メルセデス・ベンツ Cクラスクーペ 【新型車】
カテゴリー: メルセデス・ベンツの新型車
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2011/10/18
俊敏さと高い経済性を両立させた、スタイリッシュな2ドアクーペ
↑ボディカラーは写真のラジウムシルバーを含む全11色
2011年7月にデビューしたAMG C63AMGクーペに続いて、メルセデス・ベンツからもCクラスの2ドアクーペがデビューした。現行Cクラスのセダン/ステーションワゴンが追求した、俊敏性と快適性という相反する要素を両立させる「AGILITY CONTROL(アジリティコントロール)」サスペンションに加え、クーペならではの高いボディ剛性による、俊敏かつ快適な走行性能が実現された。エクステリアは、流れるようなルーフラインと、Cピラーに向かって立ち上がる力強いウインドウグラフィックとを融合させた、ワイド&ローのシルエットが印象的。また、Cピラーがリアアクスルより後方までつながることでテールを短く見せながら、ワイド感を強調するLEDのリアコンビネーションランプのデザインが組み合わされたリアビューなど、エレガントさとスポーティさを兼ね備えたクーペならではのプロポーションが与えられている。
インテリアは、クーペ専用となるヘッドレスト一体型の4座独立シートを採用。3連チューブデザインのメーターや、CLSと共通する3本スポークのステアリングなどにより、スポーティなキャラクターが強調された。また、合計11個のエアバッグや全4席のベルトフォースリミッターなどの乗員保護システム、運転中の注意力低下を検知してドライバーに警告を促すアテンションアシストなど、充実した安全装備が与えられる。ラゲージスペースは、Cクラスのセダンよりも10L容量が大きい450Lを獲得している。
メルセデス・ベンツ独自のユーザーインターフェイスである、新世代のCOMANDシステムは、グーグルマップとの連携や、Bluetoothオーディオ機能、iPodをはじめとするさまざまな音楽データの再生など、エンターテインメント性を大幅に高める機能が備えられた。
ラインナップは、C180クーペとC250クーペの2種類が用意される。パワートレインは、最高出力156ps(C180クーペに搭載)と204ps(C250クーペに搭載)という2種類の出力特性が与えられた1.8Lの直噴直4DOHCターボで、組み合わされるミッションは、いずれも7速ATの「7G-TRONIC PLUS」となる。両モデルともに、アイドリングストップ機構の「ECOスタートストップ機能」を採用。C250クーペは75%のエコカー減税対象となった。
価格はエントリーグレードであるC180クーペが435万円。上級グレードのC250クーペは598万円となる。
グレード | C180クーペ | C250クーペ |
駆動方式 | FR | |
トランスミッション | 7AT | |
全長×全幅×全高(mm) | 4640×1780×1390 | |
ホイールベース(mm) | 2760 | |
車両重量(kg) | - | 1580 |
乗車定員(人) | 4 | |
エンジン種類 | 直4DOHC+ターボ | |
総排気量(cc) | 1795 | |
最高出力[kW(ps)rpm] | 115(156)/5000 | 150(204)/5500 |
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 250(25.5)/1600-4200 | 310(31.6)/2000-4300 |
10・15モード燃費(km/L) | - | 13.8 |
ガソリン種類/容量(L) | プレミアム/66 | |
車両本体価格(万円) | 435.0 | 598.0 |
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