日産が8月27日に発表した自動運転技術が大きく報道され注目を集めましたが、自動で走るだけが未来の車ではありません! 様々な次世代自動車の開発やインフラの整備も着々と進んでいます。そこで今回は「車生活の未来」を感じさせるサイトをまとめてみました。

次世代自動車の種類がひと目でわかる

次世代自動車の現状と展望(自動車工業会)
次世代自動車の種類と現状、今後の展望がわかります。電気自動車、ハイブリッド車、クリーンディーゼル車など実用化されているものをはじめとして、8つのタイプを紹介。中長期的には、石油から電気や水素といった代替エネルギーへのシフトが必要となり、特に電気自動車・燃料電池自動車への期待が大きいといわれています。

電気自動車の歴史がよくわかる

電気自動車(EV)開発年表と車両スペック(次世代自動車振興センター)
1998~2012年までに生産された、各自動車メーカーの主要な電気自動車を紹介。年表になっているので見やすく、それぞれの車両のスペックも掲載されています。ちなみに、世界初のEVが製造されたのは、内燃機関自動車よりも古い1839年(同サイトの「基礎知識」内、EVヒストリーで掲載)。日本では天保の改革が行われている頃でした。

究極のエコカー「燃料電池自動車」とは?

燃料電池自動車(FCV)のしくみ(水素・燃料電池実証プロジェクト)
走行時に発生するのは水蒸気のみで、有害な排出ガスが排出されない「燃料電池自動車(FCV)」の仕組みがわかるサイトです。FCVは、水素と酸素の化学反応によって発電した電気エネルギーを使ってモーターを回して走ります。燃料は水素で、ガソリンのように水素ステーションで水素を補給します。

車に乗ったままのキャッシュレスな未来

ITSスポットサービスの将来展開(ITSスポットサービス(DSRC)|国土交通省)
ITS(高度道路交通システム)スポットで受けられるサービスの将来の展開を紹介。現在、高速道路の料金をETCで支払っているように、駐車場やドライブスルーなどでキャッシュレスの決済が導入される可能性もあるのだとか。また、アウトレットなどの駐車場に入るとナビに広告などを配信するといった仕組みも考えられているそうです。

まとめ

ガソリンの高騰が著しい昨今。多様なエネルギー源を模索している次世代自動車が本格的に実用化されると、環境だけでなくお財布にも優しい時代になるかもしれません。無限のエネルギー水素を利用して自動運転で走る車。なんだかワクワクする未来です。

※サイト情報は2013年8月30日時点

次世代自動車の現状と展望(自動車工業会)

次世代自動車の現状と展望(自動車工業会)

電気自動車(EV)開発年表と車両スペック(次世代自動車振興センター)

電気自動車(EV)開発年表と車両スペック(次世代自動車振興センター)

燃料電池自動車(FCV)のしくみ(水素・燃料電池実証プロジェクト)”

燃料電池自動車(FCV)のしくみ(水素・燃料電池実証プロジェクト)

ITSスポットサービスの将来展開(ITSスポットサービス DSRC|国土交通省)”

ITSスポットサービスの将来展開(ITSスポットサービス DSRC|国土交通省)