ラウンドアバウトを実地調査してみた結果、みんな走り方がアバウトすぎ!?
カテゴリー: カーライフ
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2014/09/11
話題の「ラウンドアバウト」に突撃!
2014年9月1日、信号のない環状交差点「ラウンドアバウト」の改正道路交通法が施行された。巷ではそこそこ話題になっているようで、当日はテレビや新聞でも取り扱われていた。「これは特ダネ的なやつでは?」と思った筆者は、もそもそと現場に向かった。出先に「お前、他にも仕事あるやろ……」的な編集長の視線を感じたが、おもしろいネタが私を呼んでいるのだ。気にしてはいけない。
さて、取材に行く前にラウンドアバウトについて軽くおさらいを。ラウンドアバウトは信号機がないため渋滞が少なくなる上、交差点内が一方通行で、十字型の交差点と比較した際の交錯点も少なく、そのため事故率が下がるというメリットがある。ただ、その交通ルールが浸透するまでは事故が増えるのではないかと懸念もされていた。そのルールとは下記の通りだ。
(1)入るときは徐行で進入し、交差点内は右回り(時計回り)に走ること
(2)交差点内を通行している車を優先すること
(3)交差点から出るときは左側の方向指示器で合図し、交差点を出るまで継続させること
うっかり間違っちゃいそうなのは(3)か。出るときはウィンカーが必要だが、入るときはウィンカーを出さなくて良い。進入時は、視覚的には分岐を左に曲がっているので、思わず左折のウィンカーを出してしまいそうだ。
交通はスムーズになったものの!?
そんなラウンドアバウトの中で、今回、調査に向かったのは都内で唯一導入された多摩市にある桜ケ丘の交差点。なんでも1日には「警察官が車を止めて交通ルールなどを書いたチラシを配った」とのこと。おそらく現場では、ルール変更によるドライバーのとまどいや混乱など、様々な問題が起きているに違いない!!
というわけで、ココからは写真とともに完全ドキュメントでお送りする。編集長、どデカい手土産、持って帰りますからねっ!