調査報告書 2011年9月
File No.099

トヨタ プリウスC

※2011年9月29日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

トヨタ プリウスC インパネ 予想イラスト|ニューモデル速報
トヨタ プリウスC テスト車|ニューモデル速報トヨタ プリウスC テスト車 リアビュー|ニューモデル速報

Photo/マガジンX編集部

予想発表時期2011年12月
●全長x全幅x全高:3880×1690×1500(mm)
●搭載エンジン:1.5L直4+モーター

トヨタのエントリーハイブリッドは、JC08モード燃費:37km/L

スクープ!で再三に渡ってお伝えしてきた、トヨタのヴィッツ級ハイブリッド専用車プリウスCだが、いよいよ発売が近づいてきている。最新のスクープ情報をお届けする。

軽くおさらいをしておくと、プリウスCとはヴィッツのシャーシに先代プリウスのハイブリッドシステムを搭載。軽量なボディを活かして、燃費性能でこのサイズに登場してきたライバル達を引き離すエントリーハイブリッドの任を負うモデル。

今回スクープ班がキャッチしたのは、インパネのデザインだ。予想イラスト(写真左)をご覧いただくと、プリウス譲りのセンターメーターが採用されていることがわかるだろう。スピードメーターはデジタル表示で、タコメーターはない。ハイブリッドファミリーの一員にふさわしい未来感が演出されることになる。

ただしシフトレバーにおいては、プリウスやSAIなどに用いられる軽いタッチのエレクトロシフトマチックではなく、ヴィッツと同じゲート式シフトになる模様。どうやらエレクトロシフトマチックは、原価が高すぎて採用が見送られることになるようだ。また、パーキングブレーキも足踏み式は採用されず、オーソドックスなレバー式にすることでコストが抑えられる。

また、今回量産版の写真も入手した(写真右上下)。厚い偽装に覆われているが、エンブレムが備わる中央部分のみが湾曲しているエンジンフード開口部や、逆三角形のヘッドランプ、リアからの眺めでは、空力特性に配慮して大きく傾斜がつけられたAピラーなどが見てとれる。空力を追求したこともあり、燃費はJC08モードで37km/Lを実現するという。

以上