6代目ゴルフ譲りの新デザインを採用、全車エコカー購入補助金対象に

フォルクスワーゲン ゴルフヴァリアント|ニューモデル速報
↑ボディカラーは、写真のディープブラックパールエフェクトを含む全7色
2009年4月に登場した6代目ゴルフを受けて、ヴァリアントもマイナーチェンジとなった。6代目ゴルフ譲りのボディデザイン、高い静粛性、インテリアの質感向上、燃費の向上など、各方面が進化。高品質で実用性の高いステーションワゴンに仕立てられている。

グレードは3つ。まず122ps/200Nmを発生する1.4LDOHCターボを積む、TSI Trendline(トレンドライン)。同じ1.4LDOHCながら、ターボ+スーパーチャージャーで武装、160ps/240Nmを発生する、TSI Comfortline(コンフォートライン)。最上位に2LDOHCターボを搭載する、2.0TSI Sportsline(スポーツライン)が用意される。

エクステリアは、ゴルフと同様の、シンプルで明快なフロントフェイスが与えられた。コンフォートライン以上では、シャープなイメージを与えるバイキセノンヘッドライトが標準装備される。さらにスポーツラインは17インチのアルミホイールやクロームのルーフレールで彩られるなど、スポーティなイメージが施された。

インテリアは、オーディオパネルと連動したエアコンのコントローラーや、レザー3本スポークステアリング、ソフトなダッシュボードなど、ゴルフ譲りの高い質感とソフトな触感の部品を数多く採用。フロントガラスには遮音性の高いシートを挟み込み、より静粛性の高い室内空間が目指された。さらにスポーツラインでは、運転席8ウェイの電動レザーシートが装備される。

最大のトピックは、燃費性能の向上が図られ、全モデルがエコカー購入補助金の対象になったことだろう。ちなみに、トレンドラインの10・15モード燃費は先代モデル比+11%の16.8km/Lを実現。コンフォートラインは16.2km/L、スポーツラインも12.2km/Lといずれのモデルも向上を果たしている。

価格は1.4L DOHCターボと7速DSGの組み合わせによるTSI Trendlineの272万円から、2.0Lターボと6速DSGの組み合わせからなるTSI Sportslineの383万円まで。

グレード TSI Trendline TSI Comfortline 2.0TSI Sportsline
駆動方式 FF
トランスミッション 7AT 6AT
全長×全幅×全高(mm) 4545×1780×1530 4545×1780×1510
ホイールベース(mm) 2575
車両重量(kg) 1370 1420 1520
乗車定員(人) 5
エンジン種類 直4DOHC+ターボ 直4DOHC+ターボ+スーパーチャージャー 直4DOHC+ターボ
総排気量(cc) 1389 1984
最高出力[kW(ps)rpm] 90(122)/5000 118(160)/5800 147(200)/5100-6000
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 200(20.4)/1500-4000 240(24.5)/1500-4500 280(28.6)/1700-5000
10・15モード燃費(km/L) 16.8 16.2 12.2
ガソリン種類/容量(L) プレミアム/55
車両本体価格(万円) 272 322 383
■発表日:平成21年11月17日 ■取り扱い:フォルクスワーゲン正規ディーラー