スバルWRX STI、ニュル24時間レース3連覇へ向け始動
2013/02/01
スバルテクニカインターナショナル(STI)が5月に開催されるニュルブルクリンク24時間レース参戦車両のテスト走行を富士スピードウェイで行った。2年連続でクラス優勝を果たしたスバルWRX STIが大会3連覇へ向け走り出した。
2008年から始まったスバルのニュルブルクリンク24時間レースへの挑戦は今年で6年目を迎える。排気量2L以下のターボ車が参戦するSP3Tクラスで3連覇を目指す今年のマシンは、昨年までのノウハウを生かし、空力や燃料タンク位置の改良による車重バランスの見直し、BBS製マグネシウム鍛造ホイールの採用などで高速コーナーでのタイムアップが図られた。さらに3月にはシーケンシャルギアボックスの搭載も予定されており、レース本番だけでなく予選からトップを狙えるマシンを目指し開発されている。
ドライバーは吉田寿博選手と佐々木孝太選手に加え、欧州ドライバー2名を加えた4名の予定。STIモータースポーツプロジェクト室長である辰己英治氏が総監督、STIパワーユニット技術部主査の小澤正弘氏が監督としてチームを牽引する。またメカニックには新潟スバルの藤田さん、埼玉スバルの石原さん、千葉スバルの井原さん、名古屋スバルの久保田さん、大阪スバルの田村さん、広島スバルの小林さんの計6名が、スバルディーラーのサービスマンを代表してレースに参加する。
世界一過酷なコースといわれるドイツ・ニュルブルクリンクでの耐久レースに挑むスバルWRX STI。改造範囲が限られた市販車に近い車両でのレースとなるだけに、ベース車のもつポテンシャルが試される。5月19日の決勝スタートが今から楽しみだ。
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
- 西川淳の「SUV嫌いに効くクスリをください」 ランボルギーニ ウルスの巻
- 先代BMW 3シリーズ(F30型)を買うなら、総額150万円以下が狙い目だ!
- 現行型ヴォクシーの平均価格が200万円切り目前|迫力重視の「煌」も、燃費重視のハイブリッドも買い時到来
- 【試乗】メルセデス・ベンツ 新型Sクラス│”新時代の車”を堪能できるラグジュアリーセダンの最高峰!
- 今はもう中古車でしか味わえない高純度FR、国産を代表するミドルセダンのレクサス GS【Back to Sedan】
- 世界で3社しか市販していないレアなFCVの1台、トヨタ MIRAIのドライブフィールに注目! 【EDGE’S Attention】
- 【試乗】新型 アウディ A4 アバント│実用性の高いアバントボディがクアトロらしい俊敏な走りとマッチし、絶妙にバランスがとれた逸品
- 日産のフラッグシップモデル、4代目シーマの価格が上昇中! 気になる方は早めの行動を!
- アルピナ B8 4.6リムジン。それはある意味「永遠の命」をもつ希少名車だった。【NEXT EDGE CAR】
- 【名車への道】’14 BMW i8