フォルクスワーゲン CC【新型車】
カテゴリー: フォルクスワーゲンの新型車
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2012/07/31
小排気量エンジンで燃費も良好
フラッグシップモデルとなる4ドアクーペ
↑ボディカラーは写真のブラックオークブラウンメタリックを含む全6色
コンセプト
パサートの上級に位置する
日本市場におけるフラッグシップ
国内で販売するフォルクスワーゲンの最上級モデルとして、4ドアクーペスタイルのフォルクスワーゲン CCが新たに投入された。前モデルである「パサートCC」から「フォルクスワーゲンCC」に名称が変更されたのは、フォルクスワーゲン内において、日本未導入のFセグメントセダン、フェートンとパサートとの中間に位置するモデルとして、再定義されたことに由来するという。この名称変更は全世界的な変更になる。日本市場においては、パサートの名がとれたことにより、フラッグシップモデルとして位置づけられる。上級セグメントにおけるダウンサイジング戦略をさらに推し進めるとともに、燃費と環境性能はもちろん、フォルクスワーゲンが考えるこれからの時代にふさわしい上級モデルのあるべき姿が提案された。
内外装
水平基調の伸びやかなボディライン
室内は、高級素材を惜しみなく投入
エクステリアは、最新のフォルクスワーゲン デザインが踏襲される。水平基調に改められたフロントおよびリア部分。ルーフからリヤエンドにかけて伸びやかに弧を描くサイドシルエットと大径の18インチタイヤ、フロントポジショニングランプ/テールライトに採用したLEDなどにより、「CC = Comfort Coupe(コンフォート クーペ)」を車名の由来とする車に見合ったエレガントで高級感のあるデザインに仕立てられている。インテリアは、上質なナパレザーによるシートなど高級素材がふんだんに採用された。また、遮音フィルムを内蔵するフロントガラス、ボディ随所に遮音材を追加することで、上級モデルにふさわしい優れた静粛性が実現されている。
バリエーション
1.8LのTSIエンジンと7速DSGの組み合わせ
ダウンサイジングユニットを採用
パワートレインは、1.8L直4直噴DOHCターボとツインクラッチの7速DSGミッションとの組み合わせとなる。標準モデルでも、長時間運転などによるドライバーの疲労を検知する、ドライバー疲労感知システムや様々な走行状況に合わせて瞬間的かつ連続的にダンパーの減衰力や電動パワーステアリングの特性を制御するDCC(アダプティブシャシコントロール)が標準装備される。テクノロジーパッケージと呼ばれるオプションは、安全装備が充実。車体のフロント部分に内蔵した高感度レーダーで先行車両を識別し、自動的に加減速しながら、あらかじめ設定した車間距離を維持するクルーズコントロールシステムであるACC(アダプティブクルーズコントロール)。それに付随する、前方の車両や障害物を感知すると、即座にドライバーに警告(警告灯+ハンドルの振動)を発信。さらに、時速30km/h未満で走行中に静止障害物を検知すると、システムが自動的にブレーキを作動させて状況によって完全に停止するプリクラッシュブレーキシステム。ほかにもアクティブ/パッシブセーフティのデバイスが数多く採用された。
価格は、標準モデルが499万円。オプションのテクノロジーパッケージ搭載車は、524万円となる。
POINT
1
4ドアクーペボディにより
エレガントかつ高級感を演出
2
ドライバー疲労感知システムが
備わるメーターパネル
3
高級シート表皮である
ナパレザーを採用
4
ダウンサイジングユニットの
1.8L直噴直4ターボ
SPECIFICATIONS
グレード | CC 1.8TSI | CC 1.8TSIテクノロジーパッケージ | |
駆動方式 | FF | ||
トランスミッション | 7AT | ||
全長×全幅×全高(mm) | 4815×1855×1425 | ||
ホイールベース(mm) | 2710 | ||
車両重量(kg) | 1540 | ||
乗車定員(人) | 5 | ||
エンジン種類 | 直4DOHC+ターボ | ||
総排気量(cc) | 1798 | ||
最高出力[kW(ps)rpm] | 118(160)/4500-6200 | ||
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 250(25.5)/1500-4500 | ||
JC08モード燃費(km/L) | 13.4 | ||
ガソリン種類/容量(L) | プレミアム/70 | ||
車両本体価格(万円) | 499.0 | 524.0 |
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