キャンピングカー人気の裏にはペット問題が?
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2013/05/24
犬や猫など昔から人間と一緒に暮らしてきた動物から、ヘビやカメなどの爬虫類、フクロウや鷹などの猛禽類まで…。世の中は空前のペットブーム。一般社団法人ペットフード協会の「平成24年度全国犬猫飼育実態調査」によると、日本人で犬を飼っている人は16.8%、猫を飼っている人は10.2%。その他動物を含め、何かしらのペットを飼育している人は36.9%もいるという。
ペットを飼っている人が一度は直面する問題のひとつに「旅行」がある。最近ではペット同伴OKな宿が出てきているとはいえ、まだ数は圧倒的に少ない。1泊程度なら、いつもより餌を多めに与えておけば、お留守番させてもなんとかなるかもしれないが、数泊の旅行となるとそうもいかず…。仕方がないので長期旅行を諦めたという経験が一度はあるはずだ。
そんな問題を解決してくれるのがキャンピングカー(キャンパー)だ。プライベートなリビング&ベッドスペースが確保されたキャンピングカーなら旅館やホテルのように他のお客さんに気遣うことなくペットとの旅行を楽しむことができる。日本RV協会の調査によると、キャンピングカーユーザーの約6割がペット同伴で旅行をしているという結果に。さらに多くの人がキャンプ場などの自然を満喫できる場所、人間だけでなくペットも楽しめる場所を旅先に選んでいる。
動物と一緒に暮らしている人にとって、ペットは家族の一員。単に留守中の飼育を気にしているのではなく、家族だから一緒に旅行に行きたいという前向きな気持ちでキャンピングカーライフをスタートさせているのも特徴だ。高速道路のSA・PAにドッグランなどの施設が増えているのもペット同伴旅行の人気に拍車をかけている。
そんなキャンピングカーはカーセンサーnetでもフリーワード検索で常に上位に入る人気ぶり。未体験の人がキャンピングカーと聞くとバスやトラックを改造した大きなものを想像するかもしれないが、ハイエースなどの1BOXや軽1BOXを架装したコンパクトなものまでバリエーションは豊富。小さくたって装備が充実しているものもたくさんある。ペットとの旅行に憧れる人はぜひ一度キャンピンカー購入を検討してみては?