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「格安予算だとダサめの輸入車しか見つからない……」とお嘆きのアナタ、旧型クロスポロでどうでしょう!
「格安予算だとダサめの輸入車しか見つからない……」とお嘆きのアナタ、旧型クロスポロでどうでしょう!
2017/03/16
▲車両50万円とか60万円以下ぐらいの予算感で輸入車を探そうとすると、どうしてもちょいダサめの車種しか選べなかったりしますが、「旧型クロスポロ」を選べばその問題は解決できるかもしれません!
本当に欲しいモノは、いつだって少々予算オーバー
中古車でも賃貸マンションでも、「この物件イイな!」と即思えるものはいつだってちょっと予算オーバーです。賃貸マンションでいうと、「駅近で日当り良好で広めで、そんでもってデザイナーズで……これサイコーじゃん!」という物件がSUUMOか何かで見つかっても、たいていの場合、その賃料は自分的MAX額を2万円か3万円超えており、下手をすると5万円ぐらいオーバーしてるものです。
で、仕方ないので妥協して、ちょっとダサかったりちょっと駅から遠めだったりするマンションを借りることになるわけですが、中古の輸入車を探す場合だっておおむねそんな感じです。
そりゃ大金を用意できれば選びたい放題ですが、車両価格50万円とか60万円ぐらいの格安しばりで探す場合は、最初は「なるべくおしゃれで新しい年式がイイな♪」なんて盛り上がるんですが、徐々に現実に打ちのめされ、最終的には「ま、仕方ないか……」とかなんとか言いながら、ちょっと地味めでちょっと古めの物件にハンコをついているものです。
それが一般的に見た場合の現実なんですが、中にはちょっとした例外もあります。つまり、車両50万とか60万円という格安しばりでも、なかなかイケてるビジュアルおよび雰囲気の1台が探せる車種もある、ということです。
その車種の名前は旧型フォルクスワーゲン クロスポロです。
▲旧型フォルクスワーゲン ポロの車高を20mm上げたうえで随所にSUV的な仕掛けを施したクロスオーバー、フォルクスワーゲン クロスポロ。写真は06年9月から09年10月までの旧型
SUVというよりは「SUV調」のニクい奴
クロスポロというのは、フォルクスワーゲンのエントリーモデルであるポロをベースに作られたSUV調の小型クロスオーバー。SUVではなく、あくまでも「SUV調」ですので、駆動方式は本格的なヨンクではなく普通のFF(前の二輪だけを駆動させるごく普通の形式)で、悪路を走るためのアンダーガードっぽい処理などもされていますが、基本的には普通の舗装路を走ることを前提に作られたコンパクトカーです。ただ全体のデザインが確かに「SUV調」なので、今の世の中のセンスに合致してる感じなのです。
現在は10年6月からの現行型が新車として販売されていますが、そちらは中古でも140万円前後がボリュームゾーンですので、50万~60万円ぐらいの格安しばりではさすがにちょっと難しいです。なので、ここで推しているのは06年9月~09年10月まで販売された旧型クロスポロの方です。
現行クロスポロは(当然ですが)現行型のポロをベースにしていますが、こちら旧型クロスポロのベースは旧型ポロの後期型。搭載エンジンは1.6Lのシンプルな直列4気筒で、トランスミッション(オートマ)もシンプルな構造の6速AT。専用サスペンションの採用により普通のポロと比べて全高は20mm高くなっていて、これがまたSUVっぽい雰囲気の醸成に鋭くつながっています。
外観は前後バンパーが専用品で、その一部をSUVのアンダーガードっぽくシルバーに塗装しています。またボディ下部とフェンダーアーチモールをブラックの樹脂とし、ルーフレールを追加している点もSUV的な特徴。カラフルなボディカラーは全5色用意され、オレンジとライムの2色はインテリアも同色系のファブリック素材にコーディネイトされています。
▲凹凸が付いた前後専用バンパーの中央部をアンダーパネル風に塗り分け、専用サスペンションで車高も20mmアップ。フェンダーアーチモールなどをあえて黒の樹脂にすることで「道具っぽさ」を出しています
▲ボディカラーがオレンジまたはライムの場合限定ですが、インテリアのカラーリングもこのようにボディ同色の華やかなものとなります。内装は運転中もほぼ常に目に入る部分ですので、こだわりたいところです
古さをほとんど感じさせないデザインの妙
で、そんな感じでなかなかステキな旧型クロスポロの中古車相場は現在、33万~105万円と上下に幅広いのですが、「車両価格60万円以下しばり」でも割とフツーに探せる状況です。ということで、お手頃予算でちょっと洒落た感じの輸入車を探している人にはぜひオススメしたいのですが、なかにはこうおっしゃる人もいるでしょう。
「でもさぁ、最終年式でも7年前の車でしょ? 今見るとちょっと古いというか『残念な感じ』に見えちゃうんじゃないかなぁ」
確かにクロスポロではなく普通の旧型ポロですと、(それに乗ってる人には大変申し訳ないですが)2017年の視点で見ると「正直、古いかもなぁ……」と感じる場合があるかもしれません。しかし旧型クロスポロは、前のチャプターで申し上げたとおり「SUVっぽいデザイン」がかなり効いてますので、今現在の視点で見てもさほどの古さは感じないというか、オレンジやライムなどのビビッドなボディカラーの場合は「むしろいい感じ!」に見える可能性すらあるのです。
また現行型のクロスポロは確かに機械として素晴らしいですが、旧型クロスポロのシンプルな作りだって捨てたもんじゃありません。最新のデュアルクラッチ式トランスミッションというのは非常に優秀な半面、壊れると少しやっかいだったりする側面もあります。しかし旧型クロスポロの変速機はオーソドックスな6速ATですので、ちゃんと手入れをしたうえで丁寧に扱えば、そう簡単には壊れないものです。
もちろん古い世代の車ですから、購入時は整備履歴などを中心にしっかりと状態をチェックする必要はありますし、「車両60万円以下しばり」で探す場合は走行距離がやや多めの物件もターゲットに入りますので、より慎重にコンディションを吟味する必要はあるでしょう。
しかし旧型フォルクスワーゲン クロスポロは、この予算で狙える中古の輸入車としては破格なまでに「いい感じ」のビジュアル的雰囲気を醸し出してくれる車です。「この価格帯ではありがちな地味系の車はどうしても好きになれない……」という人は、ぜひ旧型クロスポロに注目してみてください!
▲中古車は新車と違ってボディカラーをオーダーすることはできませんが、クロスポロの場合、できればこのような感じの鮮やかな色味の1台を探すことをオススメしたいですね!
【関連リンク】
▼検索条件
フォルクスワーゲン クロスポロ(初代)×車両本体価格60万円以下×修復歴なし
text/編集部
photo/フォルクスワーゲン
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<br />
で、仕方ないので妥協して、ちょっとダサかったりちょっと駅から遠めだったりするマンションを借りることになるわけですが、中古の輸入車を探す場合だっておおむねそんな感じです。<br />
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そりゃ大金を用意できれば選びたい放題ですが、車両価格50万円とか60万円ぐらいの格安しばりで探す場合は、最初は「なるべくおしゃれで新しい年式がイイな♪」なんて盛り上がるんですが、徐々に現実に打ちのめされ、最終的には「ま、仕方ないか……」とかなんとか言いながら、ちょっと地味めでちょっと古めの物件にハンコをついているものです。<br />
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それが一般的に見た場合の現実なんですが、中にはちょっとした例外もあります。つまり、車両50万とか60万円という格安しばりでも、なかなかイケてるビジュアルおよび雰囲気の1台が探せる車種もある、ということです。<br />
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その車種の名前は旧型フォルクスワーゲン クロスポロです。</p>
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<h3>SUVというよりは「SUV調」のニクい奴</h3>
<p>クロスポロというのは、フォルクスワーゲンのエントリーモデルであるポロをベースに作られたSUV調の小型クロスオーバー。SUVではなく、あくまでも「SUV調」ですので、駆動方式は本格的なヨンクではなく普通のFF(前の二輪だけを駆動させるごく普通の形式)で、悪路を走るためのアンダーガードっぽい処理などもされていますが、基本的には普通の舗装路を走ることを前提に作られたコンパクトカーです。ただ全体のデザインが確かに「SUV調」なので、今の世の中のセンスに合致してる感じなのです。<br />
<br />
現在は10年6月からの現行型が新車として販売されていますが、そちらは中古でも140万円前後がボリュームゾーンですので、50万~60万円ぐらいの格安しばりではさすがにちょっと難しいです。なので、ここで推しているのは06年9月~09年10月まで販売された旧型クロスポロの方です。<br />
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現行クロスポロは(当然ですが)現行型のポロをベースにしていますが、こちら旧型クロスポロのベースは旧型ポロの後期型。搭載エンジンは1.6Lのシンプルな直列4気筒で、トランスミッション(オートマ)もシンプルな構造の6速AT。専用サスペンションの採用により普通のポロと比べて全高は20mm高くなっていて、これがまたSUVっぽい雰囲気の醸成に鋭くつながっています。<br />
<br />
外観は前後バンパーが専用品で、その一部をSUVのアンダーガードっぽくシルバーに塗装しています。またボディ下部とフェンダーアーチモールをブラックの樹脂とし、ルーフレールを追加している点もSUV的な特徴。カラフルなボディカラーは全5色用意され、オレンジとライムの2色はインテリアも同色系のファブリック素材にコーディネイトされています。</p>
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<h3>古さをほとんど感じさせないデザインの妙</h3>
<p>で、そんな感じでなかなかステキな旧型クロスポロの中古車相場は現在、33万~105万円と上下に幅広いのですが、「車両価格60万円以下しばり」でも割とフツーに探せる状況です。ということで、お手頃予算でちょっと洒落た感じの輸入車を探している人にはぜひオススメしたいのですが、なかにはこうおっしゃる人もいるでしょう。<br />
<br />
「でもさぁ、最終年式でも7年前の車でしょ? 今見るとちょっと古いというか『残念な感じ』に見えちゃうんじゃないかなぁ」<br />
<br />
確かにクロスポロではなく普通の旧型ポロですと、(それに乗ってる人には大変申し訳ないですが)2017年の視点で見ると「正直、古いかもなぁ……」と感じる場合があるかもしれません。しかし旧型クロスポロは、前のチャプターで申し上げたとおり「SUVっぽいデザイン」がかなり効いてますので、今現在の視点で見てもさほどの古さは感じないというか、オレンジやライムなどのビビッドなボディカラーの場合は「むしろいい感じ!」に見える可能性すらあるのです。<br />
<br />
また現行型のクロスポロは確かに機械として素晴らしいですが、旧型クロスポロのシンプルな作りだって捨てたもんじゃありません。最新のデュアルクラッチ式トランスミッションというのは非常に優秀な半面、壊れると少しやっかいだったりする側面もあります。しかし旧型クロスポロの変速機はオーソドックスな6速ATですので、ちゃんと手入れをしたうえで丁寧に扱えば、そう簡単には壊れないものです。<br />
<br />
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しかし旧型フォルクスワーゲン クロスポロは、この予算で狙える中古の輸入車としては破格なまでに「いい感じ」のビジュアル的雰囲気を醸し出してくれる車です。「この価格帯ではありがちな地味系の車はどうしても好きになれない……」という人は、ぜひ旧型クロスポロに注目してみてください!</p>
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<br />
で、仕方ないので妥協して、ちょっとダサかったりちょっと駅から遠めだったりするマンションを借りることになるわけですが、中古の輸入車を探す場合だっておおむねそんな感じです。<br />
<br />
そりゃ大金を用意できれば選びたい放題ですが、車両価格50万円とか60万円ぐらいの格安しばりで探す場合は、最初は「なるべくおしゃれで新しい年式がイイな♪」なんて盛り上がるんですが、徐々に現実に打ちのめされ、最終的には「ま、仕方ないか……」とかなんとか言いながら、ちょっと地味めでちょっと古めの物件にハンコをついているものです。<br />
<br />
それが一般的に見た場合の現実なんですが、中にはちょっとした例外もあります。つまり、車両50万とか60万円という格安しばりでも、なかなかイケてるビジュアルおよび雰囲気の1台が探せる車種もある、ということです。<br />
<br />
その車種の名前は旧型フォルクスワーゲン クロスポロです。</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲旧型フォルクスワーゲン ポロの車高を20mm上げたうえで随所にSUV的な仕掛けを施したクロスオーバー、フォルクスワーゲン クロスポロ。写真は06年9月から09年10月までの旧型" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62207/CPL_2.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲旧型フォルクスワーゲン ポロの車高を20mm上げたうえで随所にSUV的な仕掛けを施したクロスオーバー、フォルクスワーゲン クロスポロ。写真は06年9月から09年10月までの旧型</span><!-- nodisplay end --></div>
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<p>クロスポロというのは、フォルクスワーゲンのエントリーモデルであるポロをベースに作られたSUV調の小型クロスオーバー。SUVではなく、あくまでも「SUV調」ですので、駆動方式は本格的なヨンクではなく普通のFF(前の二輪だけを駆動させるごく普通の形式)で、悪路を走るためのアンダーガードっぽい処理などもされていますが、基本的には普通の舗装路を走ることを前提に作られたコンパクトカーです。ただ全体のデザインが確かに「SUV調」なので、今の世の中のセンスに合致してる感じなのです。<br />
<br />
現在は10年6月からの現行型が新車として販売されていますが、そちらは中古でも140万円前後がボリュームゾーンですので、50万~60万円ぐらいの格安しばりではさすがにちょっと難しいです。なので、ここで推しているのは06年9月~09年10月まで販売された旧型クロスポロの方です。<br />
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現行クロスポロは(当然ですが)現行型のポロをベースにしていますが、こちら旧型クロスポロのベースは旧型ポロの後期型。搭載エンジンは1.6Lのシンプルな直列4気筒で、トランスミッション(オートマ)もシンプルな構造の6速AT。専用サスペンションの採用により普通のポロと比べて全高は20mm高くなっていて、これがまたSUVっぽい雰囲気の醸成に鋭くつながっています。<br />
<br />
外観は前後バンパーが専用品で、その一部をSUVのアンダーガードっぽくシルバーに塗装しています。またボディ下部とフェンダーアーチモールをブラックの樹脂とし、ルーフレールを追加している点もSUV的な特徴。カラフルなボディカラーは全5色用意され、オレンジとライムの2色はインテリアも同色系のファブリック素材にコーディネイトされています。</p>
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<h3>古さをほとんど感じさせないデザインの妙</h3>
<p>で、そんな感じでなかなかステキな旧型クロスポロの中古車相場は現在、33万~105万円と上下に幅広いのですが、「車両価格60万円以下しばり」でも割とフツーに探せる状況です。ということで、お手頃予算でちょっと洒落た感じの輸入車を探している人にはぜひオススメしたいのですが、なかにはこうおっしゃる人もいるでしょう。<br />
<br />
「でもさぁ、最終年式でも7年前の車でしょ? 今見るとちょっと古いというか『残念な感じ』に見えちゃうんじゃないかなぁ」<br />
<br />
確かにクロスポロではなく普通の旧型ポロですと、(それに乗ってる人には大変申し訳ないですが)2017年の視点で見ると「正直、古いかもなぁ……」と感じる場合があるかもしれません。しかし旧型クロスポロは、前のチャプターで申し上げたとおり「SUVっぽいデザイン」がかなり効いてますので、今現在の視点で見てもさほどの古さは感じないというか、オレンジやライムなどのビビッドなボディカラーの場合は「むしろいい感じ!」に見える可能性すらあるのです。<br />
<br />
また現行型のクロスポロは確かに機械として素晴らしいですが、旧型クロスポロのシンプルな作りだって捨てたもんじゃありません。最新のデュアルクラッチ式トランスミッションというのは非常に優秀な半面、壊れると少しやっかいだったりする側面もあります。しかし旧型クロスポロの変速機はオーソドックスな6速ATですので、ちゃんと手入れをしたうえで丁寧に扱えば、そう簡単には壊れないものです。<br />
<br />
もちろん古い世代の車ですから、購入時は整備履歴などを中心にしっかりと状態をチェックする必要はありますし、「車両60万円以下しばり」で探す場合は走行距離がやや多めの物件もターゲットに入りますので、より慎重にコンディションを吟味する必要はあるでしょう。<br />
<br />
しかし旧型フォルクスワーゲン クロスポロは、この予算で狙える中古の輸入車としては破格なまでに「いい感じ」のビジュアル的雰囲気を醸し出してくれる車です。「この価格帯ではありがちな地味系の車はどうしても好きになれない……」という人は、ぜひ旧型クロスポロに注目してみてください!</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲中古車は新車と違ってボディカラーをオーダーすることはできませんが、クロスポロの場合、できればこのような感じの鮮やかな色味の1台を探すことをオススメしたいですね!" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62207/CPL_5.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲中古車は新車と違ってボディカラーをオーダーすることはできませんが、クロスポロの場合、できればこのような感じの鮮やかな色味の1台を探すことをオススメしたいですね!</span><!-- nodisplay end --></div>
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<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
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<div class="FAIR_btn3"><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&SORT=2&CARC=VW_S035&FMCC=VW_S035_F001&PMAX=600000&OPTCD=REP0&SP=Y&fed=contnikkancs_20170306_oc20170306001to" target="_blank">車両本体価格60万円以下、修復歴なしの旧型フォルクスワーゲン クロスポロを探してみる</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
フォルクスワーゲン クロスポロ(初代)×車両本体価格60万円以下×修復歴なし</div>
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<div class="author">text/編集部<br />
photo/フォルクスワーゲン</div>
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[title] => フルモデルチェンジ後に、旧型の中古車がお得になる相場メカニズムを解析!
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[description] => サイクルは車種により大きく異なりますが、車は登場してから時間が経つと、新しいモデルに変わります。この変更を大きく分けると、プラットフォームや搭載エンジン、デザインなど、車自体が大きく変わるフルモデルチェンジと、デザインの一部や装備などが変わるマイナーチェンジの2種類があります(ほかに車両の一部に変更が施される一部改良もあり)。
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<div class="taC w600_img"><!-- TopBlogsPlusImage start --><img alt="▲人気モデルがフルモデルチェンジすると、数ヵ月後に旧型の中古車流通量が急増。その結果、相場が下がりお買い得な中古車を見つけやすくなります!" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62201/170303_model1.jpg" width="600" /><!-- TopBlogsPlusImage end --> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲人気モデルがフルモデルチェンジすると、数ヵ月後に旧型の中古車流通量が急増。その結果、相場が下がりお買い得な中古車を見つけやすくなります!</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3>おいしい中古車を買いたいなら、相場が急落するタイミングを見逃すな!</h3>
<p><!-- short sentence start -->サイクルは車種により大きく異なりますが、車は登場してから時間が経つと、新しいモデルに変わります。この変更を大きく分けると、プラットフォームや搭載エンジン、デザインなど、車自体が大きく変わるフルモデルチェンジと、デザインの一部や装備などが変わるマイナーチェンジの2種類があります(他に車両の一部に変更が施される一部改良もあり)。<!-- short sentence end --><br />
<br />
フルモデルチェンジが施されると、それまで発売されていたモデルは“旧型車”という扱いになります。そして現行型から旧型に変わると、中古車相場は値下がり傾向になるのです。ここでフルモデルチェンジで旧型の中古車が安くなるメカニズムを解析してみましょう。<br />
<br />
<b>①新車ディーラーの展示車や試乗車が中古車市場に放出される</b><br />
新車ディーラーではショールームの展示車両、試乗に使う車両が用意されています。フルモデルチェンジが行われるとこれらの入れ替えが行われ、これまで使っていた車両が中古車市場に出てきます。<br />
<br />
ひとつのお店にある車の台数は多くても数台ですが、すべての新車ディーラーで入れ替えが行われるため、台数増加はかなりの量になります。展示車や試乗車は走行距離が少なく、またディーラーできちんと管理され必要な整備も受けているので、状態のいい中古車が多いのが特徴です。<br />
<br />
<b>②新型への買い替えによる下取りで中古車流通量が増える</b><br />
新車ユーザーには、フルモデルチェンジが行われると新しいモデルに乗り替える人がかなりいます。とくにフルモデルチェンジ直後は新型車に乗り替える人が集中。そしてこれまで乗っていた車(旧型車)は下取りされるため、フルモデルチェンジ後は旧型の中古車台数が増加します。<br />
<br />
<b>③レンタカーの入れ替えが行われる</b><br />
みなさんご存じのとおり、レンタカーは時間単位で車をレンタルするシステムです。必要なときだけ車を使えるので車をもっていない人も多く利用しますが、メーカーの立場から見るとレンタカーは宣伝の一つにもなっています。利用した人がその車を気に入り、新車購入を考えたときに候補に入れてもらおうという狙いですね。<br />
<br />
そのため、とくにメーカー系のレンタカー会社ではフルモデルチェンジが行われると順次車両の入れ替えが行われ、これまで使われていた車は中古車として市場に放出されます。<br />
<br />
<b>④現行型に乗りたい人が注目しなくなる</b><br />
車種はもちろん、価格や年式、走行距離など、中古車探しは人により様々な条件があります。そして“現行型”を条件に中古車を探している人も一定数います。この場合、フルモデルチェンジすると条件から外れるため、注目度は現行型だったときよりも下がってしまうのです。<br />
<br />
相場は需要と供給のバランスで決まるというのは世の常。中古車だって例外ではありません。流通量(供給)が増えるのに注目度は現行型だった頃より下がるため、必然的に中古車相場は下がるわけです。中には平均価格が上昇するモデルもありますが、これは上にあるメカニズムの①が顕著に現れ、高年式低走行の中古車が急激に増えたから。平均価格という見た目の数字は上がっていても、お得な中古車は確実に増えていますよ。ここで、フルモデルチェンジが過ぎ、がぜんおいしくなっている中古車を紹介しましょう。</p>
<h3>スバル インプレッサスポーツ(初代)</h3>
<p><br />
<b>平均価格上昇の波が落ち着き、急激に値落ち</b></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲室内の広さや水平対向エンジンならではのスポーツ性など、他のモデルとは一線を画すインプレッサスポーツ。排気量は1.6Lと2L。2015年6月には、ハイブリッドモデルも追加されました" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62201/170303_model2.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲室内の広さや水平対向エンジンならではのスポーツ性など、他のモデルとは一線を画すインプレッサスポーツ。排気量は1.6Lと2L。2015年6月には、ハイブリッドモデルも追加されました</span><!-- nodisplay end --></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲フルモデルチェンジされた2016年10月から年末にかけてE型(年式が新しい)の流通量が増えたため中古車相場は上昇。その波も落ち着き、現在は急速に値を下げています。2014年10月までの年式の古めのA~C型(年式が古め)の1.6L車なら車両本体価格100万円以下の中古車も見つかりますよ! ※グラフの単位は万円(車両本体価格)" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62201/170303_model3.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲フルモデルチェンジされた2016年10月から年末にかけてE型(年式が新しい)の流通量が増えたため中古車相場は上昇。その波も落ち着き、現在は急速に値を下げています。2014年10月までのA~C型(年式が古め)の1.6L車なら車両本体価格100万円以下の中古車も見つかりますよ! ※グラフの単位は万円(車両本体価格)</span><!-- nodisplay end --></div>
<p><br />
2016年10月にフルモデルチェンジしたインプレッサのハッチバックモデル。旧型は2011年12月にデビューしました。多くのメーカーはモデルチェンジの間にマイナーチェンジを行い、あとはごく小規模な改良を施しますが、スバルはおよそ年に一度改良を施し車を熟成させていく“年次改良”の方式をとっています。マニアの間ではフルモデルチェンジ後のモデルをA型、以降は年次改良が施されるたびに、B型、C型……と呼ばれていきます。<br />
<br />
先代インプレッサスポーツは2L車のアイサイトがカラーカメラを搭載するver.3になったD型の2.0iアイサイト4WDは車両本体価格200万円から、最上級グレードのハイブリッド2.0i-Sアイサイト4WDは車両本体価格210万円から見つかります。アイサイトがver.2でもOKならA型の2.0iアイサイトがオススメ。車両本体価格120万円前後のものも出てきています。<br />
<br />
中古車相場:90万~250万円<br />
流通量:約540台<br />
</p>
<h3>ホンダ フリード(初代)</h3>
<p><br />
<b>居住性は現行型に引けを取らない!</b></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲コンパクトミニバンとは思えない室内空間の広さに定評があるフリード。3列目に大人3人が座れるシートを設定(2011年10月以降は2人掛けに変更)し、ライバルに差をつけました" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62201/170303_model4.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲コンパクトミニバンとは思えない室内空間の広さに定評があるフリード。3列目に大人3人が座れるシートを設定(2011年10月以降は2人掛けに変更)し、ライバルに差をつけました</span><!-- nodisplay end --></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲高年式車の増加によりフルモデルチェンジ後は平均価格が上がったものの、すぐに元に戻りました。低価格帯はこれ以上値落ちするのが難しいところまで下がっているため平均価格は横ばいになっていますが、総額50万円以下で買える中古車をはじめ、割安感は高まっています。※グラフの単位は万円(車両本体価格)" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62201/170303_model5.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲高年式車の増加によりフルモデルチェンジ後は平均価格が上がったものの、すぐに元に戻りました。低価格帯はこれ以上値落ちするのが難しいところまで下がっているため平均価格は横ばいになっていますが、総額50万円以下で買える中古車をはじめ、割安感は高まっています。※グラフの単位は万円(車両本体価格)</span><!-- nodisplay end --></div>
<p><br />
1.5Lクラスのコンパクトミニバンであるフリード。この市場はトヨタ シエンタとフリードがしのぎを削っていますが、2015年にシエンタがフルモデルチェンジするまでは、フリードが圧倒的に優位に立っていました。<br />
<br />
現行型は初代以上に2列目、3列目の居住性が向上していますが、旧型だって短時間の移動に使うと割り切れば3列目席に不都合はありません。2011年10月のマイナーチェンジでハイブリッドモデルも追加されています。ガソリンモデルは30万円から、ハイブリッドモデルは100万円から中古車が見つかります。<br />
<br />
中古車相場:30万~220万円<br />
流通量:約1560台<br />
</p>
<h3>メルセデス・ベンツ Eクラス(4代目)</h3>
<p><br />
<b>フルモデルチェンジによる平均価格の下げ幅は130万円以上!</b></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲先進安全技術がふんだんに盛り込まれた現行型に注目が集まったことで、旧型Eクラスは急速に値落ち。2009年式や2010年式だと200万円以下の中古車もあります!" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62201/170303_model6.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲先進安全技術がふんだんに盛り込まれた現行型に注目が集まったことで、旧型Eクラスは急速に値落ち。2009年式や2010年式だと200万円以下の中古車もあります!</span><!-- nodisplay end --></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲フルモデルチェンジと同時に相場が急落。今や4代目Eクラスの平均価格は288.8万円に(2017年2月末時点)。前期型なら車両本体価格200万円以下の中古車もかなりあります。しかも走行距離は10万km未満! Eクラスにこの値段で乗れるなんて、信じられますか!? ※グラフの単位は万円(車両本体価格)" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62201/170303_model7.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲フルモデルチェンジと同時に相場が急落。今や4代目Eクラスの平均価格は288.8万円に(2017年2月末時点)。前期型なら車両本体価格200万円以下の中古車もかなりあります。しかも走行距離は10万km未満! Eクラスにこの値段で乗れるなんて、信じられますか!? ※グラフの単位は万円(車両本体価格)</span><!-- nodisplay end --></div>
<p><br />
フルモデルチェンジによる中古車相場の下落はプレミアムカーほど顕著に現れます。なぜなら新型の登場時に無条件で買い替える人が多いから。同じ10%の値落ちでも、元の価格が高い分、下がる金額も大きくなります。<br />
<br />
昨年にフルモデルチェンジしたプレミアムカーで象徴的な相場の動きを見せたのがメルセデス・ベンツ Eクラス。2016年7月以降、相場が一気に下落。約8ヵ月で平均価格が130万円以上値落ちしています。<br />
<br />
旧型Eクラスは2013年5月以降の後期型とそれまでの前期型ではエクステリアデザインが大きく異なります。人気の後期型はまだ300万円以上の予算を見ておきたいですが、前期型なら総額150万円以下で買える中古車も! 予算を200万円まで上げればE350アバンギャルドやディーゼルモデルのE350 ブルーテック アバンギャルドも見つかりますよ!<br />
<br />
中古車相場:130万~550万円<br />
流通量:約370台<br />
</p>
<h3>これからの相場動向に注目しておきたい旧型車は?</h3>
<p><br />
走りに定評のあるスズキ スイフトやディーゼルエンジン搭載モデルの人気が高いマツダ CX-5、軽自動車の定番モデルであるスズキ ワゴンRなど、昨年末から今年2月にかけて新型車が登場した人気モデルは、まだ旧型車の中古車相場に大きな動きはありませんが、近いうちに値落ちの兆しが見えるはず。<br />
<br />
中古車をお得に買いたい人はフルモデルチェンジの時期に注目してみましょう。高年式低走行の後期型を狙うもよし! 予算重視で前期型を狙うもよし! とことん安く買いたいなら先々代の中古車にまで目を向けてみるのもあり。旧型の値落ちに押される形で値を下げている可能性がありますからね。</p>
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<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
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<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/bSB/s048/f001/index.html?fed=contnikkancs_20170309_mc20170309003mm" target="_blank">スバル インプレッサスポーツ(初代)の中古車を探す</a></li>
</ul>
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<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/bHO/s083/f001/index.html?fed=contnikkancs_20170309_mc20170309003mm" target="_blank">ホンダ フリード(初代)の中古車を探す</a></li>
</ul>
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<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/bME/s014/f004/index.html?fed=contnikkancs_20170309_mc20170309003mm" target="_blank">メルセデス・ベンツ Eクラス(4代目)の中古車を探す</a></li>
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<div class="author">text/高橋 満(BRIDGE MAN)<br />
photo/スバル、ホンダ、メルセデス・ベンツ</div>
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[description] => すべての自動車愛好家が……というわけでもないが、多くの自動車愛好家が憧れる存在、スーパーカー。それについての公式かつ明確な定義はないが、「スーパー」な「カー」というだけあって、その魅力の本質は「非日常性」にあるはずだ。現実離れした劇画のようなフォルム。いつどこで発揮するつもりなんだ? と言いたくなる異次元の動力性能。そして異次元の価格設定。
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<div class="taC w600_img"><!-- TopBlogsPlusImage start --><img alt="▲「非日常を楽しむ」という意味では、わざわざ500馬力や700馬力のスーパーカーを買わないでも、例えばこのシトロエン 2CVみたいな車で十分な可能性も?" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62198/gspc_1.jpg" width="600" /><!-- TopBlogsPlusImage end --> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲「非日常を楽しむ」という意味では、わざわざ500馬力や700馬力のスーパーカーを買わないでも、例えばこのシトロエン 2CVみたいな車で十分な可能性も?</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3>極端に遅い「逆スーパーカー」もある意味かなり刺激的</h3>
<p><!-- short sentence start -->すべての自動車愛好家が……というわけでもないが、多くの自動車愛好家が憧れる存在、スーパーカー。それについての公式かつ明確な定義はないが、「スーパー」な「カー」というだけあって、その魅力の本質は「非日常性」にあるはずだ。現実離れした劇画のようなフォルム。いつどこで発揮するつもりなんだ? と言いたくなる異次元の動力性能。そして異次元の価格設定。それらすべてが、我々の日常の延長線上には決してないモノだからこそ、ある種の人間はスーパーカーに強く引かれるのだ。<!-- short sentence end --><br />
<br />
で、その世界を真摯に追求するのも一つの人生ではあるが、本気で非日常を追求してしまうと、何かと差し障りも生じるのがこの浮世。500馬力や800馬力の車で全開をカマしていては免許証がいくつあっても足りず、そしてそもそも入手にはベラボーなお金が必要。フツーの感覚で生きている人間としては、そう簡単にできるものでもないのが「スーパーカー趣味」なのである。<br />
<br />
そこで提案したいのが「逆スーパーカー」だ。<br />
<br />
逆スーパーカーについても公式かつ明確な定義はないのだが、要するに「すべてが正統スーパーカーとは真逆な車」をイメージしていただければ、それが逆スーパーカーである。<br />
<br />
現代の基準から見るとあり得ないほど遅かったり、あり得ないほど小さかったり、またあり得ないほど質素だったり……という車。それらは正統スーパーカーと真逆のベクトルではあるものの、広くとらえるならば同種類の「非日常性」を享受できるステキでスペシャルな存在だ。あちらが非日常ならこっちだって(ある意味)かなり非日常ですよ、ということである。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲流通量はきわめて少ないが、今なおたまに路上で見かけることもある50年代から70年代のフィアット 500(NUOVA 500)。この極端なまでの小ささはまさに逆スーパーカー的。現代の視点から見ると完全に「非日常」だ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62198/gspc_2.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲流通量はきわめて少ないが、今なおたまに路上で見かけることもある50年代から70年代のフィアット 500(NUOVA 500)。この極端なまでの小ささはまさに逆スーパーカー的。現代の視点から見ると完全に「非日常」だ</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3>逆スーパーカーの化身(?)シトロエン 2CVはこんな感じ!</h3>
<p>長い人生のある時期「逆スーパーカー」に乗ってみると、あなたはごくフツーの車に乗っていては絶対に経験しないはずのモロモロを、ひんぱんに経験することになる。そしてそれは正統スーパーカーに乗る人生と(ある意味)同種の驚きと歓びであったと、あとになって気づくのだ。<br />
<br />
逆スーパーカー界最大のスターといえばシトロエン 2CVだろう。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲フランスのシトロエンが1948年に発表した前輪駆動の乗用車、シトロエン 2CV。当時の農民のための車として「こうもり傘に4つの車輪を付けたような車」というシンプルなテーマで開発された。写真は数年前乗っていた筆者の私物。現在の中古車相場はやや高騰しており、100万~180万円付近が中心" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62198/gspc_3.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲フランスのシトロエンが1948年に発表した前輪駆動の乗用車、シトロエン 2CV。当時の農民のための車として「こうもり傘に4つの車輪を付けたような車」というシンプルなテーマで開発された。写真は数年前乗っていた筆者の私物。現在の中古車相場はやや高騰しており、100万~180万円付近が中心</span><!-- nodisplay end --></div>
<br />
<p>筆者も数年前に乗っていたが、最高の逆スーパーカーである。なにせあり得ないほど遅い。そしてびっくりするほど鉄板が薄く、万一の際に果たしてドライバーのことをしっかり守ってくれるものなのか、そんな不安がよぎってしまうほど、はかないというかプリミティブな作りの車だ。<br />
<br />
そこが逆に素晴らしい。<br />
<br />
駐車場でエンジンを始動させ(寒い時期はチョークを引く)、当然パワステなど付いてないのでいわゆる重ステなのだが、車体が軽いのでタイヤがひと転がりさえすれば思いのほかサクサク回せるステアリングを操作しながら、幹線道路に出る。で、後ろの車に追突されないよう思いっきりアクセルを踏んでフル加速し、スピードに乗る。速度が乗るまでにちょっと時間はかかるが、少々の時間をかけさえすれば、現代の交通事情の下でもノープロブレムな巡航速度には達する。<br />
<br />
が、何の考えもなしにカーブを曲がろうとするとなかなか曲がらないので、軽くアセったりもする。「あ、そういえば荷重移動だ!」と懐かしい単語を思い出し、カーブの手前でしっかり減速することで前輪に荷重をかけ、そしてスッとステアリングを切る。すると2CVは華奢なボディをたわませながら、意外とスポーティな身のこなしでシュッと向きを変えてくれる。<br />
<br />
そんなこんなで気を良くして運転していても、やはり鉄板の薄さや華奢なボディのせいで、常にある種の不安に包まれた状態となる。四方八方に注意を払いながら、なるべくスムーズに、なるべく安全に、しかしなるべく活発に、心と身体すべてを使うイメージで2CVを走らせる。<br />
<br />
……すると当然、目的地や自宅車庫に到着したときにはダーッと疲れるわけだが、その疲労はなかなか心地よいものだ「エベレストに無酸素で登頂しました」とかそんな大層なものではないが、「ケーブルカーには乗らず自分の足で高尾山に登りました」ぐらいの達成感と満足感は感じられるだろう。あ、ちなみに高尾山というのは東京のはずれにある標高599mの小さな山です。
<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲写真の場所は東京・銀座のリクルート本社ビル(当時)裏手。この車だと都内の筆者自宅から銀座に行くだけでちょっとした遠征気分だったが、それもまた楽しい貴重な経験だった" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62198/gspc_4.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲写真の場所は東京・銀座のリクルート本社ビル(当時)裏手。この車だと都内の筆者自宅から銀座に行くだけでちょっとした遠征気分だったが、それもまた楽しい貴重な経験だった</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3>2CV以外だと例えばこんな逆スーパーカーはいかが?</h3>
<p>シトロエン 2CVについて長々と書いてしまったが、要するにこれが逆スーパカーの「非日常性」だ。まったくの逆方向ではあるものの、700馬力や800馬力の正統スーパーカーと(ある意味)同じ種類の「フツーじゃない刺激」が、そこには確実に存在するのである。<br />
<br />
逆スーパーカー界最大のスターはシトロエン 2CVだと思う筆者だが、例えばミニもいいだろう。もちろんBMW製となった今のやつではなく、英国製の元祖の方だ。この(現代の感覚では)あり得ない小ささは紛れもなく逆スーパーカー的であり、唯一無二の刺激をあなたの人生に与えるだろう。
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<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲59年から00年まで販売された英国の元祖ミニ。全長3051mm×全幅1410mm×全高1346mmというのは今の感覚からすると「あり得ない!」と叫びたくなるほど小さいが、身長180cm近い人間でもなぜか普通に座れてしまうのが不思議なところ。運転感覚もダイレクト感の塊で、現代の車とはかなり異なる印象を受けるはず" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62198/gspc_5.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲59年から00年まで販売された英国の元祖ミニ。全長3051mm×全幅1410mm×全高1346mmというのは今の感覚からすると「あり得ない!」と叫びたくなるほど小さいが、身長180cm近い人間でもなぜか普通に座れてしまうのが不思議なところ。運転感覚もダイレクト感の塊で、現代の車とはかなり異なる印象を受けるはず</span><!-- nodisplay end --></div>
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<p>「あり得ない小ささ」という意味では、スマート フォーツーあるいはスマート ロードスターもなかなかの逆スーパーカーと言えるかもしれない。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲メルセデスとスウォッチのコラボから生まれた超ミニマムなシティコミューター、スマート フォーツー。写真は07年からの第2世代で、運転感覚は実はかなりしっかりしている。中古車相場は30万~120万円付近" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62198/gspc_6.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲メルセデスとスウォッチのコラボから生まれた超ミニマムなシティコミューター、スマート フォーツー。写真は07年からの第2世代で、運転感覚は実はかなりしっかりしている。中古車相場は30万~120万円付近</span><!-- nodisplay end --></div>
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<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲スマート フォーツーをベースに作られた異色スポーツカー、スマート ロードスター。フォーツーより高出力な0,7Lの3気筒ターボを搭載し、峠の下りでは異様に速い。中古車相場は80万~160万円といったところだが、最近は流通量が減少傾向で、絶滅の危機に瀕している" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62198/gspc_7.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲スマート フォーツーをベースに作られた異色スポーツカー、スマート ロードスター。フォーツーより高出力な0,7Lの3気筒ターボを搭載し、峠の下りでは異様に速い。中古車相場は80万~160万円といったところだが、最近は流通量が減少傾向で、絶滅の危機に瀕している</span><!-- nodisplay end --></div>
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<p>正統スーパーカーといえばV12エンジンとかV8エンジンとかの爆音が特徴の一つだが、そういった意味では「ほぼ無音」となる電気自動車も逆スーパーカー的かもしれない。例えばBMW i3。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲BMWが14年4月から販売しているEV、BMW i3。タイヤなどが発する走行音はもちろん発生するが、エンジン音ゼロの静寂っぷりからはどことなく逆スーパーカー的わびさび(?)を感じる。中古車相場は250万~350万円ほど" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62198/gspc_8.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲BMWが14年4月から販売しているEV、BMW i3。タイヤなどが発する走行音はもちろん発生するが、エンジン音ゼロの静寂っぷりからはどことなく逆スーパーカー的わびさび(?)を感じる。中古車相場は250万~350万円ほど</span><!-- nodisplay end --></div>
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<p>「これがスーパーカー?」と疑問に思うかもしれないが、フォルクスワーゲン up!からもほのかな逆スーパカー臭を感じる。気の利いた軽自動車にも劣る装備レベルは、ある意味衝撃的で独創的。しかし車そのものとしての機能はすこぶる優秀である。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲後席の窓がいわゆる「はめ殺し」であるなど、軽自動車などの至れり尽くせりな便利装備に慣れている人は卒倒しそうなほどシンプルな装備となるフォルクスワーゲン up!。ただ安全装備にぬかりはなく、走行性能自体はクラス水準を大きく超えている。中古車相場は50万~130万円付近" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62198/gspc_9.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲後席の窓がいわゆる「はめ殺し」であるなど、軽自動車などの至れり尽くせりな便利装備に慣れている人は卒倒しそうなほどシンプルな装備となるフォルクスワーゲン up!。ただ安全装備にぬかりはなく、走行性能自体はクラス水準を大きく超えている。中古車相場は50万~130万円付近</span><!-- nodisplay end --></div>
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<p>……多くの人はこれを読んでも戯言か冗談としか思わず、そしてごく普通に3年落ちとか5年落ちとかの、装備充実な優秀中古実用車をカーセンサーnetを通じて購入するのだろう。それは仕方ないというか、むしろそちらが健全で当たり前の行為だ。<br />
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だがもしも「何らかの強烈な刺激を我が人生に与えたい!」と思っている人がいたならば、正統スーパーカーや強烈なスポーティカーもいいが、ぜひ「逆スーパーカー」にも注目していただきたいと、戯言ではなく意外と本気で思っている不肖筆者なのであった。
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<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
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<ul class="Base_Templete_Link3">
<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=CI_S023*RV_S001*MC_S001*MC_S004*BM_S045*VW_S046&FMCC=MC_S001_F002&fed=contnikkancs_20170307_kc20170307001yk" target="_blank">文中に登場した「逆スーパーカー」の中古車をチェックしてみる</a></li>
</ul>
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<div class="author">text/伊達軍曹<br />
photo/フィアット・クライスラー、BMW、ダイムラー、フォルクスワーゲン、伊達軍曹</div>
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