トヨタ カローラクロスフィールダー予想CG|ニューモデル速報

トヨタの看板コンパクトセダン/ワゴンといえばカローラだ。しかし、ロングセラーゆえにユーザーの年齢層上昇に頭を悩ませている。そこで、若年ユーザーをひきつけるモデルを準備しているようだ

若者をターゲットにしたカローラの新たな派生モデル

国内のSUV文化の敷居を下げる戦略モデル

マイナーチェンジを待たず発売から1年3ヶ月でカローラハイブリッドが導入されることは、File No.154でも紹介したとおり。これの目的は、ブランド力の向上とハイブリッドブームへの便乗で、上昇したユーザーの年齢層を引き下げることではない。

そこで若者向けに用意したモデルが、クロスフィールダーだ。フォルクスワーゲン クロスポロのように、カローラフィールダーをベースに樹脂パーツなどで装飾しSUV風にしたモデルとなる。

まっ先に目を引かれるのは、ボディ下部を力強く見せながらアクティブな印象をかもし出す、別色スポイラー&フェンダーモールだろう。シルバーに塗装され、結果的にツートンボディが完成する。全幅は1700mmを超えて、3ナンバー幅になる可能性が高そうだ。

また、ツートンボディにあわせてドアミラー、ドアハンドル、ルーフレールもシルバー調にコーディネイトされる。ハッチゲートでは、リアコンビランプの拡大が見逃せない。これは、ベースとなるカローラフィールダーにも適用されるかもしれない。

インテリアにも手が加えられる。ラゲージスペースは、防水性が高く、水拭きも可能な樹脂製に変更される公算が大。シート表革も撥水加工または剛性素材が用いられるなど、アクティブユースに耐えうる装備となる。

登場は2015年初春が予定されている。

※2013年7月25日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

別色のフェンダーモールやルーフレール、ドアハンドルなど、ツートーン化によりアグレッシブな雰囲気が演出されるクロスフィールダー

別色のフェンダーモールやルーフレール、ドアハンドルなど、ツートーン化によりアグレッシブな雰囲気が演出されるクロスフィールダー

写真は現行のフィールダー。ユーザーの年齢層をいかに引き下げるか、対策は急務といえる。クロスフィールダーがその重責を担えるのか興味は尽きない

写真は現行のフィールダー。ユーザーの年齢層をいかに引き下げるか、対策は急務といえる。クロスフィールダーがその重責を担えるのか興味は尽きない

予想発表時期2015年1月
全長×全幅×全高4390×1715×1530(mm)
搭載エンジン1.5L 直4ほか
■Photo&Text/マガジンX編集部