中古車トップ >
日刊カーセンサー >
旬ネタ >
クルマ >
ファミリィカー真基準 Part1
ファミリィカー真基準 Part1
2008/08/26
|
「男三十代、家族持ち」にとってのクルマ選びは少々難しい
己の道楽と家族LOVEの双方を満足させるような選択肢はないものか…
そんな思いを抱くニッポンのパパたちに贈るファミリーカーの新提案!
クルマも遊びも子育ても、楽しむことをモットーに日々を送る
33歳の現役子持ちライターが、リアルで切実な考察を基に紹介する |
01 子供の未来と嫁のために、エコロジー&エコノミーであれ
|
|
|
クルマが大好きな僕にとって、子供が生まれるまでは『エコロジー&エコノミー』なんて、正直どうでもいいことだった。プライオリティ・ワンは、好きなクルマに乗ること。燃費が悪かろうが毎月の返済が苦しかろうが、「そんなものは気合で乗り切る!」的な、クルマバカだった。で、今はどうかというと、地球環境も家庭環境(?)も、子供やそのまた子供たちの未来のために、無駄に圧迫してはいけないし、少しでも改善していくのが僕ら親の務めだろうと思っている。
とはいえ、国産コンパクトカーなど比較的安価で燃費もいいクルマに乗るのがベストかというと、そういうことではないと思うんだな。大切なのは環境問題を意識し、自分のクルマからどれだけの二酸化炭素が排出され、税金やガソリン代など維持費でどれほど家計にインパクトを与えているのか気づくことなのである。気づきさえすれば、どうすればいいのかが見えてくる。そんなパパライターの僕が、エコロジーかつエコノミーということに特化した場合、今一番気になっているクルマが現行VWゴルフGT TSI。
これ、乗ったことがある人ならわかると思うけど、燃費はいいし運転していてとても楽しい。NAエンジンに乗り続けてきた僕にとって、ターボ&スーパーチャージャー付きゆえの加速特性に若干違和感があったけど、それを差し引いても1.4Lとは思えない力強さが気持ちよかった。し・か・も、オートマチックモードの出来の良さが素晴らしい!DSGトランスミッション、恐るべしである。連続するタイトなコーナーで、ちょっと踏み込んだ時のハンドリングの重厚感やシフトチェンジのレスポンスの良さは、とても大衆車とは思えなかった。加えて、価格的にも庶民的なのがうれしい。新車価格でこのGT TSIが税込み312万円だから、超低走行の極上車でも200万円台で狙えるのだ。
前述のファントゥドライブなエンジン&ミッション、手頃な価格帯に加え、5ドアハッチバックなら3~4人の家族でも十分使える使い勝手の良さは、ファミリーカーとしても大いに魅力的。それに、大衆車とはいえ、エクステリア&インテリアの作り込みはさすが欧州ドイツのプロダクツだ。エコ&エコとはいえ、大切なのはモノ選びのセンスとバランス感覚。地球環境や家計のことも考えた上で、このクルマをセレクトするお父ちゃんって、結構イケてると僕は思う。 |
Kid's
Impression
早く免許を取ってこんなクルマが欲しいな
見た目がカワイイ! 大きさもちょうどよくて、女の子でも運転しやすそう。早く免許を取って、こんなクルマでドライブに行きたいな。もちろんステキな彼と一緒にね。 |
Mom's Impression
地球に財布にそして私にもやさしい
コンパクトだから私でも運転できちゃう。荷物もばっちり積めて、買い物に旅行にと大活躍してくれそう。何より、ガソリン代と税金が安くすむのは、うれしいポイント! |
|
|
|
|
|
Report/ 前島大介 |
※この記事は、インポートカーセンサー1号(7月26日発売)の特集をWEB用に再構成したものです |
ファミリィカー真基準 Part1/旬ネタ