▲第2世代GT-Rの登場がアナウンスされたのは1989年5月。16年ぶりのGT-R復活は車ファン、日産ファンを沸かせました。そして8月21日に発売。R32GT-Rは全日本ツーリングカー選手権(グループA)では29連勝という記録を打ち立てました。状態のいいR32GT-Rは現在でも500万円以上の高値で取引されることも!? ▲第2世代GT-Rの登場がアナウンスされたのは1989年5月。16年ぶりのGT-R復活は車ファン、日産ファンを沸かせました。そして8月21日に発売。R32GT-Rは全日本ツーリングカー選手権(グループA)では29連勝という記録を打ち立てました。状態のいいR32GT-Rは現在でも500万円以上の高値で取引されることも!?

グループA最強伝説を築いたあの名車が登場

日本には様々な暦や記念日があります。そして車の世界を見渡しても多くの記念日があります。今回は8月16日から8月29日までの出来事を紹介します!

■8月20日 モービルガス・トライアルにてダットサン210型がスタート(1958年)
■8月21日 3代目 日産 スカイラインGT-R(R32型)発売(1989年)
■8月25日 初代 ダイハツ ムーヴ発売(1995年)
■8月26日 レインボーブリッジ開通(1993年)
■8月26日 マツダ RX-7生産終了(2002年)
■8月27日 初代 マツダ デミオ発売(1996年)
■8月27日 2代目 トヨタ アリスト発売(1997年)
■8月28日 トヨタ自動車工業設立(1937年)


お盆休み明けとなるこの時期は、秋商戦に向けて多くの車がデビューしています。日本のスポーツカー史に名を刻む名車のニュースも多くありました。

▲「Zの父」「ミスターK」と呼ばれた日産自動車の片山豊氏は雑誌で知ったオーストラリア・モービルガス・トライアルという豪州1周ラリーに監督としてチャレンジ。富士号と桜号、2台のダットサンで参戦しました。このラリーは1958年8月20日にスタート。数々のトラブルに見舞われながらも富士号はクラス優勝、桜号も4位入賞を果たしました(写真は富士号) ▲「Zの父」「ミスターK」と呼ばれた日産自動車の片山豊氏は雑誌で知ったオーストラリア・モービルガス・トライアルという豪州1周ラリーに監督としてチャレンジ。富士号と桜号、2台のダットサンで参戦しました。このラリーは1958年8月20日にスタート。数々のトラブルに見舞われながらも富士号はクラス優勝、桜号も4位入賞を果たしました(写真は富士号)
▲1993年に登場したトールワゴンのスズキ ワゴンRが空前のヒットモデルとなり、ダイハツはその対抗モデルとして1995年8月にムーヴを投入します。ワゴンRとの大きな違いはリアハッチを横開きにしたこと。その使い勝手の良さで、ワゴンR同様にヒットモデルとなりました ▲1993年に登場したトールワゴンのスズキ ワゴンRが空前のヒットモデルとなり、ダイハツはその対抗モデルとして1995年8月にムーヴを投入します。ワゴンRとの大きな違いはリアハッチを横開きにしたこと。その使い勝手の良さで、ワゴンR同様にヒットモデルとなりました
▲お台場と芝浦をつなぐ上下2層構造の吊り橋で、1993年8月26日に開通しました。現在もデートスポットとして人気が高いこの橋は、日没になるとライトアップされることから開通直後は橋の路肩に多くの車が駐車し問題となりました ▲レインボーブリッジはお台場と芝浦をつなぐ上下2層構造の吊り橋で、1993年8月26日に開通しました。現在もデートスポットとして人気が高いこの橋は、日没になるとライトアップされることから開通直後は橋の路肩に多くの車が駐車し問題となりました
▲FDと呼ばれるRX-7が登場したのは1991年12月。その後マイナーチェンジを繰り返しながら10年以上も生産されました。2002年8月、環境対策の問題からRX-7は24年の歴史に幕を下ろすことに。流線形の美しいデザインは最後まで色あせることなく、現在でもコアなファンや専門店が存在します。写真は最終限定車のスピリットRタイプA ▲FDと呼ばれるRX-7が登場したのは1991年12月。その後マイナーチェンジを繰り返しながら10年以上も生産されました。2002年8月、環境対策の問題からRX-7は24年の歴史に幕を下ろすことに。流線形の美しいデザインは最後まで色あせることなく、現在でもコアなファンや専門店が存在します。写真は最終限定車のスピリットRタイプA
▲一般的な機械式駐車場に入る全高1550mm以下のハッチバックながら、ミニバンのような使い勝手を盛り込んだ初代デミオ。1996年8月27日に登場し、シャープな顔立ちも人気となりました。今ではマツダを支えるヒットモデルに成長しました ▲一般的な機械式駐車場に入る全高1550mm以下のハッチバックながら、ミニバンのような使い勝手を盛り込んだ初代デミオ。1996年8月27日に登場し、シャープな顔立ちも人気となりました。今ではマツダを支えるヒットモデルに成長しました
▲1991年に登場した初代アリストは高級セダンとしての存在感と直列6気筒ターボによるハイパワー(280ps)で国内最速セダンといわれました。1997年8月登場の2代目もその流れをくみ、スープラと同じツインターボエンジンを搭載。専用ホイールなどが採用されたV300ベルテックスエディションは大きな人気を誇りました ▲1991年に登場した初代アリストは高級セダンとしての存在感と直列6気筒ターボによるハイパワー(280ps)で国内最速セダンといわれました。1997年8月登場の2代目もその流れをくみ、スープラと同じツインターボエンジンを搭載。専用ホイールなどが採用されたV300ベルテックスエディションは大きな人気を誇りました
▲豊田佐吉が創業した豊田自動織機製作所がルーツとなるトヨタ自動車。1937年8月28日、自動車製造部門が独立し、トヨタ自動車工業株式会社が誕生しました。現在ではフォルクスワーゲンと並び世界最大の自動車メーカーの一つです ▲豊田佐吉が創業した豊田自動織機製作所がルーツとなるトヨタ自動車。1937年8月28日、自動車製造部門が独立し、トヨタ自動車工業株式会社が誕生しました。現在ではフォルクスワーゲンと並び世界最大級の自動車メーカーのひとつです
text/高橋 満(BRIDGE MAN)