伝統の走破性、耐久性にオンロードでの快適性をプラス
ユーティリティ性能の向上も図られたマルチオフローダー

トヨタ ランドクルーザープラド|ニューモデル速報
↑ボディカラーは写真のホワイトパールクリスタルシャインを含む全10色

コンセプト
オフロード、オンロードを問わない
快適性が目指された

70系ライトデューティとして84年に誕生、進化を遂げてきた伝統の4WDモデル、ランドクルーザープラドがモデルチェンジを果たし4代目となった。
170以上の国と地域で販売されるグローバールモデル。コンセプトは「オフロード&いつもの快適」だ。ランドクルーザー200同様に、オン・オフの走行状況に応じて前後スタビライザーの作動を最適に制御するキネティックダイナミックサスペンションシステムが採用された。また駆動・制動の制御をスイッチ操作で切り替え可能なマルチテレインセレクトや、4つのカメラ映像で周囲の路面状況を確認できる世界初のマルチテレインモニターなど、初心者でもオフロードを楽しめる先進の運転支援技術がオプションで用意される。また、サードシートが従来のはね上げ式から床下収納式に変更されるなど、多彩なシートアレンジを実現。ユーティリティ性能の向上にも配慮がなされた。

内外装
力強さと洗練の両立が目指されたエクステリア
快適性と使い勝手が追求された室内

エクステリアは「インテリジェントモダン」をキーワードに、都会にもアウトドアシーンにも映える洗練された逞しさと頑強さが表現されている。コンポーネントを加えていく方法ではなく、各部の造形を統合することで、一体化した塊感を強調。見る角度によって躍動感や骨太感、力強さを感じさせるデザインが施された。
インテリアは水平基調のインスツルメントパネルに垂直基調のセンタークラスターを組み合わせた構成を採用。街中にもオフロードにも合う、堅牢かつ快適で洗練された上質さが目指された。オフロードでのスイッチ類の操作性にも気が配られているという。また、計器類にはマルチインフォメーションディスプレイ、エコランプインジケーターも表示するオプティトロンメーターが採用された。

バリエーション
ボディスタイルは5ドアのみに集約
進化した2.7L 直4と4L V6を搭載

先代で用意されていた3ドアのショートボディは国内市場では廃され、5ドアボディに統一された。2.7Lの直4と4LのV6エンジンは先代モデルからのキャリーオーバーだが、大幅な改良が施された。特に4L V6エンジンはレギュラーガソリン仕様に変更されている。さらに排気側にバルブタイミングリフト機構を追加、ローラーロッカーアームを新採用することで、燃費の向上と高出力化が図られている。組み合わされるミッションは2.7Lが4AT、4Lが5ATで駆動方式は全車4WDとなる。
価格は2.7L 5人乗りのエントリーグレード「TX」の315万円から4L 7人乗り「TZ-G」の475万円まで。
POINT
1 3ドアショートボディが廃され
国内市場は5ドアに集約された
トヨタ ランドクルーザープラド リアスタイル|ニューモデル速報
2 道を問わない快適性が目指され
悪路でのスイッチ操作性も向上
トヨタ ランドクルーザープラド インパネ|ニューモデル速報
3 3列目シートは床下収納に変更
多彩なシートアレンジを誇る
トヨタ ランドクルーザープラド シートアレンジ|ニューモデル速報
4 世界初マルチテレインモニター
周囲の路面状況をモニターする
トヨタ ランドクルーザープラド マルチテレインモニター|ニューモデル速報

SPECIFICATIONS

グレード TX TX Lパッケージ TZ TZ-G
駆動方式 4WD
トランスミッション 4AT 5AT
全長×全幅×全高(mm) 4760×1885×1850 4760×1885×1835
ホイールベース(mm) 2790
車両重量(kg) 2030 2090 2160 2180
乗車定員(人) 5 7
エンジン種類 直4DOHC V6DOHC
総排気量(cc) 2693 3955
最高出力[kW(ps)rpm] 120(163)/5200 203(276)/5600
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 246(25.1)/3800 380(38.8)/4400
10・15モード燃費(km/L) 8.8 8.2
ガソリン種類/容量(L) レギュラー/87
車両本体価格(万円) 315 374 410 475
■発表日:平成21年9月14日 ■取り扱い:トヨタ店