ジープ チェロキー【フルモデルチェンジ】
カテゴリー: ジープの新型車
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2014/05/07
ラングラーと共にジープブランドの屋台骨を支えた看板モデル、チェロキーが6年ぶりに4代目へとモデルチェンジした。
オフロード性能はそのままに、内外装を刷新
9速ATを採用し、オン・オフを問わない走行性能を実現
新型では、クライスラーグループ初となる9速ATを採用。強力な発進や、高速走行時の滑らかな加速が可能となった。
エンジンは、2.4L 直4SOHCと、3.2L V6DOHCの2種類。前者には、バルブのリフト量を調整することでエンジン効率のロスを防ぐ「マルチエア技術」が採用されている。後者は、ラングラーやグランドチェロキーなどに搭載される3.6Lのボア(内径)を縮小したユニット。3.6Lと同様のフィーリングとなっている。
革命的な外装デザイン、おしゃれでモダンな内装
エクステリアでは、ジープ伝統の7本縦型グリル「7スロットグリル」や台形のホイールアーチなどが継続。しかし、エンジンフード一体型のフロントグリルや、LEDクリアランスランプ、ヘッドライト、フォグライトという3つのライトが採用されたフロントフェイスなど、イメージが刷新された。
インテリアは「エモーショナル(感情的)」であることを意識してデザインされた。流麗な造形、上質な素材、新鮮な色彩にこだわり、モダンな雰囲気が演出されている。
高い安全性能を獲得
ボディ構造の65%が高張力スチールとなるなど、安全性能が高められている。また、ウインカーを出さずに車線からはみ出るとステアリングを自動制御する「レーンセンス車線逸脱警報プラス」や、自動駐車システムの「ParkSense縦列/並列パークアシスト」も装備されている。
モデルラインナップは3種類。エントリーモデルの「ロンジチュード」には2.4Lのマルチエアを採用。駆動方式は2WDのみとなる。「トレイルホーク」は3.2Lエンジンを搭載。「Jeepアクティブドライブロック」により2WD・4WDを切り替えることができる。
最上級の「リミテッド」は、副変速機付の4WDシステム「JeepアクティブドライブII」を採用。前後のプロペラシャフトをロックすることで、険しい坂を登る、大きな岩を超えるなどのオフロード走行も可能だ。
価格は、ロンジチュードが379万800円、トレイルホークが429万8400円、リミテッドは461万1600円。なお、発売は5月17日からとなる。
グレード | ロンジチュード | トレイルホール | リミテッド |
駆動方式 | FF | 4WD | |
トランスミッション | 9AT | ||
全長×全幅×全高(mm) | 4630×1860×1700 | 4630×1905×1740 | 4630×1860×1700 |
ホイールベース(mm) | 2700 | 2720 | 2700 |
車両重量(kg) | 1730 | 1990 | 1880 |
乗車定員(人) | 5 | ||
エンジン種類 | 直4SOHC | V6DOHC | |
総排気量(cc) | 2359 | 3238 | |
最高出力[kW(ps)rpm] | 130(177)/6400 | 200(272)/6500 | |
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 229(23.4)/3900 | 315(32.1)/4300 | |
JC08モード燃費(km/L) | 10.4 | 8.8 | 8.9 |
ガソリン種類/容量(L) | レギュラー/60 | ||
車両本体価格(万円) | 379.08 | 429.84 | 461.16 |