調査報告書 2011年11月
File No.105

トヨタ プリウス

※2011年11月17日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

トヨタ プリウス|ニューモデル速報
トヨタ プリウス リアコンビランプ|ニューモデル速報トヨタ プリウス インパネ|ニューモデル速報

Photo/マガジンX編集部

予想発表時期2011年11月29日
●全長x全幅x全高:4480×1745×1490(mm)
●搭載エンジン:1.8L 直4+モーターほか

マイナーチェンジで質感を大幅に向上

2009年のデビューから2年が経過し、全世界での販売台数が100万台を超えたハイブリッドカーの3代目プリウスに、マイナーチェンジが施されるようだ。今回の変更では、上質感の演出に力が注がれるようだ。

エクステリアでは、フロントバンパー内のエアインテーク部にフォグランプを内蔵。さらに、このロワグリルの色がブラックMに変更される。上級グレードでは、要望の多かったHIDヘッドランプが、LEDポジションランプとともに採用となった。

リアではコンビネーションランプのデザイン(写真右上)が一新された。2本のライン状にデザインされた赤レンズによるテール&ストップランプが、スポーティなイメージを演出している。歩行者に対する配慮から、発進時から約25km/hに達するまで作動する車両接近通報サウンドも新設された。

インテリアでは、インストルメントパネルのカラーが、ミディアムグレーに代わってブラックモノトーンが新設される。シルバーに塗られているパーツの輝度も高められ、黒とシルバーの明暗がはっきりしたコントラストの強いコクピットに仕立てられる。さらに、メーターパネル内のエネルギーモニターの階調を、4段階から16段階に引き上げることで、視認性と質感の向上が図られた。

走りの質感も高められている。操安性に効果のあるフロアブレースの形状を変更。エンジンのフリクションロス低減や、空調の制御を見直すことで、実用燃費が3%ほどアップするようだ(カタログ数値に変更はない)。また、吸音材の面積拡大と遮音シートの追加で静粛性も向上される。マイナーチェンジの発表は、11月29日になる模様だ。

以上