「こらんしょ いにしえの里に」“膳・会津の魅力”【磐梯山SA（下）／磐越自動車道】

宮城・福島ブロックの予選で優秀賞／特別審査員賞を獲得した磐越自動車道の磐梯山SA（下）の新メニューが「こらんしょ いにしえの里に」“膳・会津の魅力”だ。会津漆器に盛られるのは斬新なアレンジで表現された郷土料理の数々。見て楽しい、食べておいしい和洋折衷の新メニューが誕生した。

郷土の文化を伝える会津漆器に、伝統的でありながらも新しさを感じることができる料理をと、実に1年におよぶ構想期間を経て作り上げたという今回の新メニュー。コンソメを使った煮物、馬タンのスモークを使ったサラダ、福島産の桃をはちみつ漬けにした蜜桃、地元名産のトマトジュースと花豆を使ったパンケーキなど、和と洋、伝統と革新を融合させ、会津ふるさとの味に新たな一ページを加えた。

なかでもメインとなるしゃぶスキーは斬新。イタリアン出身のシェフが作るしゃぶスキーは、福島名産のトマトと会津若松の会津ポークを使ったこだわりの逸品。絶妙な酸味と甘みのバランスは、さすがイタリアンシェフと納得させられる味付けだ。夕方5時からのディナーメニューとして販売されていることもあり、時間を気にせずゆっくり楽しむことをオススメしたい。

「会津若松の方とも連携して食材に関する情報をいただいたり、地元のネットワークを活用して素材集めを行っています。今回のメニューはご夫婦でゆっくりお食事を楽しんでいただくことも想定して作り上げました。会津にお越しの際はぜひサービスエリアにお立寄りいただき、この地ならではのおいしいお食事を楽しんでいただきたいと思います」と料理長を務める永田シェフは語る。

会津ふるさとの味を和洋折衷の斬新なアレンジで楽しませてくれる磐梯山SA（下）の「こらんしょ いにしえの里に」“膳・会津の魅力”は1日限定20食、1480円（税込）で販売中。

• 第７回 NEXCO東日本 新メニューコンテスト
  NEXCO東日本管内のエリアを7ブロックに分け新メニューを競いあうイベント。7回目となる2013年のテーマは「ふるさとの味、再発見～郷土に伝わる伝統的な料理のアレンジメニュー～」。それぞれの地域ならではの味が楽しめるメニューが用意されている。カーセンサーでは地区予選を勝ち抜き3月7日の決勝大会でグランプリを狙う10メニューを紹介する。