日産マーチエコラン大会に重量級の2名が参戦! 果たして結果は!?
2010/10/26
■結果は散々なれど、マーチの低燃費に改めて感動!
アイドリングストップ機構をも持ち、10・15モード26.0km/Lの燃費性能を誇る新型日産マーチ。このマーチの燃費性能を体感してもらおうと、自動車メディアを中心にその燃費を競うイベントが開催された。カーセンサー編集部からは不肖高山と編集デスクの萩原がカメラマンとして参加。機材まで入れれば重量200kgにも迫るという、燃費には確実に“不利!”な「重量級」メンバーの参加である。
↑日産グローバル本社を出発するカーセンサーチーム。やる気だけはほかのチームに負けない!(左) このイベントのため、特別に設置された燃料計。カウントダウンしていく数字を見る度に、ある種のプレッシャ-、いや恐怖が…(右)
コースは横浜みなとみらいにある日産本社を出発して高速を走り、豊洲出口下車。一般道を走行しJR東京駅でUターンし、また高速で日産へ戻る約78kmの行程。高速道でのアクセル操作、一般道に降りてからの「ふんわりアクセル」やアイドリングストップの“利き”が勝負の分かれ目になる。当日の天気は雨、制限速度は80km/hなので燃費の良い60km/hをキープして走行したのだが、ここで思わぬ作戦ミスが…。いつも何気なく走っている高速道路、実はアップダウンが意外に激しい。足がつりそうになりながらアクセルをキープしていても、上り勾配でどんどん速度が落ちる→結果、またアクセルを踏むという悪循環。
↑当日の天気は雨。日産のエンジニアの方いわく、雨水の溜まった轍(わだち)を通過するだけでもスリップロスが起きるので燃費には悪影響するそう(左) 一般道で大きく燃費を落とし、再度高速へ。「敗北」の二文字はこの時すでに脳裏をよぎっていた…(右)
アクセルを踏み直すことのの繰り返しで、装着した燃料計の数字がどんどん落ちる。それでも高速では28.0km/Lをキープ。「ひょっとしたら入賞!?」そんな甘いこと考えていたら、やっぱり天罰が下った(泣)。一般道に降りてからは大渋滞。自慢のアイドリングストップは確かによく利くが、平均燃費計と燃料計の数値はどんどん落ちていく。結果、再度高速に乗るまでには、20.0km/Lを切る有様。高速で取り返そうとエコ運転に努めたが、カタログスペックを超えることはできなかった…。
↑みなとみらい出口直前で3Lの燃料を使い切ってしまい、終了~。この瞬間、最下位を革新(左) ちなみに優勝した某誌は28.9km/L、また日産の燃費マイスターである淵上氏は31.0km/Lをマークしたとのこと。まだまだ精進が足りません。反省(右)
結果は予想通り(実は出発前に日産に宣言していた)25.5km/Lでブービー賞…。トホホ。ちなみに日産がシミュレーションしてくれたのだが、この数値でも満タンなら博多までは無給油で走れるそうだ。結果は無残だったが、マーチの燃費性能は素直に褒めて良いと思う。日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
日産マーチエコラン大会に重量級の2名が参戦! 果たして結果は!?/旬ネタ
あわせて読みたい
- 西川淳の「SUV嫌いに効くクスリをください」 ランボルギーニ ウルスの巻
- 先代BMW 3シリーズ(F30型)を買うなら、総額150万円以下が狙い目だ!
- 【試乗】メルセデス・ベンツ 新型Sクラス│”新時代の車”を堪能できるラグジュアリーセダンの最高峰!
- 【試乗】新型 フォルクスワーゲン T-Cross│「TさいSUV」はハッチバックよりもどこが欲張りか? 実際に乗って考えた
- 今はもう中古車でしか味わえない高純度FR、国産を代表するミドルセダンのレクサス GS【Back to Sedan】
- 【試乗】新型 アウディ A4 アバント│実用性の高いアバントボディがクアトロらしい俊敏な走りとマッチし、絶妙にバランスがとれた逸品
- 【名車への道】’14 BMW i8
- 新しいこだわりが凝縮されている、プジョー流PHEV 3008 ハイブリッド4【Car as Art !】
- 西川淳の「SUV嫌いに効くクスリをください」 ボルボ XC90 リチャージの巻
- 元教習指導員オススメ! 総額100万円以内で買える“脱ペーパードライバー”にぴったりなモデル【SUV編】