前沢SA 「温故知新」~ふるさとへの想い~|SAPAグルメガイド

岩手・秋田ブロック予選でみちのくグルメ銀賞を獲得し、グランプリ初進出を果たしたのが東北自動車道の前沢SA(上)の新メニュー「温故知新」~ふるさとへの想い~だ。昔から地元で親しまれてきた「すいとん」をシチュー風にアレンジにした斬新なメニューになっている。

前沢SA(上)が考案した新メニューのこだわりは、岩手県産ひとめぼれの米粉を用いて作りあげたすいとんにある。すいとんは昔から米の代用食として食卓に出てきた郷土料理。地元で年間を通じて食べられるこの料理の新たな魅力を再発見してもらいたいと、ホワイトシチュー風にアレンジした。口当たりの良いすいとんはクリーミーなシチューとの相性も抜群。カボチャ、トマト、ホウレンソウをそれぞれ練り込むことで見た目も華やかな逸品に仕上げられている。

このメニューは食べ方もとてもユニークだ。シチューとして楽しむだけでなく、赤飯風の雑穀にかけリゾットにしたり、チーズを加え地元野菜をフォンデュにしたりと、一口ごとに様々な味覚を楽しませてくれるのだ。またシチュー以外では冬の郷土料理である「芋の子汁」からヒントを得た岩手県奥州市産の里芋を用いた里芋もちを用意。こちらはえごま、ずんだ、ごまの3つの味が一口づつ楽しめる。

「今回の新メニューはスタッフ全員で約1ヵ月かけ考えました。女性にも楽しんでもらいたいという思いから、一口ずつ様々な味を堪能していただけるよう工夫しました。観光でいらした方には地元の味を知っていただき、ふるさとを離れた方には懐かしんでいただき、地元の皆さんには新しい発見を提供できたらと思っています」と料理長の手塚さんは語る。

一口ごとの味の変化を楽しみながら、地元に伝わる伝統の味を堪能できる前沢SA(上)の「温故知新」~ふるさとへの想い~は1日限定20食、1500円(税込)で販売中。

エリア名 前沢SA(上)/東北自動車道
メニュー 「温故知新」~ふるさとへの想い~
価格 1500円(税込)
販売時間/数量 11:00~17:00/1日限定20食
  • 第7回 NEXCO東日本 新メニューコンテスト
    NEXCO東日本管内のエリアを7ブロックに分け新メニューを競いあうイベント。7回目となる2013年のテーマは「ふるさとの味、再発見~郷土に伝わる伝統的な料理のアレンジメニュー~」。それぞれの地域ならではの味が楽しめるメニューが用意されている。カーセンサーでは地区予選を勝ち抜き3月7日の決勝大会でグランプリを狙う10メニューを紹介する。
郷土料理であるすいとんをシチュー風にアレンジした逸品。リゾットにして、フォンデュにしてと、味の変化も楽しめる料理になっている

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地元野菜をふんだんに使ったサラダや塩麹に漬け込んだ前沢牛のステーキなど、一口ずつ地元ならではの味が楽しめるのも魅力

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水沢ICと平泉前沢ICの間に位置する東北自動車道 前沢SA(上)。駐車場台数は大型27台/小型81台。ガソリンスタンドあり

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