トヨタ ピクシスエポック【マイナーチェンジ】
カテゴリー: トヨタの新型車
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2013/08/26
トヨタの軽セダンであるピクシスエポックが、OEM元であるダイハツ ミラ イースの変更にあわせてマイナーチェンジした
燃費性能が大幅に向上、2WDで33.4km/Lを実現
燃費性能に磨きがかけられた
最大のトピックは燃費性能が向上したことだ。燃焼室にEGRガスを送り込みポンピングロス(エンジンが吸気する際の抵抗)を低減させるi-EGRを進化させた「クールドi-EGR」が採用され、アイドリングストップ機構「eco IDLE(エコアイドル)」や減速エネルギー回生機能「エコ発電制御」も進化。これらによって、2WDモデルのJC08モード燃費は従来型比+1.4km/Lの33.4km/Lとなった。4WD車も同+0.4km/Lの30.4km/Lとなっている。
新デザインの内外装と充実した装備
デザインは、内外装のデザインに手が加えられ、先進性や上質感が演出された。
エクステリアは、グリルやバンパーをはじめとするフロントフェイスなどが変更されている。インテリアでは、インストルメントパネルセンター部の配色を一新。オーディオパネルはプレミアムシャインブラックに加飾された。上級モデルには、さらにシルバーのセンタークラスターが採用されている。
さらに装備も充実した。全モデルにヘッドランプ自動消灯システムが採用されたほか、上級モデルにはオート格納式ドアミラーが備えられている。
最新の安全装備を搭載したSA仕様をラインナップ
安全装備も向上。60km/h以上で走行中に急ブレーキをかけた場合、ハザードランプを点滅させる「エマージェンシーストップシグナル」が全車に標準装備された。
また、低速域衝突回避支援ブレーキと誤発進抑制制御機能、先行車発進お知らせ機能、横滑り防止装置のVSC&トラクションコントロールを備えた「スマートアシスト」を搭載した「SA」仕様がラインナップされる。
価格は、2WDのエントリーモデル「D」の74万5000円から、4WDの最上級グレード「Gf“SA”」の128万円まで。従来モデルに比べ、エントリーモデルは5万円のプライスダウンを実現。他モデルも装備が充実しながらも、最小限のプライスアップとなっている。
グレード | D | Gf“SA” |
駆動方式 | FF | 4WD |
トランスミッション | CVT | |
全長×全幅×全高(mm) | 3395×1475×1490 | 3395×1475×1500 |
ホイールベース(mm) | 2455 | |
車両重量(kg) | 730 | 790 |
乗車定員(人) | 4 | |
エンジン種類 | 直3DOHC | |
総排気量(cc) | 658 | |
最高出力[kW(ps)rpm] | 38(52)/6800 | |
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 60(6.1)/5200 | |
JC08モード燃費(km/L) | 33.4 | 30.4 |
ガソリン種類/容量(L) | レギュラー/30 | レギュラー/34 |
車両本体価格(万円) | 74.5 | 128.0 |