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Sクラス史上一番売れたW126型に設定されていた2ドアクーペ、メルセデス・ベンツ SECクラス(Sクラスクーペ)は伝説の絶滅危惧車だ!
Sクラス史上一番売れたW126型に設定されていた2ドアクーペ、メルセデス・ベンツ SECクラス(Sクラスクーペ)は伝説の絶滅危惧車だ!
2020/02/14
▲今回、紹介するのは1981年に登場したメルセデス・ベンツ SECクラス(Sクラスクーペ)
約40年前に発売されたSクラスクーペ
メルセデス・ベンツSクラスクーペは、旧型モデルでは「CL」と呼ばれ、もっとさかのぼれば「SEC」と呼ばれた時代もあった。
コンセプトは今も昔も同じで、フルサイズセダンのSクラスをベースに、あえて2ドアクーペに仕立てた贅沢なモデルである。
今回、注目するSECは旧々々型、3世代前のSクラス(W126型)がベースのクーペ。ちなみに、ベースのSクラス(W126型)はメルセデス・ベンツ史上、一番売れたS クラスである。
クーペのSECクラスはSクラス(W126型)のデビュー後の2年後、1981年にデビューした。いわゆる前期型の1981年から1985年までは380SEC、500SECの2バリエーションをラインアップ。後期型の1985年から1991年までは420SEC、500SEC、560SECをラインアップしていた。
当時、日本に正規輸入されていたのは前期型の2モデル、後期型は560SECのみだった、と記憶している。
フロントグリルのロゴが最大の特徴
エンジンやトランスミッションはSクラスと共通だった。サスペンションもクーペならではのチューニングが施された、とはいえSクラス同様にフロントのダブルウィッシュボーン式、リアのセミトレーリング式を採用していた。
SECクラス最大の特徴といえば、フロントグリルに配された大きなメルセデス・ベンツのロゴ(スリーポインテッドスター)、そしてBピラーをなくしたスムーズなラインだろう。しかしながら、外装でのSクラスとの共有部品は皆無、というこだわりよう。
SECのボディサイズはSクラスのショートホイールベースモデルと比較して85㎜短い4935㎜(560SEC)、10㎜ワイドな1830㎜で、30㎜低い1440㎜だった。ホイールベースも85㎜短い2850㎜だったが当時、これほどのホイールベースを確保している車はそうそうなかった。
質実剛健なインテリア
SECではリアシートは非常用とまでは言わずとも、さほど使われることは想定していなかった、と思う。それでもシートの座面はフロントシート同様、快適なものだった。
この頃のメルセデス・ベンツのシートは座面内にスプリング、馬の毛やココナツの繊維を用いていたから、高級ソファのような座り心地だった。そう、いちいちお金がかかっていたのだ。
ドアを開けてシートに腰を下ろすと、オートママチック・シートベルトガイドと呼ばれるものが“ウィーン”と伸びてくる。このギミックだけでも愉快だ。
インテリアは、というとどこまでも質実剛健さが漂い、きらびやかさには欠ける。良くも悪くも、当時のメルセデス・ベンツが顧客に迎合していなかった表れのように感じる。
そして、この頃は安全性を強くうたっており、当時としてはまだ珍しいエアバッグ、ABS、トラクションコントロールを装備。もちろん、衝突安全ボディも最新鋭だった。
2速発進という独特なスタイルは、無駄にエンジンを回さず、静かに有り余るトルクで大型客船がグイっと進むような加速感だった。
▲ベースとなった3世代前のSクラス(W126型)のステアリングとインパネ
ヤングタイマーのあおりを受けるのも近い?
中古車相場に目を向けてみると、原稿執筆時点(2020年2月10日)で8台が流通している。中古車相場としては200万円台前半から後半がメインで、走行距離が多ければ安く設定されている。
この年代のメルセデス・ベンツは「ヤングタイマー」と称して最近、ヨーロッパで人気が高まっている。ゆえに、いずれ日本での相場動向も影響を受けかねない。
古き良きメルセデス・ベンツのグランドツアラーは、今でも感心させられる味わいをもつ。そういう意味では、昨今の高級車よりも普遍的な出来の良さをも感じさせてくれる。
ちょっとでも気になった方は、中古車物件をチェックしてみてほしい!
文/古賀貴司(自動車王国)、写真/ダイムラー
▼検索条件
メルセデス・ベンツ SECクラス(Sクラスクーペ)(1981年~1993年生産モデル)×全国
自動車ニュースサイト「自動車王国」を主宰するも、ほとんど更新せずツイッターにいそしんでいる。大学卒業後、都銀に就職するが、車好きが講じて編集プロダクションへ転職。カーセンサー編集部員として約10年を過ごし、現在はフリーランスのライター/翻訳家として活動している。
【関連リンク】
Sクラス史上一番売れたW126型に設定されていた2ドアクーペ、メルセデス・ベンツ SECクラス(Sクラスクーペ)は伝説の絶滅危惧車だ!/特選車
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<h3>約40年前に発売されたSクラスクーペ</h3>
<p>メルセデス・ベンツSクラスクーペは、旧型モデルでは「CL」と呼ばれ、もっとさかのぼれば「SEC」と呼ばれた時代もあった。<br />
<br />
コンセプトは今も昔も同じで、フルサイズセダンのSクラスをベースに、あえて2ドアクーペに仕立てた贅沢なモデルである。<br />
<br />
今回、注目するSECは旧々々型、3世代前のSクラス(W126型)がベースのクーペ。ちなみに、ベースのSクラス(W126型)はメルセデス・ベンツ史上、一番売れたS クラスである。<br />
<br />
クーペのSECクラスはSクラス(W126型)のデビュー後の2年後、1981年にデビューした。いわゆる前期型の1981年から1985年までは380SEC、500SECの2バリエーションをラインアップ。後期型の1985年から1991年までは420SEC、500SEC、560SECをラインアップしていた。<br />
<br />
当時、日本に正規輸入されていたのは前期型の2モデル、後期型は560SECのみだった、と記憶している。<br />
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<h3>フロントグリルのロゴが最大の特徴</h3>
<p>エンジンやトランスミッションはSクラスと共通だった。サスペンションもクーペならではのチューニングが施された、とはいえSクラス同様にフロントのダブルウィッシュボーン式、リアのセミトレーリング式を採用していた。<br />
<br />
SECクラス最大の特徴といえば、フロントグリルに配された大きなメルセデス・ベンツのロゴ(スリーポインテッドスター)、そしてBピラーをなくしたスムーズなラインだろう。しかしながら、外装でのSクラスとの共有部品は皆無、というこだわりよう。<br />
<br />
SECのボディサイズはSクラスのショートホイールベースモデルと比較して85㎜短い4935㎜(560SEC)、10㎜ワイドな1830㎜で、30㎜低い1440㎜だった。ホイールベースも85㎜短い2850㎜だったが当時、これほどのホイールベースを確保している車はそうそうなかった。<br />
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<p>SECではリアシートは非常用とまでは言わずとも、さほど使われることは想定していなかった、と思う。それでもシートの座面はフロントシート同様、快適なものだった。<br />
<br />
この頃のメルセデス・ベンツのシートは座面内にスプリング、馬の毛やココナツの繊維を用いていたから、高級ソファのような座り心地だった。そう、いちいちお金がかかっていたのだ。<br />
<br />
ドアを開けてシートに腰を下ろすと、オートママチック・シートベルトガイドと呼ばれるものが“ウィーン”と伸びてくる。このギミックだけでも愉快だ。<br />
<br />
インテリアは、というとどこまでも質実剛健さが漂い、きらびやかさには欠ける。良くも悪くも、当時のメルセデス・ベンツが顧客に迎合していなかった表れのように感じる。<br />
<br />
そして、この頃は安全性を強くうたっており、当時としてはまだ珍しいエアバッグ、ABS、トラクションコントロールを装備。もちろん、衝突安全ボディも最新鋭だった。<br />
<br />
2速発進という独特なスタイルは、無駄にエンジンを回さず、静かに有り余るトルクで大型客船がグイっと進むような加速感だった。<br />
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<h3>ヤングタイマーのあおりを受けるのも近い?</h3>
<p>中古車相場に目を向けてみると、原稿執筆時点(2020年2月10日)で8台が流通している。中古車相場としては200万円台前半から後半がメインで、走行距離が多ければ安く設定されている。<br />
<br />
この年代のメルセデス・ベンツは「ヤングタイマー」と称して最近、ヨーロッパで人気が高まっている。ゆえに、いずれ日本での相場動向も影響を受けかねない。<br />
<br />
古き良きメルセデス・ベンツのグランドツアラーは、今でも感心させられる味わいをもつ。そういう意味では、昨今の高級車よりも普遍的な出来の良さをも感じさせてくれる。<br />
<br />
ちょっとでも気になった方は、中古車物件をチェックしてみてほしい!<br />
</p>
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メルセデス・ベンツ SECクラス(Sクラスクーペ)(1981年~1993年生産モデル)×全国</div>
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<p>自動車ニュースサイト「自動車王国」を主宰するも、ほとんど更新せずツイッターにいそしんでいる。大学卒業後、都銀に就職するが、車好きが講じて編集プロダクションへ転職。カーセンサー編集部員として約10年を過ごし、現在はフリーランスのライター/翻訳家として活動している。</p>
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<p><a class="iconlink arrowRight" href="https://www.carsensor.net/contents/tag/tag_2958/">この人の記事を読む</a></p>
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<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor.net/contents/tag/tag_2959/" target="_blank">過去の『絶滅危惧車』シリーズを見てみる</a></li>
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<p>メルセデス・ベンツSクラスクーペは、旧型モデルでは「CL」と呼ばれ、もっとさかのぼれば「SEC」と呼ばれた時代もあった。<br />
<br />
コンセプトは今も昔も同じで、フルサイズセダンのSクラスをベースに、あえて2ドアクーペに仕立てた贅沢なモデルである。<br />
<br />
今回、注目するSECは旧々々型、3世代前のSクラス(W126型)がベースのクーペ。ちなみに、ベースのSクラス(W126型)はメルセデス・ベンツ史上、一番売れたS クラスである。<br />
<br />
クーペのSECクラスはSクラス(W126型)のデビュー後の2年後、1981年にデビューした。いわゆる前期型の1981年から1985年までは380SEC、500SECの2バリエーションをラインアップ。後期型の1985年から1991年までは420SEC、500SEC、560SECをラインアップしていた。<br />
<br />
当時、日本に正規輸入されていたのは前期型の2モデル、後期型は560SECのみだった、と記憶している。<br />
</p>
<h3>フロントグリルのロゴが最大の特徴</h3>
<p>エンジンやトランスミッションはSクラスと共通だった。サスペンションもクーペならではのチューニングが施された、とはいえSクラス同様にフロントのダブルウィッシュボーン式、リアのセミトレーリング式を採用していた。<br />
<br />
SECクラス最大の特徴といえば、フロントグリルに配された大きなメルセデス・ベンツのロゴ(スリーポインテッドスター)、そしてBピラーをなくしたスムーズなラインだろう。しかしながら、外装でのSクラスとの共有部品は皆無、というこだわりよう。<br />
<br />
SECのボディサイズはSクラスのショートホイールベースモデルと比較して85㎜短い4935㎜(560SEC)、10㎜ワイドな1830㎜で、30㎜低い1440㎜だった。ホイールベースも85㎜短い2850㎜だったが当時、これほどのホイールベースを確保している車はそうそうなかった。<br />
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<p>SECではリアシートは非常用とまでは言わずとも、さほど使われることは想定していなかった、と思う。それでもシートの座面はフロントシート同様、快適なものだった。<br />
<br />
この頃のメルセデス・ベンツのシートは座面内にスプリング、馬の毛やココナツの繊維を用いていたから、高級ソファのような座り心地だった。そう、いちいちお金がかかっていたのだ。<br />
<br />
ドアを開けてシートに腰を下ろすと、オートママチック・シートベルトガイドと呼ばれるものが“ウィーン”と伸びてくる。このギミックだけでも愉快だ。<br />
<br />
インテリアは、というとどこまでも質実剛健さが漂い、きらびやかさには欠ける。良くも悪くも、当時のメルセデス・ベンツが顧客に迎合していなかった表れのように感じる。<br />
<br />
そして、この頃は安全性を強くうたっており、当時としてはまだ珍しいエアバッグ、ABS、トラクションコントロールを装備。もちろん、衝突安全ボディも最新鋭だった。<br />
<br />
2速発進という独特なスタイルは、無駄にエンジンを回さず、静かに有り余るトルクで大型客船がグイっと進むような加速感だった。<br />
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<h3>ヤングタイマーのあおりを受けるのも近い?</h3>
<p>中古車相場に目を向けてみると、原稿執筆時点(2020年2月10日)で8台が流通している。中古車相場としては200万円台前半から後半がメインで、走行距離が多ければ安く設定されている。<br />
<br />
この年代のメルセデス・ベンツは「ヤングタイマー」と称して最近、ヨーロッパで人気が高まっている。ゆえに、いずれ日本での相場動向も影響を受けかねない。<br />
<br />
古き良きメルセデス・ベンツのグランドツアラーは、今でも感心させられる味わいをもつ。そういう意味では、昨今の高級車よりも普遍的な出来の良さをも感じさせてくれる。<br />
<br />
ちょっとでも気になった方は、中古車物件をチェックしてみてほしい!<br />
</p>
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<div class="author2019">文/古賀貴司(自動車王国)、写真/ダイムラー</div>
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メルセデス・ベンツ SECクラス(Sクラスクーペ)(1981年~1993年生産モデル)×全国</div>
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<p><a class="iconlink arrowRight" href="https://www.carsensor.net/contents/tag/tag_2958/">この人の記事を読む</a></p>
</div>
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</div>
<!--ライター紹介パーツ終了-->
<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://www.carsensor.net/contents/tag/tag_2959/" target="_blank">過去の『絶滅危惧車』シリーズを見てみる</a></li>
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[title] => 最近いろいろなSUVがあるけど、結局はこれが王道!「クロカン的SUV」オススメ5選
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[description] => 「便利でおしゃれな車」としてのSUVももちろん悪くないのですが、せっかくSUVに乗るのであれば、その気になればこういったシチュエーションでもイケる一台を選ぶと、人生の幅は大いに広がるものです。そんな「本格系」のSUVをピックアップしてみましょう!
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<div class="taC w600_img"><img alt="トヨタ ランドクルーザー70" data-credit="トヨタ自動車" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_64670/1.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲「便利でおしゃれな車」としてのSUVももちろん悪くないのですが、せっかくSUVに乗るのであれば、その気になればこういったシチュエーションでもイケる1台を選ぶと、人生の幅は大いに広がるものです。そんな「本格系」のSUVをピックアップしてみましょう!</span></div>
<h3>SUVの原点にして保守本流</h3>
<p>2020年1月20日発売のカーセンサー3月号では「特徴を分けてみれば選びやすい! 今年からSUVがいいじゃない」という特集を展開している。<br />
<br />
SUVといえば屈強なクロカン四駆がその原点ではあったものの、現在は他ジャンルと文字どおりクロスオーバー(融合)しながら独自の進化を続けている真っ最中だ。<br />
<br />
しかしながら、SUVの原点にして保守本流である「クロカン的SUV」、つまり屈強なラダーフレームと超絶頑丈なボディ等々を採用する本格SUVの魅力は、やはり捨てがたい。<br />
<br />
もちろん、舗装路での乗り心地はさすがに乗用車系SUVの方が断然上となる。だが、その気になれば道なき道を行くこともできるクロカン的SUVには、都会派SUVでは絶対に出せない味というか「本物感」があるからだ。<br />
<br />
ということで、今注目すべき「クロカン的SUV」5モデルをピックアップしてみよう。<br />
<br /></p>
<h3>トヨタ ランドクルーザー70(絶版)</h3>
<p>「クロカン四駆界の横綱」といえるトヨタ ランドクルーザー。その中でも最もハードな設定のシリーズが、こちら70シリーズだ。<br />
<br />
強固なラダー式フレームに頑丈な方式の前後サスペンションを組み合わせ、駆動方式はこの種の車の王道であるパートタイム式4WDを採用。<br />
<br />
販売期間は1984年から2004年までだったが、2014年に、70シリーズの発売30周年を記念して期間限定で復活再生産された。そのため、年季の入った低年式車ではなく「割とビカビカな高年式70シリーズ」を購入することもできる。<br />
<br />
世の中には様々なSUVが存在しているが、「山奥系」の趣味にSUVを使いたいのであれば、ランクル70シリーズこそが「最も頼りになる相棒」になることだろう。<br />
<br />
2020年1月下旬現在、ランドクルーザー70全体の中古車相場は約120万~約490万円とかなり上下に幅広い。再生産前の84~04年式は120万~500万円ほどで、14年式以降の再生産モデルは300万~490万円付近というのが大まかな目安。ただ、再生産世代では少数ながら総額780万円以上の超低走行物件も流通している。<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="トヨタ ランドクルーザー70" data-credit="トヨタ自動車" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_64670/2.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲写真は2014年に再生産されたトヨタ ランドクルーザー70。とにかく頼りになる「相棒」と言える</span></div>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=TO_S149&FMCC=TO_S149_F001&TCOST=1&OPTCD=REP0&fed=contnikkancs_20190205_ac20200205002ay" target="_blank">トヨタ ランドクルーザー70(絶版)を見てみる</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
トヨタ ランドクルーザー70(絶版)×修復歴なし×支払総額あり</div>
<h3>三菱 パジェロ(4代目)</h3>
<p>もしもトヨタ ランドクルーザーをクロカン界の東横綱とするならば、三菱 パジェロは西横綱といったところか。パジェロもまたランドクルーザー同様、世界中のハードな仕事現場やラリーなどで数々の輝ける実績を残してきた名作だ。<br />
<br />
こちらはそんな三菱 パジェロの第4世代で、日本国内における「最終型」でもある。搭載エンジンは従来からある3L V6および新開発された3.8L V6でスタートし、途中からディーゼルも追加。なおボディタイプは「ロング」と「ショート」の2種類が存在している。<br />
<br />
最終型パジェロもランクル70に負けず劣らず「山奥系」に向いているクロカン的SUVだが、乗り味はこちらの方が洗練されている。一般的な舗装路をスムーズかつ快適に走ることも得意としているクロカン的SUVなのだ。<br />
<br />
4代目三菱 パジェロ全体の中古車相場は70万~490万円とかなり振れ幅がデカいが、走行2万kmから6万kmぐらいまでの「程よい感じの中古車」に絞ると、その相場は120万~390万円ぐらい。流通量は、3ドアのショートではなく5ドアのロングの方が圧倒的に多い。<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="三菱 パジェロ" data-credit="三菱自動車" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_64670/3.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲悪路では圧倒的な走破性を披露しつつ、舗装路での乗り味もなかなか良好な4代目三菱 パジェロ</span></div>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=MI_S012&FMCC=MI_S012_F004&TCOST=1&OPTCD=REP0&fed=contnikkancs_20190205_ac20200205002ay" target="_blank">三菱 パジェロ(4代目)を見てみる</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
三菱 パジェロ(4代目)×修復歴なし×支払総額あり</div>
<h3>スズキ ジムニーシエラ(3代目)</h3>
<p>現行型の3代目スズキ ジムニーシエラは、大ヒット作となったオフロード軽四駆「現行型スズキ ジムニー」の小型乗用車版。デビューは現行型ジムニーと同じ2018年7月である。<br />
<br />
搭載エンジンは660ccではなく1.5Lの自然吸気ガソリンで、軽自動車規格に縛られていない分だけ、そのスリーサイズはジムニーよりやや大きい。特に全幅はジムニーの1475mmから1645mmへと大幅に拡大されている。<br />
<br />
これによりシエラの方はトレッド(左右の車輪間の距離)が広がったため、舗装路を高速巡航する際の安定感と快適性は、トレッドが狭い軽自動車のジムニーより必然的に断然上となっている。<br />
<br />
しかしその悪路走破性はジムニーと同等であり、今どきのおしゃれっぽさもジムニー同様。というか黒いオーバーフェンダーの分だけ、シエラの方がよりおしゃれに見えるかもしれない。<br />
<br />
ただしその中古車は、人気が高いため240万~350万円付近という結構なプレミアム相場となっており、流通量も決して多めとは言えない。大変素晴らしいクロカン的SUVではあるのだが、中古車ならではの「お値打ち感」が出てくるのはもう少し先になりそうだ。<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲スズキ ジムニーシエラ" data-credit="スズキ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_64670/4.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲大人気の現行型スズキ ジムニーシエラだが、大人気ゆえに中古車相場がぜんぜん安くはないのが玉にキズ</span></div>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=SZ_S011&FMCC=SZ_S011_F003&TCOST=1&OPTCD=REP0&fed=contnikkancs_20190205_ac20200205002ay" target="_blank">スズキ ジムニーシエラ(3代目)を見てみる</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
スズキ ジムニーシエラ(3代目)×修復歴なし×支払総額あり</div>
<h3>ジープ ラングラー(3代目)</h3>
<p>ジープ ラングラーは、第二次世界大戦を舞台とした戦争映画などによく出てくる米軍の軍用車両「ジープ」の直系子孫にあたる本格クロカンSUV。こちらは「JK」という型式名で呼ばれることが多い3代目で、3ドアショートボディの他に5ドアロングボディの「アンリミテッド」もラインナップされた。<br />
<br />
さすがは軍用車の末裔だけあってオフロード性能は抜群。そのため、3代目ラングラーのショートボディは「山奥系」の本格趣味人から長く深く愛好されている。だがロングボディの「アンリミテッド」は、悪路走破性はもちろんクラストップレベルなのだが、それと同時に「なんだか妙におしゃれ」ということで、都会派趣味人からも愛用されているSUVだ。<br />
<br />
中古車相場は3ドアのショートボディが140万~400万円付近となっているが、こちらの流通量は少なめ。圧倒的多数を占める5ドアのアンリミテッドは、180万~580万円というのがおおむねの相場。マイナーチェンジが行われた2012年以降の後期型アンリミテッドで、なおかつ程よい距離を走っている物件の相場目安は300万~480万円といったところ。<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ジープ ラングラー" data-credit="FCA" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_64670/5.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲3ドアは「山奥系」の趣味人に、5ドアのアンリミテッドは「都会派」に人気の3代目ジープ ラングラー</span></div>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=JE_S001&FMCC=JE_S001_F003&TCOST=1&OPTCD=REP0&fed=contnikkancs_20190205_ac20200205002ay" target="_blank">ジープ ラングラー(3代目)を見てみる</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
ジープ ラングラー(3代目)×修復歴なし×支払総額あり</div>
<h3>メルセデス・ベンツ Gクラス(2代目)</h3>
<p>こちらも、元々は1979年にNATO(北大西洋条約機構)に採用された軍用車を民間用にアレンジしたモデル。2018年に登場した現行モデルはかなり現代的なたたずまいと走りに変わったが、それまでの世代はおよそ四半世紀、当初の「元軍用車」から基本部分をほぼ受け継いだまま生産が続けられた。<br />
<br />
元軍用車だけあって悪路走行性能も相当なモノだが、この車をそういった用途に本気で使っているユーザーは少ない。どちらかといえば「本格派の高級アウトドアウエアを都市部で着る」というのと似たニュアンスで、都会派のプレミアムSUVファンたちに愛されている。<br />
<br />
新車時価格は1000万円超級だった車だけあって、先代Gクラスは「中古車であってもかなり高額」というイメージがある。まぁそのとおりなのだが、「かなり高額」なのは高年式物件に限られる。99年~03年式付近の世代であれば、総額250万~390万円あたりの「まあまあ現実的な予算」でも入手可能なのだ。<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="メルセデス・ベンツ Gクラス" data-credit="ダイムラー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_64670/6.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲モデル末期の旧型は中古車相場もかなり高めだが、俗に中期型と呼ばれる年式であれば、まずまず現実的な予算でも狙える旧型メルセデス・ベンツ Gクラス</span></div>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=ME_S029&FMCC=ME_S029_F001&TCOST=1&OPTCD=REP0&fed=contnikkancs_20190205_ac20200205002ay" target="_blank">メルセデス・ベンツ Gクラス(2代目)を見てみる</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
メルセデス・ベンツ Gクラス(2代目)×修復歴なし×支払総額あり</div>
<div class="author2019">文/伊達軍曹、写真/トヨタ、三菱自動車、スズキ、FCA、ダイムラー</div>
<!--ライター紹介パーツ開始-->
<div class="taC w600_img mB10">
<div class="konokiji_box">
<div class="konokiji_box_top">
<div class="konokiji_box_left">
<figure class="konokiji_face"><img alt="伊達軍曹" height="200" src="//www.carsensor.net/contents/article_images/_63971/dategunso.jpg" width="200" /></figure>
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<div class="konokiji_box_right">
<p class="katagaki">自動車ライター</p>
<p class="writername">伊達軍曹</p>
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</div>
<div class="konokiji_box_text">
<p>外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、様々な自動車メディアに記事を寄稿している。愛車はスバル XV。</p>
</div>
<div class="kijiyomu">
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</div>
</div>
</div>
<!--ライター紹介パーツ終了-->
<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="https://books.rakuten.co.jp/event/magazine/recruit/carsensor/" target="_blank">情報誌 カーセンサーの購入はこちらから(※外部サイトに遷移します)</a></li>
</ul>
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[title] => 狙ったわけじゃないのに妙にユーモラス? 愛すべき「ハズし系SUV」10選!
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[description] => 作った人はもちろん大マジメだったのでしょうが、出来上がった品が妙にユーモラスに見えてしまうことって、しばしばあります。そんなニュアンスの「ハズし系SUV」10モデルを選んでみました!
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<div class="taC w600_img"><img alt="ホンダ エレメント" data-credit="本田技研工業" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_64693/1.jpg" width="600" /> <span class="CP_txt">▲作った人はもちろん大マジメだったのでしょうが、出来上がった品が妙にユーモラスに見えてしまうことって、しばしばあります。そんなニュアンスの「ハズし系SUV」10モデルを選んでみました!</span></div>
<h3>進化途中に突然変異として(?)出現するハズし系</h3>
<p>2020年1月20日発売のカーセンサー3月号では「特徴を分けてみれば選びやすい! 今年からSUVがいいじゃない」という特集を展開している。<br />
<br />
SUVといえば屈強なクロカン四駆がその原点ではあったものの、現在は他ジャンルと文字どおりクロスオーバー(融合)しながら独自の進化を続けている真っ最中だ。<br />
<br />
が、そのようにマジメな(?)進化途上にあるSUV群のなかに、時おり「ハズし系」のモデルが現れることがある。ハズし系SUVとは、デザインやコンセプトが正直ちょっと変わっていたり、妙にユーモラスだったり、サイズ的に巨大すぎたり――という一群のモデルである。<br />
<br />
もちろん作り手としてはわざとハズしたつもりはさらさらないのだろうが、結果として偶然にも「なんとも言えない愛すべきプロダクト」になってしまうというのは、SUVに限らずよくある話だ。<br />
<br />
ということで、ちょっとユーモラスで個性的な「ハズし系SUV」10モデルをピックアップしてみよう。<br />
<br /></p>
<h3>日産 ラシーン(絶版)</h3>
<p>日産ラシーンは、1994年から2000年まで販売された日産のコンパクトSUV。なんともプレーンでスクエアな、奇をてらったところがひとつもないレトロ系デザインは、まるで「洗いざらしのTシャツみたい」といったところ。<br />
<br />
ゴテゴテしたデザインのSUVが多い今となってはそのシンプルさが逆に唯一無二の個性となり、一部で大人気にもなっている。またこれを専門に扱い、丁寧にレストア(修復)したうえで販売しているショップも全国に点在している。<br />
<br />
古い世代のSUVゆえ、メカニズム的に特筆する部分は正直あまりなく、現代のSUVと比べれば燃費性能もやや劣る。しかしこの「たたずまい」があればすべてが許せてしまうという、そんなニュアンスのコンパクトSUVなのだ。<br />
<br />
2020年1月下旬現在の中古車相場は20万~170万円と上下に幅広い状況だが、比較的手頃な範囲での要注目ゾーンは50万~100万円付近だ。<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="日産 ラシーン" data-credit="日産自動車" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_64693/2.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲ド直球なシンプルデザインが「逆に新しい!」と感じられる日産 ラシーン</span></div>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=NI_S091&FMCC=NI_S091_F001&TCOST=1&OPTCD=REP0&fed=contnikkancs_20200212_ac20200212002ay" target="_blank">日産 ラシーン(絶版)を見てみる</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
日産 ラシーン(絶版)×修復歴なし×支払総額あり</div>
<h3>いすゞ ビークロス(絶版)</h3>
<p>もともとは1993年の東京モーターショーに出品されたいすゞのコンセプトカーで、そのあまりにも斬新なデザインが大好評となり、1997年に市販バージョンを発売。<br />
<br />
コンセプトカーは乗用車であるジェミニ4WDの車台を流用して作られていたが、ジェミニはすでに生産終了となっていたため、市販バージョンは屈強なクロカン的SUVであったいすゞ ビッグホーンのショートボディ版をベースとしている。<br />
<br />
SUVであるにも関わらずボディタイプは「3ドア」の一択で、エンジンは最高出力215psの3.2L V6。駆動方式は電子制御トルクスプリット4WDの「TOD(トルク・オン・デマンド)」だった。<br />
<br />
好き嫌いは分かれるかもしれないが、この有機的で未来派なデザインのインパクトは、日本車の長い歴史のなかでも上位10%に入るかも? このカタチにピンときたならば、ぜひとも入手したいSUVではある。<br />
<br />
ただし今となっては中古車はかなり希少で、2020年1月下旬現在、全国で9台しか流通していない。相場は70万~100万円といったところで、唯一無二の個性を誇るSUVだけあって、いまだけっこう強気な相場ではある。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="いすゞ ビークロス" data-credit="いすゞ自動車" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_64693/3.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲まるでSF映画に出てくる惑星探査車のようないすゞ ビークロス。探査車ではなくれっきとした市販車でした</span></div>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=IS_S012&FMCC=IS_S012_F001&TCOST=1&OPTCD=REP0&fed=contnikkancs_20200212_ac20200212002ay" target="_blank">いすゞ ビークロス(絶版)を見てみる</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
いすゞ ビークロス(絶版)×修復歴なし×支払総額あり</div>
<h3>ホンダ エレメント(絶版)</h3>
<p>海岸にある「ライフガードステーション(監視台)」をデザインモチーフにアメリカで開発・生産され、その後日本でも2年ちょっとの間だけ逆輸入車として販売された、「両側観音開き」のドアを備えたクロスオーバーモデル。<br />
<br />
外観上の特徴は、まずは前述のとおり「ライフガードステーション」がモチーフとなっている独特のカクカクした造形。そしてカクカクした造形ゆえ全高は1790mmあり、クロスオーバー車だが室内の広さはトールワゴンやミニバンのそれに匹敵するということ。<br />
<br />
そしてもちろん最大の特徴は「両側観音開きのサイドドア」。一見するとダイハツ タントのようなBピラーレスだが、実際はリアドアの前部にインナーピラーが内蔵されている。<br />
<br />
搭載エンジンは最高出力160psの2.4L直4 DOHC i-VTEC。北米向けには5MTと4速AT、5速AT、そしてFFと4WDがラインナップされていたが、日本には4速ATの4WDのみが輸入された。<br />
<br />
中古車は60万円付近から探すことができるが、ボリュームゾーンは90万~150万円あたりで、コンディション良好な低走行物件は200万円を超えることも。他に類を見ないSUVだけあって、その相場も独自のものを形成している。<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ホンダ エレメント" data-credit="本田技研工業" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_64693/4.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲ドアは左右とも観音開きでガバッと開くホンダ エレメント。今なお一部で大人気</span></div>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=HO_S070&FMCC=HO_S070_F001&TCOST=1&OPTCD=REP0&fed=contnikkancs_20200212_ac20200212002ay" target="_blank">ホンダ エレメント(絶版)を見てみる</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
ホンダ エレメント(絶版)×修復歴なし×支払総額あり</div>
<h3>ダイハツ ネイキッド(絶版)</h3>
<p>すでにムーヴやワゴンRなどのトールワゴンスタイルが全盛となっていた1999年の軽自動車界に、背の高さではなく「デザイン性」を武器に殴り込んだ軽クロスオーバー。<br />
<br />
ベースとなったのは1997年秋の東京モーターショーに参考出品されたコンセプトカー。市販予定はなかったものの、プレスや来場者からあまりにも好評だったため、細部を微調整したうえでの市販化が決定した。<br />
<br />
そのデザインはネイキッド(NAKED=全裸という意味の英語)という車名が表すとおり「むき出しの素材感」が最大の特徴。バンパーとフロントグリルはあえて外側から丸見えのボルトで留められており、ドアパネルもあえて平板で直線的なものを使っているため、まさに「鉄板」という感じ。<br />
<br />
搭載エンジンは可変バルブ機構付きの3気筒自然吸気と、同じく3気筒のターボ。トランスミッションは全グレードに4速ATと5MTが設定されていた。<br />
<br />
中古車の流通量は全国240台とまずまず豊富で、相場は10万円クラスの超格安物件から100万円を超えるものまで様々だが、程よい塩梅の中古車は総額30万~70万円付近というのが大まかな目安となる。<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ダイハツ ネイキッド" data-credit="ダイハツ工業" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_64693/5.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲ネイキッド(全裸)という車名にふさわしい「鉄板むき出し感」がステキなダイハツ ネイキッド</span></div>
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<div class="FAIR_btn3"><a href="https://www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=DA_S029&FMCC=DA_S029_F001&TCOST=1&OPTCD=REP0&fed=contnikkancs_20200212_ac20200212002ay" target="_blank">ダイハツ ネイキッド(絶版)を見てみる</a></div>
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<h3>ダイハツ テリオスキッド(絶版)</h3>
<p>ダイハツ テリオスキッドは、軽自動車が新規格に移行した1998年10月に登場し、2012年6月までの14年間、息長く販売され続けた5ドアの軽SUV。基本的にはフルタイム4WDだが「センターデフロック機構」も付いていて、その悪路走破性能は「なんちゃってクロスオーバー」をはるかに上回るレベルだった。<br />
<br />
クラス唯一の5ドアだったボディの構造は、モノコックにラダーフレームを溶接した「ビルトインラダーフレーム式」という強固なタイプ。そしてオフロードでの走破性を重視した大径ホイールを採用し、下まわりのクリアランスも十分に採られているという、小さいながらも「本格派」なオフローダーだったのだ。<br />
<br />
搭載エンジンは、前述のビルトインラダーフレームで重くなった車重をカバーするため全車がターボ付きに。ベーシックな「CL」はインタークーラーなしの直3ターボ(最高出力60ps)で、車高を20mm落としてエアロパーツなども装着した「エアロダウン」はインタークーラー付き直3ターボ(最高出力64ps)を搭載。ただし2006年8月のマイナーチェンジで、エンジンは64psのインタークーラー付きに一本化された。<br />
<br />
中古車の流通台数は530台と非常に豊富で(※2020年1月下旬現在)、中古車相場も約10万円からと非常にお手頃。とはいえ注目ゾーンは30万円からで、場合によっては総額100万円ほどで超バリ物を買ってみるのも悪くないかも。なぜならば、「類似車」と呼べるものがほとんどない、唯一無二の個性と実力を備えている軽SUVだから!<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ダイハツ テリオスキッド" data-credit="ダイハツ工業" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_64693/6.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲スズキ ジムニーとの直接対決を避ける意味で「都会派クロスオーバー」のイメージで売り出されたダイハツ テリオスキッド。でもその中身は「本格オフローダー」とも呼べるものでした</span></div>
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<h3>トヨタ ヴォルツ(絶版)</h3>
<p>ヴォルツはトヨタと米GMの共同開発で2002年に誕生し、アメリカの合弁会社「NUMMI(New United Motor Manufacturing, Inc.,)が生産したという、ちょっと変わり種のSUV。<br />
<br />
車台は当時のカローラフィルダーやランクスなどと共用で、大径ホイールと張り出したフェンダー、スキッドプレートを模したバンパー下部のデザインなどで「ヤング」「アクティブ」といったニュアンスを演出。悪路走破性能にはさほど長けていなかったが、いちおう最低地上高はFFで170mm、4WD車で180mmが確保されていた。<br />
<br />
搭載エンジンは1.8Lの直4で、最高出力125または132psのVVT-iと、同190psのVVTL-iを用意。日本市場ではあまり売れず2004年には早くも廃番となってしまったヴォルツだが、北米では「SUVルックのショートワゴン」としてまずまず支持されたようだ。<br />
<br />
日本ではあまり評価されなかったモデルだけあって、今やその中古車は希少。2020年2月上旬現在、全国で12台しか流通しておらず、相場は50万~120万円といったところ。「周囲とカブらない個性派SUV」に乗りたいと考えているならば、チェックしてみる価値はある。<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="トヨタ ヴォルツ" data-credit="トヨタ自動車" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_64693/7.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲カワイイような、そうでもないような、なんとも微妙なデザインがある意味魅力的なトヨタ ヴォルツ</span></div>
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<h3>トヨタ FJクルーザー(絶版)</h3>
<p>個性的なデザインと本格的な悪路走破性能により、北米では2006年から人気を集めていたクロカンSUV。日本では2010年11月に“逆上陸”という形で発売された。<br />
<br />
ベースとなっているのは「ランドクルーザープラド」。ラダーフレーム構造やサスペンションなどの基本部分を踏襲しているが、ボディサイズはプラドよりひとまわり小さく、ホイールベースも100mm短い。ちなみに一見2ドアに見えるボディは観音開きのドアを採用していて、リアドアは90度開口が可能だ。<br />
<br />
駆動方式は本格オフローダーならではのパートタイム4WDで、搭載エンジンは最高出力276psの4L V6 DOHC。そこに組み合わされるトランスミッションは5速ATとなっている。<br />
<br />
中古車の流通量は非常に豊富で、FJクルーザー全体としての相場は170万~450万円あたり。ただし総額170万円あたりの物件は走行距離がまずまず嵩んでおり、総額450万円付近の個体は走行数千kmから2万kmぐらいの「ファイナルエディション」が中心。中古車として好バランスなのは、総額300万円前後のゾーンだろう。様々なボディカラーが選べるので、そこもこだわりながら探したいSUVだと言える。<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="トヨタ FJクルーザー" data-credit="トヨタ自動車" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_64693/8.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲これを「ハズし系」と呼ぶのはちょっと違う気もしますが、いずれにせよポップなデザインも魅力な本格オフローダー、トヨタ FJクルーザー</span></div>
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<h3>トヨタ ハイラックス(8代目)</h3>
<p>トヨタ ハイラックスは全世界で人気を博しているトヨタ製ピックアップで、現行モデルが日本で13年ぶりに復活したのは2017年9月。今、日本で正規に買える唯一のピックアップトラックでもある。<br />
<br />
キャビンは2列シートの定員5人で、その後方には長さ1520mm x 幅 x 1535mm x 高さ480mmの荷台を用意。エンジンは2.4Lの直4ディーゼルターボのみで、駆動方式はパートタイム式の4WD。ダイヤル操作にて二輪駆動または四輪駆動を選択することができる。<br />
<br />
また、こう見えて(?)ヒルスタートアシストコントロールやアクティブトラクションコントロールなどの電子制御システムも用意されてるのが現行型ハイラックスの特徴のひとつ。ちなみにナンバーは「1ナンバー(普通貨物自動車)登録」となる。<br />
<br />
中古車の数は約200台(2020年2月上旬現在)とまずまず豊富で、相場は310万~620万円といったところ。意外と値が張る車ではあるが、「唯一無二の個性」という価値は確かにある。また「登録済み未使用車がけっこう多い」というのも、現行型ハイラックスの特徴だ。<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="トヨタ ハイラックス" data-credit="トヨタ自動車" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_64693/9.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲日本ではメインストリームではない「ピックアップトラック」というジャンルなだけに、個性派SUV狙いの人は逆に食指が動くはずの現行型トヨタ ハイラックス</span></div>
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<h3>ランドローバー レンジローバー イヴォークコンバーチブル(初代)</h3>
<p>ランドローバーの初代レンジローバー イヴォークに途中追加された4座のオープンモデル。電動で開閉するZ型格納式ソフトトップは21秒で展開し、18秒で格納することができる。<br />
<br />
ソフトトップには高水準な防音層が採用されていて、固定の金属ルーフを備える5ドアのイヴォークに匹敵するほど快適な車内空間を実現。またルーフの開閉に関わらず、荷室は251Lというまあまあの容量が確保される。<br />
<br />
そしてボディのリアには展開式ロールオーバーバーが装備されており、車両が横転しそうになると2本のアルミニウムバーが瞬時に展開し、乗員を保護する仕組みになっている。<br />
<br />
以上のとおりかなりおしゃれで高機能な1台なのだが、トップを畳んでいる際のフォルムは「走るバスタブ」のようでもあり、なんとも愛らしいというのがこのSUVの最大の特徴かもしれない。<br />
<br />
中古車の流通量は2020年2月上旬現在で全国17台と希少。そしてその相場も520万~720万円というなかなかのモノなのだが、もしも潤沢な予算がるならぜひ選んでみたい、地上最強レベルに「洒落てる」ニュアンスのSUVだ。<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ランドローバー レンジローバー イヴォークコンバーチブル" data-credit="ジャガーランドローバー" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_64693/10.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲「走るバスタブ」と呼びたくなるフォルムが魅力的なランドローバー レンジローバー イヴォークコンバーチブル</span></div>
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<h3>ハマー H2(絶版)</h3>
<p>ハマー H2の原点は、湾岸戦争にも投入されたアメリカ軍の軍用車「ハンヴィー」こと高機動多用途装輪車両。それを一般向け車両に改変したのが「ハマー H1」で、こちらハマーH2はその後継として2003年に発売されたフルサイズSUV。<br />
<br />
その全幅は実に2062mmで、車両重量は2.9t以上。それを動かすエンジンは最高出力320psの6L V型OHVとなる。<br />
<br />
ちなみにハマー H2は外観デザインこそ軍用車と基本構造を共有するH1を踏襲したが、H2のベースとなったのはシボレーのピックアップトラックである「タホ」。そのため、もちろんそれなり以上のオフロード性能は有しているH2だが、(そのサイズを除けば)オンロードでも割と乗りやすい車ではある。<br />
<br />
近頃はあまり見かけないハマー H2だが、一時期は大ブームとなっただけあって中古車の流通量は豊富。具体的には2020年2月上旬現在、全国で150台以上が流通しており、その相場は180万~550万円というニュアンス。ボリュームゾーンは「総額300万円前後」といったところだ。<br />
<br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="ハマー H2" data-credit="アウディ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_64693/11.jpg" width="600" /><span class="CP_txt">▲アメリカの軍用車「ハンヴィー」と酷似したデザインおよびサイズにぐっとくるハマー H2</span></div>
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<div class="author2019">文/伊達軍曹、写真/ホンダ、日産、いすゞ、ダイハツ、トヨタ、ジャガー・ランドローバー、ハマー</div>
<!--ライター紹介パーツ開始-->
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<figure class="konokiji_face"><img alt="伊達軍曹" height="200" src="//www.carsensor.net/contents/article_images/_63971/dategunso.jpg" width="200" /></figure>
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<p class="katagaki">自動車ライター</p>
<p class="writername">伊達軍曹</p>
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<p>外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、様々な自動車メディアに記事を寄稿している。愛車はスバル XV。</p>
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