ウィンタースポーツに使えて走れる
心強いパートナー

あっという間に猛暑と秋が通り過ぎ、いよいよ冬がやってきます。スキーやスノボといったウィンタースポーツの季節です。たくさんの荷物を積んで出かけられる、雪山に強い味方は4WD車。というわけで予算200万円以内でも狙える、コストパフォーマンスの高い4WD車をピックアップしてみました。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。現行モデルも数多くランクインしました。


第10位は日産エクストレイル(現行)。ようやく100万円台で買えるようになりましたが、旧型の中古車相場と比べると約2倍・・・。初代、現行モデルともに希に見る大ヒット作で、現行モデルともなればこの相場もしょうがないのかもしれません。見映えにこだわらないのであれば、旧型を狙うのもアリだと思います。大きすぎず、小さすぎず、適度にパワフルなエンジンで、日本の道路事情にピッタリです。ラフに使うのがカッコいい車です。


第9位はホンダCR-V(現行)。オンロードでの走りは、低重心でセダン顔負けかもしれません。この手の都会派SUVのなかでは珍しく、“高級”路線に進化することで、旧型に感じられた安っぽさを排除しています。それでいて高級一辺倒ではなく多彩なシートアレンジや室内の広さが、使い勝手の良さをもたらしています。4WD仕様車は「リアルタイム4WD」と呼ばれる機構で、通常は燃費を稼ぐFF走行をし必要に応じてリアにトルク配分を行うものです。


第8位は三菱パジェロ(現行)。かつて日本が誇るクロカンの代表格といえばパジェロでしたが、今では忘れられた存在になりつつあるかもしれません。モノコック構造に4輪独立サスペンションは、現代のSUVっぽい走りを満喫できます。三菱最高峰のクロカンですから、新車時価格はそれなりに高いものです。しかも現行モデルとあってさすがに200万円以内で狙えるのは、ショートボディです。大人5名がちゃんと座れるので、ショートボディで十分だと思います。


第7位はMクラス(旧型)。200万円以内で狙える中古車、出ては売れる状況なので虎視眈々と狙っている人は多いのかもしれません。M・ベンツMクラス旧型後期モデルと同じような予算で狙えるんだから、しょうがないですね。5.5LのV8エンジンの不必要なまでのハイパワーこそが、至極の贅沢。かつてセレブが愛した車の魅力を、手軽に味わえるという点でもオススメです。ヘビー級のMクラスを怒涛のトルクで走らせる大排気量の醍醐味、ハマります。


第6位はBMW X5(旧型)。高級SUVブームの火付け役です。セダンと遜色ない走りをSUVに持ち込んできた点では、パイオニアと呼べるでしょう。それでいて悪路走破性まで与えられているんです。旧型になったとはいえ、今でも現役バリバリです。現行モデルよりも一回り小さいので、旧型のほうが日本の道路事情にはピッタリかもしれません。内外装は一目でBMWとわかるデザインになっている点はさすがです。デートカーとしても威力を発揮!?

Report / 古賀 貴司