▲“未来のミニバン”的なスタイルのVision Tokyo。大都市に暮らす未来の若者を想定して作られたそうです ▲“未来のミニバン”的なスタイルのVision Tokyo。大都市に暮らす未来の若者を想定して作られたそうです

大都市での移動はソファに座ったままになる!? あのコンセプトモデルがさらに進化

東京モーターショー2015の会場で、メルセデス・ベンツが世界初公開となる「Vision Tokyo」をお披露目。“東京”を車名に掲げ、大都市における未来の移動手段をテーマとしたコンセプトモデルです。

基本的なコンセプトは今年のCESやデトロイトショーで公開された「F015 Luxury in Motion」と共通で、水素燃料電池とバッテリー駆動によるゼロ・エミッション、完全自動運転など、いかにもコンセプトモデルらしい夢に溢れた内容となっています。Vision Tokyoではさらに「若者のための、移動するクラブラウンジ」というサブタイトルを付与。大都市を駆け抜けるリビング(!)……という斬新な提案がなされています。

▲UFOのような風貌だったF015 Luxury in Motionに比べ、ちょっと現在の車に近い容姿になりました ▲UFOのような風貌だったF015 Luxury in Motionに比べ、ちょっと現在の車に近い容姿になりました
▲フロント以外は窓がないように見えますが、後部窓はメタリックのスモーク仕様。車内にプライバシーが守られる? ▲フロント以外は窓がないように見えますが、後部窓はメタリックのスモーク仕様。車内にプライバシーが守られる?
▲自動運転なので運転席に座るのはマニュアル操作が必要な時だけ。ドライバーもソファでくつろぐのが、メルセデスの考える未来 ▲自動運転なので運転席に座るのはマニュアル操作が必要な時だけ。ドライバーもソファでくつろぐのが、メルセデスの考える未来
▲ホイールやサイドシルのブルーLEDは、ゼロ・エミッションのエコな車であることを視覚的に表現したもの ▲ホイールやサイドシルのブルーLEDは、ゼロ・エミッションのエコな車であることを視覚的に表現したもの
▲リアウインドウに設置され、立体的に点灯する赤色LEDキューブはストップランプの進化版として他車とのコミュニケーションを円滑にする ▲リアウインドウに設置され、立体的に点灯する赤色LEDキューブはストップランプの進化版として他車とのコミュニケーションを円滑にする
▲ワールドプレミアの場面では、Daimler デザイン統括のゴードン・ワグナー氏(左)、メルセデス・ベンツ日本 社長兼CEOの上野金太郎氏(中央)、Daimler smart責任者のアネット・ウィンクラー氏(右)が揃って登場 ▲ワールドプレミアの場面では、Daimler デザイン統括のゴードン・ワグナー氏(左)、メルセデス・ベンツ日本 社長兼CEOの上野金太郎氏(中央)、Daimler smart責任者のアネット・ウィンクラー氏(右)が揃って登場
text&photo/田端邦彦