調査報告書 2012年10月
File No.147

ホンダ フィット4ドア

※2012年10月4日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

ホンダ フィット4ドア予想イラスト|ニューモデル速報
ホンダ フィット 現行モデル|ニューモデル速報ホンダ フィットアリア|ニューモデル速報

Photo/マガジンX編集部

仕向け地ごとにパワートレインを使い分け

相変わらず、高い人気を保ち続けているホンダのエントリーモデル、フィット(写真右上)。ホンダの看板車種にまで成長したコンパクトモデルの次期型に関する最新情報をお届けしよう。

現在、鋭意開発中の次期フィットだが、低燃費競争に打ち勝つべく、ガソリン登録車トップの三菱ミラージュを脅かす秘策が練られているようだ。まず2013年初夏にハッチバックが発表される。

様々な派生車も開発されている模様で、ハッチバック登場後の2013年秋にはフィットをベースとするコンパクトSUVが登場する。そして、本稿の主役である4ドアセダン(写真左)が同年末にお目見えとなるようだ。初代フィットでラインナップされたフィットアリア(写真右下)の再来といえる。

シビックの国内撤退を受ける形となるが、安くて小さいセダンを求める需要は日本市場では少ない。そこで、ホンダは次期フィットセダンをハイブリッド専用車に仕立てる策に打って出る。1.5L+IMA、さらには開発中のツインクラッチミッションを組み合わせることで、燃費性能も抜群のセダンとなるだろう。

世界戦略モデルとなるフィットセダンは、世界各地の現地需要に合ったパワートレインが用意される。ガソリン価格が急騰しているインドではディーゼル+6速MT仕様を。タイではCNG(とガソリンのバイフューエル)+CVT車を。ブラジルではガソリンとバイオエタノールの両方が使える仕様が用意されることになりそうだ。

以上