▲いよいよキャンプ場に到着。気分はさらに高まってまいります。(左からクレソン、アミティ、フォックスDi) ▲いよいよキャンプ場に到着。気分はさらに高まってまいります。(左奥からクレソン、アミティ、フォックスDi)

キャンプ場に到着! 受付と設営をしよう!

本日キャンプさせていただく「フォンテーヌの森」に到着しました。受付、寝具、バーベキュー用品のレンタルを済ませて、決められた区画に車を移動させます。

また、車を止める場所には注意が必要です。微妙に傾斜しているところに止めてしまうと車が傾き、同時にベッドも傾いてしまいます。いろいろと荷物を降ろした後では車も動かしづらくなりますので、車の位置を決めたら最初に水平になっているか寝心地を確認します。

▲事前にしっかりと車両の操作説明を受けたので、あまり迷うことなく準備することができました。クレソンには、サイドオーニングと呼ばれる引き出し式の屋根が付いているので、引き出しておくと日よけ、雨よけになります ▲事前にしっかりと車両の操作説明を受けたので、あまり迷うことなく準備することができました。クレソンには、サイドオーニングと呼ばれる引き出し式の屋根が付いているので、引き出しておくと日よけ、雨よけになります
▲先にアミティのベッドをセッティング。テーブルを外し、座席をずらしてパタンパタンと倒していくと、簡単にベッドになります ▲先にアミティのベッドをセッティング。テーブルを外し、座席をずらしてパタンパタンと倒していくと……
▲簡単に大人2人用のベッドが完成します ▲簡単に大人2人用のベッドが完成します
▲ハイエースベースのフォックスDiでしばし休憩。トラックベースのクレソン、アミティと比べ、運転席から後部座席が近いので、密なコミニュケーションがとれます。 ▲ハイエースベースのフォックスDiでしばし休憩。トラックベースのクレソン、アミティと比べ、運転席から後部座席が近いので、密なコミニュケーションがとれます。

キャンピングカーに欠かせない「特有の設備」

前編で触れたある設備、それは「外部電源」です。
何のことかというと、キャンピングカーは、冷蔵庫やヒーター、照明、電化製品が使えるコンセントなど、様々な場面で電力を消費します。とてもエンジンによる発電だけでは補えません。

そこで登場するのが外部電源です。その名のとおり、外部から電気を取り入れ消費する電力を補うことができます。 これがあることで、使いすぎによるバッテリー上がりの心配はなくなるわけです。キャンプ場により電源が付いている区画の数は異なりますので事前に確認が必要です。

▲こちらはクレソンの外部電源口。車種によりこちらの口が、後ろや右側に付いていたりするので要確認 ▲こちらはクレソンの外部電源口。車種によりこちらの口が、後ろや右側に付いていたりするので要確認
▲写真右側、矢印の部分が、区画に設置された電源ソケットです。青い電源コードはキャンピングカーに装備されているので用意する必要はありません。お家のコンセントと同じように、抜けないようにしっかりと差し込みます ▲写真右側、矢印の部分が、区画に設置された電源ソケットです。青い電源コードはキャンピングカーに装備されているので用意する必要はありません。お家のコンセントと同じように、抜けないようにしっかりと差し込みます
▲「ちょっと資料をまとめなくちゃ!」そんなときも電源があればパソコンも携帯も充電しながら使用可能です。これなら忙しい人でも気軽に来ることができるかもしれません ▲「ちょっと資料をまとめなくちゃ!」そんなときも電源があればパソコンも携帯も充電しながら使用可能です。これなら忙しい人でも気軽に来ることができるかもしれません

お待ちかねのBBQ!

BBQに向けて準備を進めます。食材を洗ったりは、キャンプ場内の水場でも可能ですが、キャンピングカーにはシンクが付いているので、車の中でできてしまいます。何度も区画から水場に移動しなくて済むので便利な装備です。

▲買い出した食材はキャンピングカーの冷蔵庫に入れられるので衛生的。飲み物もよく冷えます ▲買い出した食材はキャンピングカーの冷蔵庫に入れられるので衛生的。飲み物もよく冷えます
▲こちらはクレソンのシンク。奥に見える電子レンジも、もちろん使用可能で調理の幅も広がります ▲こちらはクレソンのシンク。奥に見える電子レンジも、もちろん使用可能で調理の幅も広がります

大きな混乱もなく準備を終え、いよいよBBQの開始です
やはり開放的な環境の中でのBBQは一味も二味も違います。自然と皆が笑顔になり会話も弾みます。

▲乾杯の声とともにBBQを開始! ▲乾杯の声とともにBBQを開始!
▲笑顔と笑い声が絶えませんでした ▲笑顔と笑い声が絶えませんでした

お腹も満たされ就寝です

キャンピングカーの特色でもある車中泊。一体どんなスペースで寝られるのか? そう思っている方もいるのではないでしょうか。 それぞれ車両の就寝スペースを見てみましょう。

フォックスDiに関しては2列目の座席が小さいベッドになり子供2人、荷室のスペースに2段ベッドが設置されており、大人2人がそれぞれ就寝可能です。

トラックベースのクレソン、アミティにはフォックスDiと同じく、荷室スペースに2段ベッドが備わっています。 大きく違うのは運転席上部に設けられた角のようなスペース。意外とこちらが広く、大人2人就寝が可能です。

▲車両後部に設けられた2段ベッド ▲車両後部に設けられた2段ベッド
▲運転席上部の角のようなスペース。こちらはクレソンですが、大人2人が寝転がってもゆったりとしています ▲運転席上部の角のようなスペース。こちらはクレソンですが、大人2人が寝転がってもゆったりとしています

ベッドマットの作りはしっかりしていて、就寝時に不安はありませんでした。
また、夜間は静かにしなければならないので、エンジンをかけたまま就寝はできません。じゃあ夜寒いときにはどうしたらいいの? と思うかもしれませんが、FFヒーターという微量の電力と車の燃料だけで動く設備が付いていますので安心です。実際に使用しましたが、車内はとても暖かく、寒さを感じることはありませんでした。キャンピングカーには必須のアイテムといえます。

朝も快適に過ごせるキャンピングカー

寝袋と毛布だけでもぐっすり眠れ、2日目の朝になりました。
朝はやはりコーヒーが飲みたいものです。しかも若干寒さが残っているので熱々のホットコーヒー。 ならばお湯を沸かす必要があります。通常のキャンプであれば、バーナーといわれる小型のコンロを使いますが、ここは電気の力を借りてケトルで沸かしましょう。

▲ケトルを使えばすぐに熱々のコーヒーが作れます ▲ケトルを使えばすぐに熱々のコーヒーが作れます
▲コーヒーを飲みながら会議も行いました ▲コーヒーを飲みながら会議も行いました

まだまだ過ごしたりないですが帰路につきます

レンタルしたキャンピングカーの返却に向かいます。ガソリンに関しては、通常のレンタカーと同様に満タンにして返却しましょう。

▲楽しく過ごしたキャンプ場を出発 ▲楽しく過ごしたキャンプ場を出発

貸出店舗に到着し、車内に忘れ物がないかチェック、鍵を返却したら終了になります。 返却の流れも普通のレンタカーと変わりありませんでした。

▲キャンピングカーともいよいよお別れ。ぜひまた借りてキャンプしたいと強く思いました ▲キャンピングカーともいよいよお別れ。ぜひまた借りてキャンプしたいと強く思いました

まとめ

今回のキャンプレポートいかがでしたでしょうか。
キャンプ素人の編集部がチャレンジしても、大きなトラブルもなく体験することができました。 キャンピングカーを使ったキャンプは、車の中で寝泊まりする×自然の中で過ごす、と2つの非日常が合わさりとても新鮮で楽しく過ごせました。

思っていた以上に準備も簡単で、経験がない方でもお手軽に体験できます。少しでも興味があればレンタルキャンピングカーでのキャンプはおススメです。

text/編集部 大平拓摩
photo/見城了