フォルクスワーゲン ザ・ビートル・カブリオレ【新型車】
カテゴリー: フォルクスワーゲンの新型車
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2013/04/01
フォルクスワーゲンの最新のアイコンともいえる、ザ・ビートルにオープンカーモデルであるザ・ビートル・カブリオレが追加された。ベース車の魅力はそのままに、おしゃれな雰囲気と爽快なドライブが楽しめるモデルだ
ザ・ビートルに追加されたカブリオレ
いつでもオープンにできる電動ソフトトップ
エクステリアは、ベースであるザ・ビートルがもつ独特な柔らかいフォルムを生かしたデザインとなった。カブリオレならではの装備としてはリアスポイラーの採用があげられる。10スポークの16インチアルミホイールとの相乗効果で、サイドおよびリアはスポーティかつエレガントなデザインとなった。
インテリアは、ザ・ビートル同様に、インパネ、フロントドア、リアトリム上部にボディ同色のパネルを用いることで、明るくポップな雰囲気となった。シートはレザーで、フロントシートにはシートヒーターが装備される。また、先代モデルにあたるニュービートルカブリオレ比で+12%にあたる225Lのラゲージスペースを実現。さらに、先代モデルでは固定式だったリアシートが分割可倒式となり、長尺物の搭載も可能となった。
オープン化に際し、万一の装備も万全
オープン化に際し安全装備も追加されている。横滑り防止装置のESPやABSはもちろん、運転席と助手席にむち打ち低減ヘッドレストを標準装備。運転席と助手席のフロントエアバッグに加え、頭部保護機能付きサイドエアバッグ(左右)が採用され、計4つのエアバッグが備えられている。さらに、車体の傾斜角度が一定の範囲を超えセンサーが横転の危険を感知すると、リアシートヘッドレストの背後に内蔵された2本のロールオーバーバーが飛び出す「ロールオーバープロテクションシステム」を搭載。エアバッグの制御システムと連携して、車両転覆時における乗員の安全を確保してくれる。
他にも、純正ナビゲーションシステムの712SDCWを標準装備しており、ITSスポット対応のDSRC車載機やオンラインの交通情報探索機能などを利用し、その時々の状況に沿ったリアルタイムなルート案内を利用することが可能。購入から2年間は、地図更新も無償で受けられる。さらに、iPhoneを接続してニュースや天気予報、SNSの情報が閲覧できるエンターテインメント機能も備えられている。
パワートレインはベースモデル同様、モノグレード展開
パワートレインはザ・ビートルと同じ。動力性能と環境性能を両立した1.2LのTSIエンジンとツインクラッチ式の7速DSGミッションとの組み合わせ。JC08モード燃費は17.6km/Lを実現し75%の減税対象となる。
モノグレード展開で価格は375万円となる。
グレード | ザ・ビートル・カブリオレ |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 7AT |
全長×全幅×全高(mm) | 4270×1815×1485 |
ホイールベース(mm) | 2535 |
車両重量(kg) | 1380 |
乗車定員(人) | 4 |
エンジン種類 | 直4SOHC+ターボ |
総排気量(cc) | 1197 |
最高出力[kW(ps)rpm] | 77(105)/5000 |
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 175(17.8)/1500-4100 |
JC08モード燃費(km/L) | 17.6 |
ガソリン種類/容量(L) | プレミアム/55 |
車両本体価格(万円) | 375 |