従来型からのキープコンセプトながら
機能性や走行性能を大きく進化させた
日産 エクストレイル
↑全長が175mm延長されたボディは剛性も向上。ボンネットの造形や大型ヘッドランプ、低いウエストラインなどが特徴的な直線的なスタイル

コンセプト
キープコンセプトで進化した“使い倒せる道具”なSUV
手ごろな価格と、水洗いできるラゲージを初めとする“使い倒せる道具”感が受けて大ヒットしたエクストレイル。モデルチェンジしたこの2代目は、コンセプトをキープしつつ機能性や走行性能を大きく進化させた。一回り大きくなったボディにより広くなったラゲージは、使い勝手も向上。室内も質感が増している。4WDは車両挙動などにより、前後トルク配分を変更する最新「オールモード4×4-i」を装備。最新電子デバイスやサスペンションなども加え、走行性が大幅に向上している。

バリエーション
700の変速パターンをもつCVTと
国内でクラス唯一のMTを用意
2Lと2.5Lエンジンを搭載。デュアリスにも採用される、700パターンから最適な変速を選択する最新CVTが組み合わされ、6MTも用意される。グレードは、ベーシックなSと、17インチホイールやメッキドアハンドル、オートエアコンなどを装備するXをラインナップ。2Lには2WDモデルも用意される。オプションにはハイビームが内蔵されたハイパールーフレールや、大口径の電動ガラスサンルーフを用意。洗車による細かいキズを自然に復元させる塗装、スクラッチシールドなども用意されている。

内外装
広くなったラゲージは使い勝手も大幅に向上
初代のイメージを踏襲した外観は、直線基調のボクシーなデザイン。「X」をモチーフとしたフロントで存在感をアピールする。内装はフル防水インテリアを引き続き採用。インパネ回りのデザイン変更やメタル調パーツの採用などにより、質感と機能性を向上させた。ホールド性を向上させた新形状のシートには、メイン部に防水性と透湿性の高い素材を使い蒸れを緩和させている。ボディの大型化によって広くなったラゲージには、撥水加工の脱着可能なラゲージボードとアンダートレイを採用。使い勝手が大幅に向上している。

POINT

[1]人気の旧型を踏襲した
    エクステリアデザイン
日産 エクストレイル リアスタイル
[2]フル防水インテリアを採用した
    機能的で質感の高いインパネ
日産 エクストレイル インパネ

[3]大幅に進化した新開発4×4-i
日産 エクストレイル 4×4-i

[4]広く便利になったラゲージルーム
日産 エクストレイル ラゲージ


グレード 20S 20X 20S 20X 25S 25X
駆動方式 2WD(FF) 4WD
トランスミッション CVT 6MT CVT
全長×全幅×全高(mm) 4590×1785×1685
ホイールベース(mm) 2630
車両重量(kg) 1430 1440 1490 1480 1500 1530
乗車定員(人) 5
エンジン種類 直4DOHC
総排気量(cc) 1997 2488
最高出力[kW(ps)rpm] 101(137)/5200 125(170)/6000
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 200(20.4)/4400 230(23.5)/4400
10・15モード燃費(km/L) 14 13.6 13.2 13.6 11.6
ガソリン種類/容量(L) レギュラー/65
車両本体価格(万円) 199.5 221.55 215.25 237.3 237.3 231.0 253.05

発表日:平成19年8月22日 取り扱い:レッドステージ、ブルーステージ