▲マイカーに軽自動車をお探しなら、ホンダ N-ONE(初代・現行型)はいかがだろうか。今なら予算100万円で最上級グレードも夢ではない!▲マイカーに軽自動車をお探しなら、ホンダ N-ONE(初代・現行型)はいかがだろうか。今なら予算100万円で最上級グレードも夢ではない!

上質さを追求した軽自動車界の高級車

これまでの軽自動車の枠を超え、燃費や走行性能のみならず全方位的に高い品質を追求したホンダの新世代軽自動車群、Nシリーズ。

その第3弾として2012年11月にデビューしたのがN-ONEだ。

特徴は、ホンダ初の市販軽自動車「N360」をモチーフとした、どことなくレトロな雰囲気が漂うデザイン。

丸みを帯びたシルエットや丸目ヘッドライトなど、女性向け“かわいい系”モデルの要素を揃えながら、男性が乗っても様になるように上手にまとめられている。

N-BOXがファミリー層に的を絞っているのに対し、N-ONEは50代の子離れ層や20代の独身層をターゲットにしていることから、乗り心地や内装に使われる素材、走行中の音などの上質さ高級感にアンダーラインが引かれている。

いわばNシリーズにおけるラグジュアリーモデル、軽の高級車と考えていいだろう。

▲親しみやすく印象的なデザインのN-ONE(初代・現行型) ▲親しみやすく印象的なデザインのN-ONE(初代・現行型)
▲シンプルな大型ベンチシート(写真はGグレード) ▲シンプルな大型ベンチシート(写真はGグレード)
▲フラットですっきりとしたインパネ(写真はGグレード) ▲フラットですっきりとしたインパネ(写真はGグレード)

予算100万円のターゲットは初期モデル

デビュー当時のN-ONEは、標準系とプレミアム系に分かれており、それぞれNAエンジン仕様とターボエンジン仕様(ツアラー)がある。それぞれを組み合わせた以下の4グレードが基本形だ。

・標準系 × NA → 「G」
・標準系 × ターボ → 「ツアラー」
・プレミアム系 × NA → 「プレミアム」
・プレミアム系 × ターボ → 「プレミアムツアラー」


新車時価格は、「G」→「ツアラー」→「プレミアム」→「プレミアムツアラー」の順に高くなる。

今、予算100万円で狙えるN-ONEは、1500台近くある流通量全体のおよそ20%程度。“選び放題”とまではいかないが、スカスカでもない。微妙な台数ではある。

そしてそれら予算100万円圏内の物件は、ほとんどがデビュー当初の平成24年式と平成25年式のモデルとなる。

▲写真手前が「プレミアムツアラー」、奥が「G」 ▲写真手前が「プレミアムツアラー」、奥が「G」

あえて極少の「プレミアムツアラー」に注目

グレード別の内訳では、標準系×NAの「G」が6割近くを占め、最大勢力を形成。これに「プレミアム」が続く。

この2グレードの合計、つまりNAエンジン搭載車の割合は予算100万円圏内の約8割に達することから、ターボ車に狙いを絞るのはあまり得策ではないことがわかる。

だとすれば、狙うべきは選択肢の多い「G」なのか。

……答えは、イエスでもありノーでもある。

手っ取り早く、スムーズに、頃合いの中古N-ONEを手に入れたいなら、「G」に狙いを絞って正解だ。

だが、ラグジュアリーなN-ONEを存分に味わいつつお得感を重視するなら、思い切って最上級グレードの「プレミアムツアラー」を狙うのも大いにアリ!

“安いグレードと同じ予算で最上級グレードを手に入れる”

そんな逆転ホームランのような現象は、まさに中古車購入だからこそ味わえる醍醐味だ。極少の選択肢は覚悟のうえで、あえて一発逆転に賭けてみてはいかがだろうか。

Photo:ホンダ
▲「プレミアムツアラー」グレード ▲「プレミアムツアラー」グレード
text/中野剛
photo/尾形和美、奥隅圭之、ホンダ

▼検索条件

ホンダ N-ONE(初代・現行型) × 総額100万円以下 × 全国