Report / 古賀 貴司

ロングドライブすることを前提に選んでみました

もうすぐ夏が来て、お盆休みがやって来ます。帰省する人も多いことと思います。帰省につきものなのが、長距離ドライブ。そんなシチュエーションを思い浮かべながら10台ピックアップしてみました。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。こうしてみるとコストパフォーマンスに優れた車は多いものです。

第10位はトヨタエスティマ(旧型)。定番中の定番です。エスティマに限らずミニバンは広いし、ドライバーの視界は広いし、渋滞しがちな週末には最もくつろげる車の一つと言えるかもしれません。エスティマをオススメする理由は、販売台数が多かったゆえに中古車相場がいい感じにこなれていることです。新車時のオプションがたくさん付いているものを狙えば、相当お買い得感があるでしょう。帰省先でもたくさん人を乗せることができますし、使い勝手抜群。

第9位は日産ティアナ(旧型)。“モダンリビング"のコンセプトは、デビューからしばらくたった今でも味わいが残っています。特にリアシートに座る人は、快適に帰省を楽しむことができるでしょう。そういう意味でコストパフォーマンスは高いです。渋滞してもくつろげますし、帰省ラッシュを避けて走ったらリビングルームが移動しているような感覚すら覚えるかもしれません。走りは思いのほか軽快で、2.3Lエンジンでも不満を覚えないほどです。見逃していませんか?

第8位はホンダCR-V(旧型)。日本での人気はイマイチのようですが、海外での売り上げは好調なCR-V。目新しさこそ少ないですが、都会派SUVの王道を歩んでいるような車です。何気に軽快に走りますし、そこそこに広いですし、燃費も思いのほか優れています。この夏の帰省時には4WDの恩恵を実感することはないでしょうが、雪道を走ってみれば優れた4WDシステムに驚くことでしょう。しかも100万円台前半から狙えるって、かなりお買い得感があると思います。

第7位は日産セドリックセダン(絶版)。ハイヤーやタクシーとしての需要が高いセドリックセダンですが、覆面パトカーとしても各地の高速道路で活躍しています。それだけ高速道路での威力は抜群ということです。フツーに追い越し車線を走っていても、前の車が道を譲ってくれます。後席の快適性を重視した足回りは、面白いほどフニャっとしています。それでも荷重移動をしてやれば、思いのほか曲がってくれます。ノスタルジーに浸れる、という意味でも面白い車です。

第6位はM・ベンツCクラス(旧型)。100万円台で狙えるようになった今こそ、ぜひ購入をオススメしたい一台です。CクラスはM・ベンツラインナップにおける最小セダン。“小ベンツ"なんて呼び方をする人もいますが、実によくできているんです。高速走行をすれば、疲れ知らずの走りに感動すら覚えるかもしれません。ベストバランスは2.6Lエンジンを搭載したC240でしょうが、C180だって不満はありません。従来のM・ベンツより若々しいですが、質実剛健さは健在です。

木曜日には第5位から1位を発表します。

フォトコレクション

写真:第10位:トヨタエスティマ(旧型)|なんでもベスト10

第10位:トヨタエスティマ(旧型)

写真:第9位:日産ティアナ(旧型)|なんでもベスト10

第9位:日産ティアナ(旧型)。

写真:第8位:ホンダCR-V(旧型)|なんでもベスト10

第8位:ホンダCR-V(旧型)

写真:第7位:日産セドリックセダン(絶版)|なんでもベスト10

第7位:日産セドリックセダン(絶版)

写真:第6位:M・ベンツCクラス(旧型)|なんでもベスト10

第6位:M・ベンツCクラス(旧型)