フォルクスワーゲン ゴルフ【フルモデルチェンジ】
カテゴリー: フォルクスワーゲンの新型車
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2013/05/27
1974年の登場以来、6世代38年間にわたり2900万台以上が生産された世界的ベストセラーカー、フォルクスワーゲン ゴルフが7代目へとフルモデルチェンジした。販売は2013年6月25日からとなる
ゴルフ史上初、全車が100%減税対象に
フォルクスワーゲンの新プラットフォーム戦略 MQBを初採用
新型における最大のポイントは、フォルクスワーゲンの新しいモジュール戦略「MQB」のもと開発された初めてのモデルだということ。MQBとは、プラットフォームをいくつかのモジュールに分けて構成し、様々なサイズの車を柔軟に制作しようという設計方法だ。
先代で高い評価を得たTSIエンジンや高剛性ボディ、サスペンション、エアコンなどを新世代モジュールとしてゼロから開発。機能と性能を格段に向上しながら大幅な軽量化と燃費の向上に成功したという。
時代を超えたデザイン、ゴルフはいつの時代もゴルフ
エクステリアは、これまでのモデルのイメージをそのまま継承した。フロントタイヤを前方に移動したり、全高を低くしたりするなど、よりスポーティになったが、世界のCセグメントハッチバックのベンチマークである歴代モデルの印象を踏襲。ひと目でゴルフだとわかるスタイリングは顕在だ。
高い安全装備が与えられたこともトピックだ。自動ブレーキシステムの「フロントアシストプラス」をはじめ、事故の可能性が高いとシステムが判断した場合にシートベルトやエアバッグの効果を最大限に引き上げる「プロアクティブ・オキュパント・プロテクション」、衝突や追突した際に車両を自動で減速させ二次衝突を防ぐ「マルチコリジョンブレーキシステム」などの安全デバイスが全車に標準装備された。
さらに、上級モデルには、設定された速度を上限に自動で加減速を行う「アダプティブクルーズコントロール」を装備。なお、最上級グレードには、車線を逸脱したときにステアリングを自動で補正する「レーンキープアシストシステム」も採用された。
高効率の1.2Lと1.4Lエンジンを用意
エンジンは、フォルクスワーゲン独自のエネルギー回生システム「ブルーモーション」を採用した1.2Lと1.4LのTSIユニットを採用。組み合わされるトランスミッションは7速ツインクラッチミッション DSGとなる。
1.2LモデルはJC08モード燃費21.0km/Lを実現。1.4L車には気筒休止システム「アクティブシリンダーマネージメントシステム」を新たに搭載し、JC08モード燃費19.9km/Lを達成した。この結果、いずれも100%のエコカー減税対象となっている。
価格は、1.2Lユニットを搭載するエントリーモデル「TSIトレンドライン」の249万円から、1.4Lエンジンの最上級グレード「TSIハイライン」の299万円までとなる。
グレード | TSIトレンドライン | TSIコンフォートライン | TSIハイライン |
駆動方式 | FF | ||
トランスミッション | 7AT | ||
全長×全幅×全高(mm) | 4265×1800×1460 | ||
ホイールベース(mm) | 2635 | ||
車両重量(kg) | 1240 | 1320 | |
乗車定員(人) | 5 | ||
エンジン種類 | 直4DOHC+ターボ | ||
総排気量(cc) | 1197 | 1394 | |
最高出力[kW(ps)rpm] | 77(105)/4500-5500 | 103(140)/4500-6000 | |
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 175(17.8)/1400-4000 | 250(25.5)/1500-3500 | |
JC08モード燃費(km/L) | 21.0 | 19.9 | |
ガソリン種類/容量(L) | プレミアム/50 | ||
車両本体価格(万円) | 249.0 | 269.0 | 299.0 |