降り続く雨に、お出かけの足も鈍る梅雨の真っ只中。雨の中、車を運転するのはちょっと怖いな…という人も多いかもしれません。一方で、目的地まで濡れずに済むという便利さがあるのも車ならではの事実。そこで今回は、梅雨の時期に起こりがちなトラブルを未然に防ぐ点検やテクニックなどを紹介しているサイトを集めてみました。

タイヤが減っているとスリップの危険が

▲梅雨どきの快適クルマ生活術(クルマなんでもワンポイントアドバイス|JAFMATE) 梅雨どきの快適クルマ生活術(クルマなんでもワンポイントアドバイス|JAFMATE)

梅雨どきに事前にチェックしておきたいポイントについて解説されています。特に気をつけたいのが、スリップに影響するタイヤの減りと空気圧。ちなみに、雨が降り続いた状態より降り始めの方が、路面のホコリやゴミが水に濡れて道路の細かな窪みに入り込むため、フライパンの上に敷かれるオイルのような役目を果たして滑りやすくなるのだとか。

雨の日、車内の曇りをうまく取るには

▲雨の日ドライブを快適にするポイント(梅雨を楽しむ!快適雨の日ドライブ|日産ドライブナビ)雨の日ドライブを快適にするポイント(梅雨を楽しむ!快適雨の日ドライブ|日産ドライブナビ)

雨の日のドライブでの注意点と、乗る前のメンテナンスが紹介されています。エアコンは湿気を除去してくれるので曇り対策に効果的なのですが、内気循環ではなく、外気導入の方がウインドウは曇りづらいのだとか。また、ウインドウの内側が汚れていると曇りやすくなる原因のひとつになるとのこと。マメに内窓も清掃するようにしましょう。

もしも、車のコントロールが利かなくなったら

▲「ハイドロプレーニング」対策、教えます!(走れ!タイヤくん|TOYO TIRES)「ハイドロプレーニング」対策、教えます!(走れ!タイヤくん|TOYO TIRES)

タイヤと路面の間に水が入り込み、コントロールが利かなくなる「ハイドロプレーニング現象」について解説されています。トンネル出口やわだちなどで起こりがちなのだとか。もし「ハイドロプレーニング現象」が生じたら、ハンドルはそのままで、アクセルから足を離さず、ブレーキもシフトダウンも禁止。タイヤの回転に合わせて徐々に減速しながらグリップの回復を待つように、というアドバイスも。

いやな梅雨のドライブを楽しくする方法

▲メルマガ読者の皆さんに聞いた、梅雨どきの楽しみかた(梅雨どきクルマのトラブル対策|鈴与商事)メルマガ読者の皆さんに聞いた、梅雨どきの楽しみかた(梅雨どきクルマのトラブル対策|鈴与商事)

車をテーマに梅雨どきの楽しみ方が紹介されています。「梅雨の合間に行くドライブが最高。緑も鮮やかですがすがしい気分が癒しを呼び込む」や「誰もいない公園で、車内で読書。花見の時期は車の中で花見」などの意見が。なかには、「窓ガラスの撥水加工を満喫する」なんて楽しみ方もありました。

まとめ

首都高の調べによると、雨の日は晴れの日の5倍の割合で事故が発生するのだとか。また、雨の日の夜間は、視界が悪いため、歩行者や自転車などの認識が遅れる傾向にもあります。より安全運転を心がけるのはもちろん、タイヤやワイパーのチェック、ウインドウの撥水加工など、事前のメンテナンスも心がけるようにしましょう。

※サイト情報は2014年6月12日時点

text/コージ―林田