各社代表の思い出に残る車が初披露!?

各社代表が言いたい放題!「5TOP TALK SUMIIT」|日刊カーセンサー
第42回東京モーターショーの幕開けを告げるオープニングイベントは、残念ながら悪天候のため中止となった。しかしそのうっぷんを晴らすかのように盛り上がったのが、トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱の各社代表が一同に介した「5TOP TALK SUMIIT」。

事前に「自社以外のメーカーの車で思い出に残っている車は?」という質問がされており、その車が紹介と共に発表されていくに連れて、会場のファンの笑いを誘っていた。

走り好きと知られている豊田章男社長は、なんとあの日産の箱スカがお気に入りの一台。日本GPでポルシェを抜いてスカイラインを見て大興奮したというエピソードが語られた。しかし各社の代表からの発表が終わったときに、トヨタ車が一台もないことには不満を漏らす一幕も。

「自社以外の」というルールがあったにもかかわらず、自社の「コスモスポーツ」を選んだのがマツダの山内孝社長。選んだコスモスポーツがデビューした年にマツダに入社、そのデビューに衝撃を受けたことがキッカケだとか。

日産の志賀俊之最高執行責任者はホンダシビック、ホンダの山本芳春社長はスズキのハスラー(2輪)、三菱自動車の益子修社長はトヨタパブリカと日産サニーに迷った末にサニーを選ぶなど、各社の代表の個性が垣間見える、楽しいトークイベントとなった。