VWポロ【オススメ銘柄】
2012/03/22
今週の注目銘柄:VW ポロ
■高い安全性能や質感でクラスをリードする
3代目のVW ポロは2009年10月に登場。コンパクトカーながら、高級車と同様のレーザー溶接や高張力鋼板の採用によりボディ剛性の向上と軽量化を行った。目に見えない部分まで徹底的にこだわった結果、クラス水準を超えるクオリティを実現している。主力エンジンは当初1.4L直4DOHCだったが、2010年6月に高出力と低燃費を両立した1.2L SOHCターボTSIエンジンに変更。9月にはターボとスーパーチャージャーという2つの過給器を組み合わせた1.4L直4DOHCツインチャージャーエンジン追加し全部で3種類に。組み合わされるミッションは素早いシフトチェンジでスムーズな加速が得られるVW独自の7速DSGとなる。合計6個のエアバッグやESPを標準装備するなど高い安全性能も魅力だ。
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■流通台数が増加し値落ちが進んでいる
グラフの分析結果は
価格 | 3ヵ月前の平均価格は172万円で1月末までは横這いで推移。しかし2月に入ると値落ちしはじめ短期間で165万円まで下落 |
台数 | 昨年末までは120台程度だったが、年明けから150台近くまで増加している。一度は落ち着いたものに最近再び増加傾向に |
距離 | 12月の時点で平均走行距離は約8000kmだった。その後、走行距離の進んだ物件が増えた影響で1.1万kmまで延びている |
2009年10月に登場したポロ。登場から約2年半が経過したものの、まだ内外装の変更などは行われていない。2010年6月に搭載エンジンの変更に伴いグレード構成を変更。従来は1.4L直4DOHCエンジン搭載のモノグレードだったが、ダウンサイジングし1.2L直4SOHCターボのTSIエンジンに変更。グレードはスタンダードなコンフォートラインと充実した装備が魅力のハイラインの2グレードを設定。続く9月は1.4L直4DOHCツインチャージャーエンジンを搭載したスポーティグレードのGTIを追加している。
■燃費は国産車に引けをと取らないTSIエンジン搭載車
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新車時価格が200万円スタートのVW ポロ。同じクラスの国産コンパクトカーと比べるとかなり高額に感じるかもしれない。しかし現在、2010年6月に登場した1.2L TSIエンジン搭載のコンフォートラインの値落ちが順調で、中古車の平均価格が169万円まで下がっており金額差はグッと縮小している。ズバリ狙い目はこのグレードだ。気になる燃費性能もコンフォートラインは10・15モード燃費は20km/Lを達成しており国産車に引けを取らない。しかも国産コンパクトカーでは装着されるグレードが限定される横滑り防止装置のESPが標準装備されており安全性能では大きくリードしている。流通している物件の半数近くはこの1.2TSIコンフォートラインなので、今ならじっくり選ぶことができる。
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