「ハガキ4枚分の面積で車を支える」。タイヤの重要性を示すときに、頻繁に使われる表現だ。しかし、普段から気に掛けて状態をチェックしている人は意外と少ないかもしれない。そこで今回は、タイヤについて少し詳しくなれるサイトを集めてみた。

1.タイヤの基礎知識
タイヤの役割から、サイズ表記の見方、インチアップやサイズ変更、タイヤの種類、点検、保管までを幅広く網羅。このサイトだけで、タイヤのいろはを知ることができる。ちなみに、タイヤの役割とは「車体の荷重を支える」、「走って、止まる」、「曲がる」、「乗り心地の快適さを保つ」の4つなのだとか。知ってた?

2.タイヤ交換の基礎知識
車載工具の「パンタグラフジャッキ」と「レンチ」、そして、「タイヤストッパー」を利用したタイヤの交換方法を掲載。写真と図解入りでわかりやすく解説してある。万が一、パンクしてしまってもスペアタイヤにサッと交換できたら、男としての株が上がるかも。

3.タイヤ五千年の歴史
「タイヤに5000年の歴史!?」とタイトルに驚くが、ゴム製に限らず木や鉄の車輪も含めたタイヤの歴史を紹介。タイヤにゴムが使われ始めたのは1867年、今から145年以上前の話だ(サイトでは、「今から130年程前」と記載)。現在の空気入りタイヤを初めて自動車に使用したのは、ミシュラン。1895年のことだった。ちょっとしたウンチクにいかが。

4.ブリヂストンが考える持続可能な社会
最後はちょっと変わり種。パリモーターショーで発表された、持続可能な原材料だけで作られたタイヤ「100%サステナブルマテリアルコンセプトタイヤ」に関するインタビュー記事。従来の石油由来の材料に頼らない開発手法は、タイヤの未来を感じさせる。ブリヂストンが考える環境への取り組みにも触れることができ、読み物としても面白い。

まとめ
タイヤの確認は、中古車選びの際にも重要なポイントとなる。つい見逃してしまいがちになるが、劣化具合やどういったタイヤを履いているかなど、きちんと実車でチェックしておこう。手前みそになるが、カーセンサーnet内に掲載されている「タイヤ&ホイール」にも詳しい解説や情報を掲載している。ぜひ、一度のぞいてみてほしい。

※サイト情報は2013年4月10日時点

タイヤの基礎知識(ダンロップ)

タイヤの基礎知識(ダンロップ)

タイヤ交換の基礎知識(ホームセンター「コメリ」の「KOMERI.COM How To 情報」)

タイヤ交換の基礎知識(ホームセンター「コメリ」の「KOMERI.COM How To 情報」)

タイヤ五千年の歴史(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会「JATMA」)

タイヤ五千年の歴史(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会「JATMA」)