第47回 日産 フェアレディZ(現行) 【おいしい中古車】
2008/09/26
■フルチェンを前に100万円目前のZ
車好きなら、誰もが一度は欲しいと思うスポーツカー。そのなかでも、輝かしい歴史をもつ日産フェアレディZ。その現行Zがついに100万円を切ってきました!最安値の物件は99.8万円。走行距離は8.3万kmとそこそこ延びていますが、修復歴はありません。120万円で走行4.4万km(修復歴なし)という物件も登場しているので、走行距離重視という人はそちらを選ぶのも手です。どちらもグレードはベースとなる3.5になりますが、それだって新車時の価格は300万~310万円ですからね。約1/3で手に入るワケです。
大したことはないと思うかもしれませんが、この現行Z、スポーツカー不振の時代にありながら、実は人気が高かったんです。そのため今までは高値安定傾向だったのですが、新型Zの情報がチラチラと出だしてから徐々に値段が下がってきたのです。そのため、「欲しいけどまだ高いから」と待ちモードに入っていたオーナー予備軍も多いはずです。いやはや大変お待たせいたしました。やっと現行Zがおいしくなってきましたよ。
■100万円でGTスポーツを乗り回す!?
現行型のフェアレディZが登場したのは2002年の7月。同年8月の排ガス規制と国産クーペ市場の不振により、日産スカイラインGT-Rや日産シルビア、トヨタスープラ、マツダRX-7などが惜しまれつつ去っていくなか、旧型のZ32が2000年8月に生産終了して以来、約2年ぶりとなる鮮烈な復活劇。スポーツカーファンは、大いに喜んだはずです。ちなみに初代フェアレディZが登場したのは1969年なので約40年前。以降、国内で22万台、海外で122万台が販売され、世界で最も多く販売されたといわれるスポーツカーでもあります。
現在はGT-Rにその座を譲りましたが、JGTC(現スーパーGT)2004年のシリーズチャンピオン獲得など、レースシーンでもお馴染みの現行Z。2シーターのスポーツカーという点にためらいを感じる人もいるかもしれませんが、新車ならいざ知らず、100万円程度で買えるとしたら…。ちょっと優雅なスポーツGTを乗り回す。それって贅沢?いやいや、そんなことありません。なにせ安く買えるんですから。
車好きなら、誰もが一度は欲しいと思うスポーツカー。そのなかでも、輝かしい歴史をもつ日産フェアレディZ。その現行Zがついに100万円を切ってきました!最安値の物件は99.8万円。走行距離は8.3万kmとそこそこ延びていますが、修復歴はありません。120万円で走行4.4万km(修復歴なし)という物件も登場しているので、走行距離重視という人はそちらを選ぶのも手です。どちらもグレードはベースとなる3.5になりますが、それだって新車時の価格は300万~310万円ですからね。約1/3で手に入るワケです。
大したことはないと思うかもしれませんが、この現行Z、スポーツカー不振の時代にありながら、実は人気が高かったんです。そのため今までは高値安定傾向だったのですが、新型Zの情報がチラチラと出だしてから徐々に値段が下がってきたのです。そのため、「欲しいけどまだ高いから」と待ちモードに入っていたオーナー予備軍も多いはずです。いやはや大変お待たせいたしました。やっと現行Zがおいしくなってきましたよ。
↑塊感のある凝縮されたデザインは、従来の面影を残しつつ現代のスポーツカーとしてアレンジされており、鋭く切れ上がったライトが速さを感じさせる(左右)
待ちモードだった人には車の紹介など不要だと思いますが、「現行Zが100万以下?それってイイかも!」と興味をもってくださった方に、簡単に現行フェアレディZをご紹介します。■100万円でGTスポーツを乗り回す!?
現行型のフェアレディZが登場したのは2002年の7月。同年8月の排ガス規制と国産クーペ市場の不振により、日産スカイラインGT-Rや日産シルビア、トヨタスープラ、マツダRX-7などが惜しまれつつ去っていくなか、旧型のZ32が2000年8月に生産終了して以来、約2年ぶりとなる鮮烈な復活劇。スポーツカーファンは、大いに喜んだはずです。ちなみに初代フェアレディZが登場したのは1969年なので約40年前。以降、国内で22万台、海外で122万台が販売され、世界で最も多く販売されたといわれるスポーツカーでもあります。
↑ドライバーオリエンテッドなコックピット(左) 力強さとグラマラスを兼ね備えたスタイリング(中) 3連メーターなどスポーツカーならではの装備も充実(右)
現行モデルが登場した際のラインナップは、ベースの「3.5」「バージョンS」「バージョンT」「バージョンST」の4種類。その差はブレンボ製ブレーキやVDCなど装備の違いがメイン。エンジンは共通で、当時新開発だった3.5LのV6エンジンが搭載されています。ミッションは6MTと5ATの2種類。5ATは完全ギア固定のマニュアルモード付きなので、ただのATとは一味も二味も異なります。ミッションはバージョンS、バージョンTが6MTのみ、3.5とバージョンTはどちらも選ぶことができます。現在はGT-Rにその座を譲りましたが、JGTC(現スーパーGT)2004年のシリーズチャンピオン獲得など、レースシーンでもお馴染みの現行Z。2シーターのスポーツカーという点にためらいを感じる人もいるかもしれませんが、新車ならいざ知らず、100万円程度で買えるとしたら…。ちょっと優雅なスポーツGTを乗り回す。それって贅沢?いやいや、そんなことありません。なにせ安く買えるんですから。
Text/金子剛士
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
第47回 日産 フェアレディZ(現行) 【おいしい中古車】/旬ネタ
あわせて読みたい
- 先代BMW 3シリーズ(F30型)を買うなら、総額150万円以下が狙い目だ!
- 9年連続エンジン・オブ・ザ・イヤー2.0~2.5L部門賞を受賞した「2.5L直列5気筒TFSIエンジン」搭載の狙い目モデル3選
- 閑静な住宅街に潜む、跳ね馬と闘牛がいるガレージ【EDGE HOUSE】
- 【名車への道】’14 BMW i8
- アルピナマジック!~大人の車好きがたどり着く、ひとつの極致~【カーセンサーEDGE7月号】
- 本場ドイツの名門レース「DTM」が、再び注目を集めるワケ!【EDGE MOTORSPORTS】
- 残された時間はあとわずか!? 「大排気量エンジン×MT」という歓びを味わえるオススメモデル
- 手ごろなライトウェイトFRスポーツだったマツダ ロードスター(2代目・NB型)も値上がり傾向。狙うなら今しかない!
- 【試乗】新型 BMW 2シリーズ グランクーペ│前輪駆動で室内空間向上も、今までとは一味ちがう鋭さの増した駆け抜ける歓びを備えた1台!
- アマチュアからの人気が高い量産車ベースのカテゴリー「GT4」、GT3とは違うその魅力とは?【EDGE MOTORSPORTS】