高級感とスポーティ感が高められた

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  • トヨタ エスティマハイブリッド|ニューモデル速報
↑スポーティグレードであるアエラスを中心にマイナーチェンジを実施。写真右のエスティマハイブリッドにもアエラスグレードが追加された
トヨタの天才タマゴのキャッチフレーズで、ワンモーションフォルムのミニバンとして市場に登場。以来、そのコンセプトを踏襲しながら連綿と歴史を紡いできたエスティマの3代目がマイナーチェンジを果たした。

今回の変更では、スポーティグレード「アエラス」を中心に、内外装の意匠変更を実施することで、一段と高級感とスポーティ感が高められた。また、エスティマハイブリッドにも「アエラス」グレードを新たに設定。ラインアップの充実化が図られている。

素のエスティマは、「アエラス」の外観において、フロントグリルやバンパーの意匠を変更。さらに、ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプの色変更、専用18インチアルミホイールの採用などにより、スポーティかつワイドな印象が強調された。エスティマハイブリッドは、全車にハイブリッド専用リヤエンブレムが採用される。

室内では、内装およびシートカラーにスポーティな印象のブラックと上品な新色シェルの2色を採用。また、インストルメントパネルやフロントのドアアームレストにサテン調シルバー加飾モールが追加されている。さらにセンタークラスターやステアリングなどのパネル色をブラックメタリックとするとともに、「G」、「アエラス“レザーパッケージ”」に深みのある木目調加飾を採用するなど、室内の質感を向上させた。

装備面では、「G」および「アエラス“レザーパッケージ”」、ハイブリッド全車に、ナノイーとスーパーUVカットガラス(フロントガラス)を採用することで、快適性の向上が図られている。また、「アエラス」にデュアルパワースライドドアとロングスライドコンソールボックスを、「G」にパワーバックドアを追加設定し、使用性と利便性が高められた。さらに、3.5L車に横滑り防止装置のS-VSCを標準装備したほか、ハイブリッド車には車両接近通報装置が装備されるなど、安全性能も向上している。

価格は、エントリーグレード、素のエスティマ「X」の275万円から、エスティマハイブリッドの最上級グレード「G」の504万7000円まで。全体的に若干の値上げとなっている。
グレード エスティマ X エスティマ アエラス エスティマハイブリッド G
駆動方式 FF 4WD
トランスミッション CVT 6AT CVT
全長×全幅×全高(mm) 4795×1800×1730 4815×1820×1745 4800×1820×1760
ホイールベース(mm) 2950
車両重量(kg) 1700 1830 1990
乗車定員(人) 8 7
エンジン種類 直4DOHC V6DOHC 直4DOHC+モーター
総排気量(cc) 2362 3456 2362
最高出力[kW(ps)rpm] 125(170)/6000 206(280)/6200 110(150)/6000+105(143)/4500+50(68)/4610−5120
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 224(22.8)/4000 344(35.1)/4700 270(27.5)/4000+270(27.5)/0-1500+130(13.3)/0−610
JC08モード燃費(km/L) 11.6 9.7 18.0
ガソリン種類/容量(L) レギュラー/65 プレミアム/65 レギュラー/65
車両本体価格(万円) 275.0 346.3 504.7
■発表日:平成24年5月8日 ■取り扱い:トヨタ店、カローラ店