三菱 eKスペース|ニューモデル速報

三菱の人気軽自動車、eKワゴンおよびeKカスタムに続くeKシリーズ第2弾としてスーパーハイトワゴンのeKスペースが投入された。

三菱が満を持して投入したスーパーハイトワゴン

「思いやり機能」が車で過ごす時間をサポート

eKスペースは日産自動車との合弁会社NMKVが手がけたモデル。日産 デイズ ルークスとは兄弟車となる。

最大の特徴は、車内の時間をより快適にする「33の思いやり機能」が採用されたこと。例えば、シフトレバーをR(後退)に入れると車両後方の映像をルームミラー内のモニターに映す「リアビューモニター付ルームミラー」を標準装備。ほかにも、室内の空気を循環させるリアサーキュレーターや、リアドアガラスのロールサンシェード、助手席背面に折りたたみ式の「助手席シートバックテーブル」などが採用されている。

ノーマルとカスタム、2種類のモデルを用意

エクステリアは、フロントとリアが連続した大きなガラスエリアや上下2本のキャラクターラインなどにより、動きを感じさせるデザインとなっている。

カスタムモデルには、さらに大型フロントバンパー、リアスポイラー、サイドエアダム(ボディサイドの下端に付けられるエアロパーツ)を採用。ダイナミックなフォルムとなった。また、フロントフェイスは、縦基調のグリルやLEDポジションランプとHIDヘッドライトなどにより、力強さと存在感が強調されている。

インテリアでは、後席の快適性が高められたことがトピック。室内高はクラストップの1400mmで、子供の着替え、高さのある荷物の積み降ろしなど様々なシーンに対応できる。また、ロングスライドするリアシートは、運転席から後席のチャイルドシートに座る子供の世話も可能だ。

高い環境性能が与えられた

エンジンは660ccのNAで、カスタムにはターボも用意。低燃費で高性能な小型・軽量の新世代MIVECユニットで、高効率なCVTが組み合わせられる。

価格はNAエンジンで2WDのエントリーモデルである「E」の122万4300円から、ターボエンジン+4WDの「カスタム T」の177万5550円までとなる。

上下2本のキャラクターラインが、モダンで動きのある印象を演出。スライドドア後部でキックアップしたウエストラインも特徴的だ

上下2本のキャラクターラインが、モダンで動きのある印象を演出。スライドドア後部でキックアップしたウエストラインも特徴的だ

ルーフを高くし、ピラーを細くしたことで、前方や右左折時の視界の広さを獲得。開放感のあるワイドビューとなっている

ルーフを高くし、ピラーを細くしたことで、前方や右左折時の視界の広さを獲得。開放感のあるワイドビューとなっている

クラス最大の室内高1400mmを実現し、利便性も高い。また、後席天井には空気を循環させるリアサーキュレーターが採用されている

クラス最大の室内高1400mmを実現し、利便性も高い。また、後席天井には空気を循環させるリアサーキュレーターが採用されている

縦基調のグリル、LEDポジションランプとHIDヘッドライトが与えられ、力強いフロントフェイスとなったカスタム

縦基調のグリル、LEDポジションランプとHIDヘッドライトが与えられ、力強いフロントフェイスとなったカスタム

グレード E カスタム G カスタム T
駆動方式 FF 4WD
トランスミッション CVT
全長×全幅×全高(mm) 3395×1475×1775
ホイールベース(mm) 2430
車両重量(kg) 920 940 1000
乗車定員(人) 4
エンジン種類 直3DOHC 直3DOHC+ターボ
総排気量(cc) 659
最高出力[kW(ps)rpm] 36(49)/6500 47(64)/6000
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 56(6.0)/5000 98(10.0)/3000
JC08モード燃費(km/L) 26.0 20.8
ガソリン種類/容量(L) レギュラー/30
車両本体価格(万円) 122.43 152.145 177.555
■発表日:平成26年2月13日 ■取り扱い:三菱モータース