GT-R永遠のライバルたち 【今週のイチオシ検索】
2007/11/09
■ライバルなくしてGT-Rは語れない
GT-Rは確かに貴重な存在である。それは誰もが認めるはずだ。レースで勝つことを宿命付けられ、その宿命をまっとうし、そして今年のモーターショーで最新型のR35GT-Rとなった。レースでの輝かしい成績、世界各国に散らばる熱狂的なファンの存在。
GT-Rの功績は称えなければならない。しかし、GT-Rが日本を飛び越えて世界でも名を轟かせる一台となったのは、数々のライバルの存在があったからに他ならない。ライバルの存在なくしては、今のGT-Rはなかったとも言える。
今回は、そんなGT-Rのライバルにスポットを当てた。’64年に開催された第2回日本グランプリでのポルシェとの死闘、国内JGTCでのスープラ、NSXとの三つ巴決戦など、レースシーンにおいてはさらにライバル関係が際立つことになる。そのほかにも、ランエボやインプレッサSTI、RX-7など、レースシーンのみならず“宿命”の二文字が似合うライバルばかりである。
その中から、特にGT-Rとの因縁の深いライバル関係にあった3車種を紹介する。
●PORSCHE 911/ポルシェ 911(993型)
今なおファンの多い最後の空冷ポルシェポルシェ911最大の特徴は、シリンダーを寝かせた水平対向6気筒エンジンと、これを後輪車軸後方に搭載するRR(リアエンジン・リアドライブ)レイアウトだ。’94年から正規導入されたこの993型は、性能はもとより音でオーナーを魅了する最後の空冷ポルシェで、ポルシェの中でも名車中の名車である
●TOYOTA SUPRA/トヨタ スープラ
トヨタの最高峰GTカー2代目スープラはまさしくトヨタを代表するGTカーとなった。ボディデザインは先代のイメージをどこか残しながらも、3ナンバーサイズをフルに生かして、張りつめた筋肉と骨格を思わせるマッチョなスタイルに変身。ドライバー側に傾けられたメーターパネルなど、GTカーにふさわしい演出がされている
●HONDA NSX/ホンダ NSX
世界でも類を見ないスーパースポーツ軽量なオールアルミ製モノコックボディをまとったミッドシップレイアウトの2シータースポーツカー。国産車で純粋に“スーパーカー”と呼べるのは、このNSX一台だけと言っても過言ではない。また、レーシングカーのチューニング手法を用いてさらに性能を高めたNSX-Rというレーシンググレードも存在する
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
GT-R永遠のライバルたち 【今週のイチオシ検索】/旬ネタ
あわせて読みたい
- 先代BMW 3シリーズ(F30型)を買うなら、総額150万円以下が狙い目だ!
- 9年連続エンジン・オブ・ザ・イヤー2.0~2.5L部門賞を受賞した「2.5L直列5気筒TFSIエンジン」搭載の狙い目モデル3選
- 閑静な住宅街に潜む、跳ね馬と闘牛がいるガレージ【EDGE HOUSE】
- 【名車への道】’14 BMW i8
- アルピナマジック!~大人の車好きがたどり着く、ひとつの極致~【カーセンサーEDGE7月号】
- 本場ドイツの名門レース「DTM」が、再び注目を集めるワケ!【EDGE MOTORSPORTS】
- 残された時間はあとわずか!? 「大排気量エンジン×MT」という歓びを味わえるオススメモデル
- 手ごろなライトウェイトFRスポーツだったマツダ ロードスター(2代目・NB型)も値上がり傾向。狙うなら今しかない!
- 【試乗】新型 BMW 2シリーズ グランクーペ│前輪駆動で室内空間向上も、今までとは一味ちがう鋭さの増した駆け抜ける歓びを備えた1台!
- アマチュアからの人気が高い量産車ベースのカテゴリー「GT4」、GT3とは違うその魅力とは?【EDGE MOTORSPORTS】