新生GMが誇る世界各地の開発能力を結集
世界戦略車の任を担うコンパクトハッチバック

シボレー ソニック|ニューモデル速報
↑ボディカラーは写真のフレイムレッドを含む全5色

コンセプト
キーワードは「ワイルドコンパクト」
シボレーらしさを訴求

2011年7月に日本デビューを果たしたキャプティバと同様に、新生GMのグローバル・アーキテクチャー(北米、ヨーロッパ、韓国など、GMが世界各地にもつ開発拠点の共同作業)により、開発されたコンパクトハッチバックのソニックが日本デビューを果たした。

斬新かつ大胆なデザインから「ワイルド・コンパクト」と命名されたソニックは、競争が熾烈な小型車マーケットに打って出た世界戦略車。日本に右ハンドル仕様が導入されたことも、その表れだ。クール(かっこいい)、ファン(楽しい)、フリーダム(自由)など、シボレーの特徴を訴求したモデルになる。

内外装
斬新かつ大胆なボディスタイル
室内は心地良さと使い勝手の良さを追求

エクステリアはひと目でシボレー車だとわかるデュアルポートグリルと、中央に据えられたボウタイエンブレムや、モーターサイクルをモチーフとしたレンズカバーをもたない剥き出しのヘッドランプなどが特徴で、若々しく斬新で大胆なボディスタイルが目指された。また、ブリスター状に処理されたホイールアーチやワイドトレッド、短いオーバーハングなどにより、力強く安定したスタイリングが強調されている。

インテリアはシボレーの最上級スポーツクーペ、コルベット譲りのデュアルコックピットデザインが施されており、ラップラウンドしたインストルメントパネルは、両側のドアにまで連続する処理で包まれ感を演出。メータークラスターはバイクにヒントを得た大きな回転計とデジタルメーターの組み合わせになっている。

コンパクトカーには必須の収納スペースも巧妙に考えられている。2つのグローブボックスをはじめ、各種の物入れやドアポケット、センターにある3カ所のカップホルダーなど、多様な収納スペースが備えられた。

バリエーション
BFI構造による強靭なボディ
パワートレインは1.6Lエンジン+6AT

エンジンは最高出力115psを発生させる1.6Lガソリンユニットで、組み合わされるミッションは6速AT。このパワートレインは気持ちの良い走行性能を実現するとともに、低燃費かつ環境への負荷をできるだけ低減することを目標に開発された。エントリーモデルとアルミホイール、メタリックペイントなどが与えられる上級モデルの2グレードが用意される。

高い安全性をもつボディ・フレーム・インテグラル(BFI)構造による強靭なボディや先進の電子制御システムにより、欧州の厳しい安全基準であるユーロNCAPの安全性能において、最高ランクである5つ星を獲得している。

価格はエントリーモデルのソニックが189万円。上級グレードのソニックLTは198万円。発売は2011年11月12日からとなっている。
POINT
1 世界中の開発拠点による
共同作業で開発した世界戦略車
シボレー ソニック リアスタイル|ニューモデル速報
2 バイクをイメージした
独自のメーターパネル
シボレー ソニック インパネ|ニューモデル速報
3 使い勝手の良さや心地良さを
追求した居住スペース
シボレー ソニック シート|ニューモデル速報
4 フレーム溶接型モノコックの
BFI構造による堅牢なボディ
シボレー ソニック ボディシェル|ニューモデル速報

SPECIFICATIONS

グレード ソニック ソニックLT
駆動方式 FF
トランスミッション 6AT
全長×全幅×全高(mm) 4050×1740×1525
ホイールベース(mm) 2525
車両重量(kg) 1220
乗車定員(人) 5
エンジン種類 直4DOHC
総排気量(cc) 1597
最高出力[kW(ps)rpm] 85(115)/6000
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 155(15.8)/4000
10・15モード燃費(km/L) 11.3
ガソリン種類/容量(L) レギュラー/46
車両本体価格(万円) 189.0 198.0
■発表日:平成23年10月6日 ■取り扱い:シボレー正規販売店