ベントレー ミュルザンヌ【北京モーターショー2010】
2010/04/27
“生粋”ベントレーの新型フラッグシップモデル
ベントレーが6度の優勝を遂げたル・マン24時間レース。その会場であるフランスのサルテ・サーキットにある有名なコーナー“ミュルザンヌ”にちなんだ名前が付けられたベントレーの新型フラッグシップモデルだ。現在はVW傘下であるベントレーだが、この車は生産もイギリス国内で行われるという生粋のベントレーとなる。
伝統的なデザインに現代的なラインを織り交ぜたという伸びやかなフォルムのミュルザンヌ。外観のデザインは50年代のベントレーSタイプのインスパイアを色濃く受け、中央の大型グリルと丸目2眼ライトがフロントの特徴になっている。足元を飾るホイールは標準で20インチ、オプションで21インチが用意される。
内装には、ウッドパネルがウエストラインを取り囲む「リング・オブ・ウッド」というデザインが与えられている。これはフレームがインテリアという絵画を包みこむ額縁というコンセプトだという。ちなみに、この内装の作り込みには170時間を要するそうだ。
心臓部には6.75LのV8 OHVツインターボエンジンが搭載され、パドルシフト付き8ATを介して後輪を駆動する。またこのV8は気筒休止システムが採用されている。最高出力は512ps、最大トルクはなんと1020Nmにもなる。
■SPECFICATIONS
・全長×全幅×全高:5575×1926×1521mm ・エンジン種類:V8ツインターボ ・総排気量:6,750cc
・最高出力:377kW(512ps)/4,200rpm ・最大トルク:1020N・m/1750rpm
・トランスミッション:8AT ・駆動方式:FR ・車両重量:2,145kg
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