岩手山SA 南部かぼちゃひっつみの田舎膳|SAPAグルメガイド

岩手・秋田ブロックの代表のひとつである東北自動車道の岩手山SA(下)のレストランの新メニューが「南部かぼちゃひっつみの田舎膳」だ。郷土料理の「ひっつみ鍋」や南部煎餅を使った揚げ物など、岩手県ならではの味をアレンジしたメニューになっている。

メニューの名前にもあるひっつみ鍋の"ひっつみ"は"ひっぱってちぎる"からきている言葉で、小麦粉を伸ばしたものをちぎって入れた岩手県の県北地方の郷土鍋。通常は醤油ベースのつゆだが今回は地元で採れたカボチャのペーストを使用。これによりカボチャの甘味と出汁の香りが一度に楽しめる鍋になっている。ちなみに鍋には郷土伝統工芸品の「南部鉄器」を用いている。

またサクサクした食感と香ばしさを楽しめる揚げ物は地元に伝わる「味噌っぱさみ」をアレンジし、安比舞茸と杜仲茶ポークに胡桃味噌を挟み南部煎餅をまぶした衣をつけて揚げた逸品。さらにデザートはB1グランプリで有名となった「まめぶ」を、お汁粉の団子の代わりにうどんを入れた郷土料理「あずきはっと」風にアレンジするなど、古くからこの地に伝わる郷土料理を斬新なアレンジで楽しませてくれる。

料理長の小原さんは「東北旅行の思い出のひとつになってほしいが、地元の人にも古里の料理を再発見してもらえればと思っています。今回のメニューはレストランで働くスタッフ全員で1ヵ月かけ作りあげました」と話してくれた。

地元の食材をふんだんに使い、様々な郷土の味をひとつのメニューで楽しめる岩手山SA(下)の「南部かぼちゃひっつみの田舎膳」は1日限定20食、1280円(税込)で販売中。

エリア名 岩手山SA(下)/東北自動車道
メニュー 南部かぼちゃひっつみの田舎膳
価格 1280円(税込)
販売時間/数量 10:00~20:00/1日限定20食
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郷土料理のひっつみ鍋は熟考の末、甘みの強いカボチャをベースにした。岩手県で作られる伝統工芸品のひとつ、南部鉄器の小鍋で楽しめるところもポイント

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揚げ物は衣に南部煎餅を用いているところが斬新。サクサクとした歯ごたえと安比舞茸と杜仲茶ポーク、そして胡桃味噌がマッチした深い味わいが楽しめる

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東北自動車道 岩手山SA(下)。東北自動車道下り線でレストラン、ガソリンスタンドを併設する最北のSAとなる

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