100万円台でも立派な輸入車生活ベスト10≪前編≫ 【なんでもベスト10】
カテゴリー: クルマ
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2009/07/06
リーズナブルに始められる個性派カーライフ
国産コンパクトカーを新車で買うような予算で、輸入車選びをしてみました。100万円台では大したものは狙えないと思いきや、バラエティ豊かな車が選べるんです。というわけで、リーズナブルかつ濃い車をご紹介してみます。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。きっとあなたのカーライフに新たな1ページが開かれることでしょう。
第10位はM・ベンツEクラス(旧々型)。100万円台とはいえセダンのみならずステーションワゴンモデルも、はたまたAMGモデルまで狙えます。大排気量ゆえに維持費はそれなりにかかりますが、トルクにモノを言わせた迫力ある加速は、M・ベンツらしからぬ良い意味での下品さがやみつきに。フツーのセダンでも、100万円台で程度の良い後期型が狙えます。国産コンパクトカーを新車で買う予算と同じなのに、得られるモノとは別ものの走りと快適性に、きっと驚かされることでしょう。
第9位はVWニュービートルカブリオレ(現行)。ニュービートルの兄弟車とはいえ、4シーターオープンカーで新車時価格は300万円オーバーでした。それが100万円台で狙えるようになってきました。価格的にも魅力が感じられますが、やはり4シーターオープンという非日常性がオススメする理由です。大人4名乗車が可能なので家族や友人と、屋根を開けて走ってみればわかるでしょう。あまりに爽快で、風で髪の毛がグチャグチャになっても笑みが浮かぶんです。
第8位はアルファロメオ147(現行)。特にGTAがオススメ。搭載する3.2LのV6エンジンはトルクフルで、コンパクトボディには十分すぎるパワーユニットです。プロポーション的にはフロントヘビーなのですが、電子制御デバイスで走りに不安を覚えることはありません。低音を強調したエグゾースト音は、どの回転域でも良質。まるで音楽を作るように、チューニングされているのがわかります。スポーティなインテリアなのに、セクシーに仕上がっているのは“さすが”。
第7位はC5(旧型)。かつてのシトロエン最上級車。言ってみれば、フランス版トヨタセンチュリー。そんな車だって、100万円台で狙えるんです。電子制御式油圧サスペンションは“スフィア”と呼ばれる部品を定期的に交換する必要がありますが、世間一般に思われているほど壊れませんし、高くもありません。しかも、この足回りがもたらすヌメーっとした走りは、独特かつ味わい深いものです。台数が少なく認知度も低いので、かなり個性的で安っぽさ皆無。
第6位はM・ベンツMクラス(旧型)。個人的に言うと今、猛烈に欲しい車の一台です。たっぷりとしたボディサイズゆえに大人5名乗車はもちろん、荷物もたっぷり積み込めます。海でも山でも、アウトドアアクティビティ全般にもってこいです。安っぽいプラスチックを多用したインテリアも、100万円台で購入できるSUVとして割り切ればまったく問題ありません。蛇足ですが「SUV」、「M・ベンツ」という2点はとても女性ウケがイイんです。実はデートカーとしても最適。