月のマイナーチェンジではフロントデザインを一新するとともに、グレーがかった空色の「ソルベブルー」やベージュ系の「フローズンバニラパール」、パープル系「シルキーライラックパール」も加わりました。

掲載台数は約5700台、価格は総額約60万~260万円。ルークスはベーシックな「ルークス」と存在感のある「ハイウェイスター」という2つのタイプで構成されますが、流通する7割以上が「ハイウェイスター」で、高価格帯の多くはプロパイロットを備えたハイウェイスターとなっています。

ルークス全体の流通量は多いのですが、くすみカラーの流通量は少なめなので、気に入ったカラーを見つけたらお早めに。
 

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日産 ルークス(現行型・2代目)
 

ダイハツ ミラトコット(初代)

ダイハツ ミラトコットは、角ばったフォルムとミニマルなフロントフェイスが特徴で、“がんばらないおしゃれ”を体現したような軽セダン。車両感覚がつかみやすく、死角の少ないパッケージングで、初心者さんでも安心して運転できます。
 

トコット▲写真はやわらかいグリーン系くすみカラーの「セラミックグリーンメタリック」

グリーン系の「セラミックグリーンメタリック」、ブルー系の「サニーデイブルーメタリック」、ピンク系「ジューシーピンクメタリック」、ベージュ系「サンドベージュメタリック」といったくすみカラーの展開が多く、どこかレトロな雰囲気が漂うかわいいデザイン。
 

トコット▲さわやかな印象の「サニーデイブルーメタリック」

内装も座面が茶色で背もたれがベージュのシートや、陶器のような質感のインパネなど“くすみカラーファン”の心をくすぐります。
 

トコット
トコット

中古車掲載台数は約700台、価格は総額約40万~150万円。この価格帯でも、衝突回避支援システム「スマートアシストⅢ」搭載の「SAⅢ」と付くグレードが多く選びやすいのもうれしいポイントです。
 

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ダイハツ ミラトコット(初代)
文/竹井あきら 写真/スズキ、ダイハツ、日産
※記事内の情報は2025年6月18日現在のものです。
竹井あきら

ライター

竹井あきら

自動車専門誌『NAVI』編集記者を経て独立。雑誌や広告などの編集・執筆・企画を手がける。プジョー 306カブリオレを手放してからしばらく車を所有していなかったが、2021年春にプジョー 208 スタイルのMTを購入。近年は1馬力(乗馬)にも夢中。