オススメ銘柄 注目の車のなかから最もお得なグレードを導き出す|日刊カーセンサー

今週の注目銘柄:トヨタ プリウス

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■高い環境と動力性能を両立したエコカーの代名詞
トヨタ プリウス|日刊カーセンサー
“21世紀に間に合いました”というキャッチフレーズで登場した初代プリウス。エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムは低燃費と高出力を両立し、エコカーの代名詞となった。ハイブリッドシステムは世代を重ねるごとに進化し、2代目では10・15モード燃費が35.5km/Lまで伸びた。

2009年5月に登場した3代目プリウスではエンジンの排気量を1.8Lと300ccアップし、モーターは小型・高回転型に変更した最新のシステムを搭載。その結果10・15モード燃費は38km/L(Lグレード )を達成し、動力性能は2.4L車並みとワンランク上の車にグレードアップしている。
相場の傾向と対策|日刊カーセンサー
■10年の2月から値落ち傾向が強まった
トヨタ プリウス相場表グラフ|日刊カーセンサー

グラフの分析結果は

価格 2010年の1月まではほぼ横這いで推移していたが、2月に入ると値落ちが加速。
平均価格はこの3カ月で25万円ダウン
台数 1月中は50台程度と少なかったが、2月から流通量が右肩上がりで増加し3月の終わりには100台を突破した
距離 1000kmで足踏みしていたが流通量の増加とともに延びていて、現在の平均走行距離は2000kmとなっている
2009年5月に登場した現行型プリウス。登場から1年を迎えようとしているが、4月14日時点でも新車の納車待ちが約3カ月と、いまだ人気の高さがうかがえる。一方、中古車物件は2月に入ると流通台数が増え始め、3月末に100台を突破し、現在は130台と順調に伸びている。価格帯は170万~340万円で平均価格は243.8万円。そのうち100万円台の物件は全流通台数の1割とまだ少なめだ。グレードでは中間グレードのSが最多で、これに17インチホイールを装着したSツーリング、低燃費グレードのLが続く。
買いのグレード|日刊カーセンサー
■エコドライブを満喫できる1.8Sツーリング
トヨタ プリウス|日刊カーセンサー トヨタ プリウス 相場表グラフ|日刊カーセンサー
おトク度 台数 相場
おトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサーおトク度|日刊カーセンサー 28台 200万~338万円
新車価格が205万円スタートのプリウス。平均価格は250万円を割ってきたが、新車価格を超える物件も存在し、まだ高めの印象。プリウス全体では値落ち傾向だがグレード別に値動きを見てみると、最上級のGや低燃費グレードのLはやや反発し、流通台数の多いSが値落ちと動きはまちまち。そこで狙いは値落ちしていて流通台数の多いSだ。しかも専用サスペンションや17インチホイールを装着したSツーリングに絞りたい。

3代目プリウスは低燃費とともに走りの良さも特徴の一つ。その魅力を存分に味わいたいのならば足回りを鍛えたツーリングをチョイスしたい。また装備面でも省電力のLEDヘッドランプやリアスポイラー、リアアンダースポイラーなどエコドライブに効果のある装備が満載。物件の半数が走行距離1000km以下のおろしたて中古車という今が買い時だ。
Text/萩原文博