日産 スカイラインと聞くとクーペやセダンを思い浮かべる方がほとんどでしょうが、現在はSUVモデルも存在します。そこで今回は、クーペの美しいスタイルとSUVの高い実用性を融合させたクロスオーバーモデル、日産 スカイラインクロスオーバーをご紹介します。

同車が登場したのは、2009年7月。ボディタイプはSUVながら、スカイラインらしい、優れた運動性能を備えています。

エンジンは3.7L V6の「VQ37VHR」を搭載。最高出力は330馬力、スポーツカー顔負けの動力性能です。また、大排気量エンジンながら高回転(7500rpm)まで回るため、NAエンジン(自然吸気)ならではのリニアな反応も楽しめます。

そのパワーを受け止めるのが“Nアイドル機能”を備えた7AT。これはDレンジで停車しドライバーに発進意図がない場合、駆動力を伝えず、燃費を向上させるシステムです。動力性能だけでなく、実はこういったエコなシステムも搭載しているのです。

インテリアは高級セダンのようなくつろぎの空間を実現。質感高い素材や、乗員を優しく包み込むデザイン、自然な姿勢で操作可能なセンターパネルなど、扱いやすくゆったり過ごせる車内空間となっています。

そんなスポーツカーのような走りと高級車のような内装を備えたスカイラインクロスオーバーも、初回車検による買い替え需要が進んだのか、いよいよ200万円を切る中古車が登場してきました!

見つけたのは走行距離9.2万km+修復歴なしの370GTで、車両本体価格は188.9万円(1月15日現在)。新車価格が420万円なので、半額以下で買うことができます。ちなみに流通量は全国で30台前後ですが、100万円台の中古車は1台のみ(同日現在)。狙うなら早めに動きたいところです。

他にも、車両本体価格229万円で走行3.8万kmという物件も存在しました(同日現在)。予算が許すならこちらを狙うのもオススメです。現在はエコカーが人気なので、こういった大排気量モデルはおいしい存在となっています。エコカーブームがひと段落する前に、ぜひ手に入れてみてはいかがでしょうか。

Text/金子剛士

SUVでありながら、スポーツカーのような流麗なボディラインを実現。フロントからリアフェンダーに流れるラインが特徴

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ブラウンの内装には高級材であるカーリーメイプルを採用。表面にはバイオリンのようなグラデーション塗装を施し、華やかさを表現している

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SUVならではの大容量ラゲージで、収納スペースは十分。6:4分割可倒式のリアシートはリモコンで操作ができ、簡単にシートアレンジできる

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