ミニ ミニコンバーチブル▲メンバー熊井の本気の書です。文字から力強い気持ちが伝わります

若いからこそ車が欲しい

カーセンサー学生編集部の芝本です。

車を買いたくて親に相談しても「お金かかるのにやめとき……」「働き出してからでいいんじゃない?」など、親に言われてしまうみなさん!

お金がかかるのはもちろん知っているし、働き出してからの方が買いやすいに決まっている。

反対されていたとしても、親の協力は必要不可欠なんだよなぁ……。

しかし、「今、今、今、車が欲しい!!!」じゃないですか。

痛いほどわかります、その気持ち!

そこで、反対する親を口説いて車を買うことができた僕から、実際に使える「親の口説き方三箇条」を伝授します!

ミニ ミニコンバーチブル ▲購入資金獲得のために全力でバイトに明け暮れると、さすがに彼女まではつくれないもの……。せっかく手に入れた車がコンバーチブルならば、恥ずかしがらずオープンにしてくまのぬいぐるみでも乗せて爽快に走りましょう≡3

一つ、「目標額を貯めて現金の束を親に見せるべし」

「口説き方と言っているのに、イキナリ喋らない方法かよ……」と思った方、正解です!

車を買うには口先だけでは実現しません。どんなに反対をされていようが、まずは行動!

買いたいと思っている車に必要なお金を考えてきちんと貯めましょう。

貯める額の目安ですが、購入金額の半分以上が目安になります。

親にお金を借りるとしても、半分以上を負担してもらっては胸を張って「自分の車」とは言いづらくなりそうですし。

なぜまとまったお金が必要かというと、購入はもちろんその後の維持も含めてお金が払えなくなることを心配されて反対されるケースが多いからです。

それならば、頑張って貯金をして本気度を目に見える形にし、購入後もちゃんと稼げるということを表現することで親の反対要素を減らせます。

やってみたからよくわかりますが、現金でみせることってかなりインパクトを与えることができるみたいです(笑)。

※編集部注:通帳やアプリで残高を示すだけでも良いと思いますが、今どき大学生の芝本は意外に古風……。ただし、インパクトという観点は重要ですね!

僕の場合、福沢諭吉様50人を束にして見せました。

もっと多く見せたい場合は野口英世様で水増ししても良いかもしれません。

▲本気度を示すことはとても重要ですが、突然現金を見せびらかすことで「アナタなにか悪いことでもしたんじゃないの?」と親を心配させることがないように注意しましょう ▲本気度を示すことはとても重要ですが、突然現金を見せびらかすことで「アナタなにか悪いことでもしたんじゃないの?」と親を心配させることがないように注意しましょう

二つ、「車選びの意見を親に積極的に聞くべし」

「購入自体反対されているのに車を選ぶ相談をするなんて、火に油を注ぐようなものでは?」なんて思いますよね?

違うんです!

いつまでも敵対関係を作っていては口説けません。タイミングを見計らって味方につけることこそが大切なのです!

車選びに関する意見を聞き出し、一緒に選ぶような関係を自然に作ることで親を味方につけて、協力してもらえる関係に引き込んでいきます。

例えばですが、「お父さんの若い頃はどんな車が流行っていた?」「お母さんはどんな車で迎えに来て欲しい?」など。

自分が買う車の話でなく、親にとって車ってどんなものなのかを聞いたりすることで話は自然と盛り上がるのです。

一見自分の車選びには関係がなさそうにも思えますが、自分より人生経験、車の経験が長い先輩の意見です。自分の買いたい車が決まっていたとしても、結構参考にできるんですよ。

そもそも買う車を悩んでいるときってすっごく楽しいので、親も巻き込んで一緒に楽しんでしまいましょう!

三つ、「熱い気持ちをもってお願いすべし」

「え、なんか最後はシンプル」って思いますよね?

そうなんです。シンプルなんです(笑)。

人間の判断基準って、最後は論理性より感情が勝つことが多い。

例えば、気になっている人とデートするときはいろんなことを事前に考えて計画を立てるけど、いよいよ告白するときは熱い気持ちをぶつけますよね?

車の購入だって同じで、最後のひと押しは熱い気持ち!

なので、最後は相手の心に響くように、率直なおもいを込めてお願いするのみ。

僕も最後は気持ちで押し切り、車を買うことができました。

ミニ ミニコンバーチブル ▲苦労して手に入れた愛車は、ついついオシリをなでたくなるくらい愛おしいから不思議なものです

この3つを使えばきっと大丈夫。

親を口説いて仲間になってもらい、最高のマイカーライフを楽しみましょう!

文、写真/芝本将也(カーセンサー学生編集部員)

芝本将也

カーセンサー学生編集部員

芝本将也

近畿大学経営学部松本ゼミ所属の現役大学生。ゼミでは「若者の車離れを解消する」をテーマに活動中。若者である自分たちが声を上げることで、同世代の車離れに、世の中に、一石を投じたいという思いのもとプロジェクトを立ち上げカーセンサーで執筆中。愛車はミニコンバーチブル