調査報告書 2011年8月
File No.093

レクサス GS

※2011年8月4日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

レクサス GS|ニューモデル速報
レクサス GS サイドビュー|ニューモデル速報レクサス GS 現行モデル|ニューモデル速報

Photo/マガジンX編集部

フォーマルテイストが強まって品格向上

スポーティな高級車としてアダルトな雰囲気をかもし出しながらも、レクサスのラインナップの中で「IS以上、LS未満」という中途半端なポジションに甘んじているGS。次期モデルで巻き返しはなるか!?

今回初めてスクープ班は、確定ボディをまとった次期GSの雄姿をキャッチした。擬装は重いが、スクープ写真でわかった最大のニュースはリアドアのウインドウ形状だ。LSやISと同じ鋭利なデザインに変更されている(写真右上)。

写真右下の現行モデルと比較すればご理解いただけると思うが、このドア形状の変更によって、後席の乗降性が大幅に改善されることになるだろう。また開放感や視認性がかなり向上されることは、間違いない。前席2名が優先されるパーソナルセダンから、ショーファードリブンにも適する重厚感が与えられそうだ。

もう一つの変化は、擬装ネットで覆われたフロントマスクにも見られる。奥に潜んでいるヘッドランプは、アリスト時代から続く伝統の4灯デザインではなく、一般的な異形タイプに変更されている。また、スポーティな印象を強めていたスラントノーズもトーンダウンされ、LSに近い正統派のセダン顔に近づく模様。

また次期GSは、9年ぶりに刷新されるFR系プラットフォームを採用した第1弾の車となる。このプラットフォームは後々クラウンやISにも用いられる予定。発売は2012年初頭が予定されている次期GSだが、発表は目前に迫っている模様。どうやら2011年8月18日に米国・カリフォルニア州ぺブルビーチで行われるコンクール・デレガンスが、アンベールの舞台となるようだ。

以上