ジープ コンパス【新型車】
カテゴリー: ジープの新型車
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2012/02/22
ジープの都会派シティクルーザー、前輪駆動のみで登場
↑ジープブランドのフラッグシップモデルであるグランドチェロキーのイメージを踏襲したシティ派SUV
ジープのエントリーモデルであり、日本市場でも活躍するパトリオットとプラットフォームを共有する兄弟車がコンパスだ。スクエアなスタイリングからSUVの印象を与えるパトリオットに対し、コンパスは洗練されたエクステリアデザインを採用。これまでのジープ=SUVといったイメージにとらわれることなく、ハッチバックやクロスオーバーモデルが持つ快適性や機動性を表現することで、新しいシティークルーザー像を目指している。エクステリアはフラッグシップモデルであるグランドチェロキーをそのままコンパクトにしたようなイメージ。ジープ伝統の7本縦型スロットグリルは、各スロットをクロームで縁取ることで、より洗練されたルックスが表現されている。またクォッドリフレクターヘッドライトと高出力プロジェクターフォグランプを採用したことで、シャープで高級感あるフロントマスクに仕立てている。
インテリアはレザーシート、ソフトタッチ素材のドアトリムパネルなどの採用や、マルチファンクション機能を搭載したステアリングホイールなどによって、上質で利便性に優れた空間に仕上げた。
リアシートは6:4の分割可倒式で、リクライニング機能が装備される。これにより、フレキシビリティと快適性が高められた。さらに、助手席のシートバックを前に倒すとテーブル面として利用できるほか、スキー板などの長尺物の積載に便利な可倒式助手席も採用された。
エンジンはVVTを備える2Lの直4DOHCで、トランスミッションは兄弟車であるパトリオットと同様にCVTが組み合わされる。駆動方式は、日本におけるジープブランドでは初となる2WD(前輪駆動)のみのラインナップとなる。
安全面ではABSやERM(エレクトロニック・ロール・ミティゲーション)付ESPなど、アクティブセーフティ装備が充実。パッシブセーフティもフロント/リアサイドカーテンエアバッグ、フォースリミッター付プリテンショナーフロントシートベルトなどぬかりはない。
モデルラインナップは基本的にモノグレードで、ノーマルルーフ仕様とガラスサンルーフ仕様の2種類が用意される。価格はノーマルルーフのリミテッドが298万円で、パワーガラスサンルーフ仕様は308万円。なお、発売は2012年3月3日からとなる。
グレード | リミテッド | リミテッド(パワーガラスサンルーフ付) |
駆動方式 | FF | |
トランスミッション | CVT | |
全長×全幅×全高(mm) | 4460×1810×1665 | |
ホイールベース(mm) | 2635 | |
車両重量(kg) | 1450 | 1460 |
乗車定員(人) | 5 | |
エンジン種類 | 直4DOHC | |
総排気量(cc) | 1998 | |
最高出力[kW(ps)rpm] | 115(156)/6300 | |
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 190(19.4)/5100 | |
JC08モード燃費(km/L) | 10.5 | |
ガソリン種類/容量(L) | レギュラー/51 | |
車両本体価格(万円) | 298.0 | 308.0 |
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