ホンダ Bセグメントクロスオーバー予想イラスト|ニューモデル速報

3代目フィットをベースに開発されたヴェゼルが登場したのは2013年暮れのこと。早くもホンダは、同じカテゴリーへ投入する新モデルの開発を進めているという。

ヴェゼルとは別タイプのBセグメントクロスオーバーとは?

ヴェゼルではカバーできないユーザー層に向けたモデル

ヴェゼルは、グローバルコンパクトカーとして日本以外のアジアや北米など、世界のほぼすべての地域に投入される計画だ。その同じカテゴリーに、新たなBセグメントクロスオーバーを開発しても、そのコンセプトやターゲットは重複しないようだ。

ヴェゼルはコンパクトカーながら内外装の質感にこだわったほか、電子制御パーキングブレーキやシティブレーキアクティブシステムなど、上級車顔負けの装備が与えられている。価格もハイブリッドの最上級モデルでは275万円オーバーだ。

それに対して、開発が進んでいる新型SUVは、コストパフォーマンスを重視する先進国のユーザーや、これからモータリゼーションが本格化する新興国を狙った低価格モデルである可能性が高い。もちろん、これは現時点での予想にすぎないので、この予想と違う新型車を出してくることもありうるが。

パワートレインなどの全容は明らかになっていないが、一部の地域では開発中の1L直3直噴ターボが搭載されるだろう。いわゆるダウンサイジングターボで、欧州向けの次期シビックから採用が始まるエンジンだ。新型クロスオーバーの登場は2017年以降の予定だ。

※2014年4月15日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

世界戦略車として投入されたコンパクトSUVがホンダ ヴェゼル。新型SUVはヴェゼルよりも小さく、より安価な車として投入される可能性が高い

世界戦略車として投入されたコンパクトSUVがホンダ ヴェゼル。新型SUVはヴェゼルよりも小さく、より安価な車として投入される可能性が高い

スクープしたSUVには、1Lの直3ターボが搭載されるだろう。このエンジンは、1.5L NAの後継ユニットとして広く使われる見通しだ

スクープしたSUVには、1Lの直3ターボが搭載されるだろう。このエンジンは、1.5L NAの後継ユニットとして広く使われる見通しだ

予想発表時期2017年以降
全長×全幅×全高4200×1700×1650(mm)
搭載エンジン1L 直3ターボ
■Photo&Text/マガジンX編集部