■内外装のデザイン変更や新エンジン＆グレード追加など、大幅なマイナーチェンジを実施

メルセデス・ベンツのハイパフォーマンス版であるSLクラス、CLSクラス、SLKクラスにマイナーチェンジが施された。
エクステリアの変更点は、SLクラスには20mmワイドになったフロントグリルや空力性能に優れたディフューザー、トランクリッドスポイラーリップを装着。CLSクラスはブラックペイントが施された2本ルーバーや新デザイン19インチAMGトリプルスポークアルミホイールなどが装備され、SLKクラスもハイグロス仕上げのフロントリップスポイラーや大型エアインテーク、AMGデュアルツインクロームエグゾーストエンドなどが採用された。
インテリアは、SLクラスにはキーレスゴーやエアスカーフが採用され、CLSクラスはホワイトを基調とし、視認性に優れたメーターパネルやクローム付3スポークステアリングを装着。SLKはクロームが施されたメーターパネルやレッドがあしらわれたメーター指針などが奢られている。さらに全モデル、センターコンソールにHDDナビや地デジ対応テレビなどが統合されたCOMANDシステムが装備された。
メカニカルな部分では、SLクラスに最大出力525psを誇る6.3L V8エンジンが搭載されたSL 63 AMGが、それまでのSL 55 AMGに代わり導入されている。
ボディカラーは、SLクラスが14色、CLSクラスが12色、SLKクラスが11色用意されているが、CL クラスとSLKクラスには、標準の内外装色とは別にボディカラー、内装色、トリムを自由に組み合わせられるdesigno(デジーノ)AMG Programが用意されている。
価格は新規導入されたSL 63 AMGが1910万円。SL 65 AMGは従来モデルに対し47万円高の2920万円、CLS 63 AMGは37万円高の1520万円、SLK 55 AMGは2万円高の1040万円。 ■発表日：平成20年5月28日　■取り扱い：メルセデス・ベンツ正規販売店